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中国の主張のどこに国際法的な根拠があるのでしょうか?

現在ある中国の形が中国でなく紀元前の形が中国だと主張しているように思います。じゃあ、現在の中国の領土のほうはいったいどう変えるつもりなのですかね? 海側だけを変えるの?(笑)

この主張の意味が掴めません。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k100105 …

誰かこれを説明してください。

A 回答 (7件)

国際法で言うところの領有権、つまり領域の権原について、


国際法上の解釈は以下のものがあります。

・先占 無主地を自国の領土とするもの
・時効 他国の領土を平穏に長期間継続して支配権を行使したもの
・併合 2国間の合意で一方の領域を全部譲り受けるもの
・割譲 2国間の合意で一方の領域を一部譲り受けるもの
・征服 戦勝国が一方的に併合・割譲するもの
    (現在は条約法条約52条などで認められない)
・添付 海底隆起や土地の造成によるもの

中国の場合、南沙諸島や尖閣諸島では、昔の記録を出してきて
先占を主張しています。
しかし、現在の国際的認識では、土地の発見だけでなく
領有の意志や実効支配の証拠を提示することが必要です。
ちなみに、「島を発見しました」という記録だけでは
領域権限が認められないことはパルマス島事件の判決で
確定しています。

韓国における竹島の主張でもそうですが、彼らは
「昔の記録で島があったとされている」とか
「その島に立ち寄った記録がある」とか
(竹島の場合)「鬱陵島から見えるから附属の島だ」と
主張していますが、いずれも実効支配した証拠ではなく、
領域権限としての主張とは認められません。

南沙諸島の場合、中国側は環礁があることは知っていても
実効支配はしていません。
(明・清の時代の公文書では最南端は海南島)
南沙諸島はフランスが占領した後、日本が占領して台湾としましたが、
中国は「日本の占領から解放した」を根拠としていません。
(割譲ではなく先占を主張したいからだと思われます)



リンクにある、中国が主張する「ない」については
1つめは2国間の協定なので何とも言えませんが、
2つめと3つめについては、国際海洋法条約第288条4において
  4 裁判所が管轄権を有するか否かについて争いがある場合には、
    当該裁判所の裁判で決定する。
ということで、管轄権は裁判所が判断するもので、
裁判所が管轄権ありと判断した場合、第296条で
  1 この節の規定に基づいて管轄権を有する裁判所が行う裁判は、
    最終的なものとし、すべての紛争当事者は、これに従う。
なので、「中国だけが正しい」という中国の主張は道められません。



ちなみに、竹島は日本が抗議しているので、何年経っても
時効取得にはあたりません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

領土の変遷は、日本国台湾総督府 > 台湾・ベトナム・フィリピン・ブルネイ・マレーシア ですよね。

中国は条文ではまだ国連の正式な加盟国でもない状態で条文では中華民国となていて本文でない部分に中華民国を中華人民共和国に読み替えるようになっているらしいのです。というこはいつでも台湾と入れ替わることが可能?

仮に国連の正式な一員になることを希望するなら裁定を遵守する義務が生じるとおもいます。

台湾の国連加盟運動があります。
http://ilha-formosa.org/?p=33273

お礼日時:2016/07/18 02:02

中国人自身がその危険度を良く御存知でしょう。

いつか殺しに来る人権派が生き残れない国の事件は、御存知でしょう。自然法で、やってきます。承知してい無いと自分の生存は、守れ無い国ですね。
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この回答へのお礼

一般論による回答をありがとうございます。

お礼日時:2016/07/18 02:02

自然法の世界、人口増加が領有権を主張する始皇帝の文化ですから、中国に国境が無いのは昔からです。

承知しておきましょうね。何時も待ち構え生存を守るだけです。
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この回答へのお礼

一般論による回答をありがとうございます。

お礼日時:2016/07/18 02:02

あなたが「教えて」と言っているから回答したまでです。


私の回答がお気に召さないからといって、拗ねたらダメだと思います。

回答無用だそうですが、「一を知って十を知る」あなたなら、そもそも質問無用であろうと思います。
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この回答へのお礼

あんた頭悪すぎです。
回答にもならないようなことしか書けないで、私に迷惑かけてることもわからないのか?

お礼日時:2016/07/17 11:45

この質問について答えられるのは中国の代表者でしょう。


日本人に聞いてみても、勝手な妄想を、もっともらしく語られるだけであると思います。
誰かが言ったことの意味は、その本人に尋ねる以外に道は無いと思います。
そして、特にこうした件は、正確な理解が必要です。
いい加減な情報に踊らされるのは、あなたのためにならないと思われます。
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この回答へのお礼

回答無用。一を知って十を知るということです。

お礼日時:2016/07/16 18:17

私は個人的に、以下のように「妄想」しています。



共産党首脳部が、「中国が大国になって、米国と伍していく為には、この領域の確保が必要だ。」と
「判断」して、生じた問題だと、思います。

この海域は弱小国しか無いし、理屈は何とでも付く。
大体、この「中国様」に逆らえる訳がない。

オバマも軟弱なので、この機会に「実績」を作った方が勝ちだ。
それに、「窮鼠、猫を咬む。」をしたのが、フィリピン。

その結果、作った屁理屈が、今回「認められなかった。」と言うだけでしょう。

連中は「全ては力だ。」と考えているので、米国が動かなければ、何も変わりません。
そして、変わるためには・・・・・

「キューバ危機」を思い出します。
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この回答へのお礼

おっしゃる通り、一方的に支配する問う言うやり方です。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2016/07/18 01:46

国際法上全く根拠がないということが裁判ではっきりしたんです。


中国の一方的な主張です。
意味としては今まで自分のものだったので、これからも自分のものと言っているだけです。国際法上の根拠はなくても。(ただのこじつけです。)

これだからの中国は世界の中でも孤立していくのでしょうね。
人の話は全く聞かない、自分の意見しか言わない・・・。
(-_-;)

とにかく、中国としては裁判所の決定のとおり南シナ海からの権益を破棄して、人工島をなくしていくようにしないと。
最終的にアメリカが仲裁に乗り出す前にしてくれないとほんと戦争になってもおかしくない状況かと。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2016/07/18 01:47

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