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自衛隊の艦艇・装備が1941年の夏にタイムスリップしたとて、帝国海・陸軍と共同歩調を組むことが可能とした場合、以下の戦争展開は可能だと思われますか?


①真珠湾を攻め、上陸占拠、史実では打ちもらした敵空母を撃沈。そののち、ハワイを奪還させるためにおびき出した上陸船団を含むエセックス級空母を連ねたアメリカの大艦隊を、陸自88式地対艦誘導弾を甲板に満載した海自おおすみを旗艦とする小船団の夜襲にて殲滅、太平洋の制海権を日本が確立。
②帝国空母・大和・海自イージス・潜水艦・対戦車ヘリらによる米西海岸都市の空爆・艦砲攻撃、パナマ運河の破壊。
③早期の和平交渉でハワイ以西の米版図を日本が領有することで決着。
④日中戦争を継続し、ドイツの戦況を有利にするため戦線をソ連にまで拡大する。
⑤インド洋に展開、援蒋ルートを完全遮断。東南アジアの全諸国を支配。
⑥ドイツとは別にソ連との和平交渉成立。満州国以東のソ連領を割譲成功。樺太の全支配。カムチャッカ半島の割譲。
⑦対中戦争に集中。中国沿岸部をあわせ領土の半分を奪取。戦争終結。

タイムスリップする海自艦艇や装備は下記の通りです。
・イージスあたご・あしがら・こんごう・みょうこう計4隻
・あきづき型2隻
・むらさめ型3隻
・いづも1隻、ひゅうが型2隻(オスプレイ8機、チヌーク10機、アパッチ40機搭載)
・輸送艦おおすみ3隻(甲板に地対艦誘導弾350発搭載、10式戦車20輌、89式装甲戦闘車20輌、対空機関砲VADS50輌)
・補給艦ましゅう型2隻、とわだ・ときわ・はまな各1隻
・潜水艦そうりゅう型4隻、おやしお型3隻
・他P3C哨戒機10機

ミサイル・弾薬・燃料は全てフル装備だったとします。

A 回答 (8件)

ぜんぶ無理



ひとつかふたつは選べばできるけど、後は全部不可能

理由
まず、燃料がない、これだけの機動力を確保するには補給艦がいくつあっても足りないし、全速力で戦闘行動をする護衛艦は思った以上に燃料を消費する。海自のこんごう型は推定で等速の巡航なら6000カイリ(約1万1110キロ)は動けるらしいが、日本とアメリカ東海岸は5000海里前後ですから、これらの作戦をやっていたら補給艦の燃料もすぐに底をつきます。

また1941年には現代のガスタービンエンジンに使えるほどの質の良い軽油は生産されていませんでした。昔の軽油は硫黄分が多く精製精度も悪いので、今のガスタービンに使うとすぐに故障してしまいます。

まず燃料の確保がまったくできません。

次に機械の精度がまったくダメです。
>ただ工業地帯にダメージを受けていない日本で南洋石油を安定的に供給できれば、早期にアメリカと講和がなれば鉄も輸入でき弾薬の供給は可能かと思いました。

当時の日本の工業レベルを知らなさすぎます。
当時の日本の工業レベルはかなり低く、ゼロ戦なんかよく開発できた、と言われるほどです。
参考:http://www.bekkoame.ne.jp/~bandaru/deta021a.htm

この参考の文章を読んでも分かると思いますが、公差と呼ばれるすり合わせの精度が悪いために、やすりですり合わせないとピタッと合わないのです。現代の機械の公差は当時のものと2桁ぐらい違いますので、現代の武器や機械部品などを1940年代の工業機械で作りだすことなど不可能です。

また、鉄と一口に言っても現代の鉄と1940年代の鉄はまったくの別ものです。超々ジュラルミンはゼロ戦を作った時にはじめて開発されたアルミで当時は最先端素材でしたが、現代ではアルミサッシに使われる程度のありふれたアルミ製品です(えっと、超々ジュラルミンがサッシに使われているわけではないですが、アルミの生産能力としては同じ程度のもの、ということです)

鉄だって、高張力鉄板などが作られており、ミサイルなどにはそういう素材が使われています。だからこそ、発射から数秒で音速に達しても壊れないで命中するわけです。
飛行機などのエンジンに使われる歯車1個にしても、鉄の耐久制度と仕上がり寸法の精度がまったく当時と異なりますから、ひとつでも壊れたり欠けたりしたらもう作ることはできないし、そうなれば運用もできません。

そんなレベルの工業力は1940年代の世界ではどこにもないのです。

もちろん電子機器も当時は一切ありません。
ですから護衛艦もその他の艦船や航空機なども故障したりしたらそこで運用が止まります。

一番問題なのは、上記の作戦を行った後(全部ができたとして)確実に燃料不足、戦闘による故障や破壊によって現代兵器の運用ができなくなる、ということです。

そうなると、結局連合国側がそれを見抜いて戦争継続を推進するでしょう。また一旦講和したとしても再度戦争を始めてもいいわけです。

その時に現代兵器を使えなくなった日本は兵站を維持することは不可能で、結果として負けることになります。

簡単にいえば、現代兵器は原爆を何個かもっているようなものです。作戦が7個ありますので、7個か10個程度の原爆を落として戦況を有利にし講和に持ち込んで日本側に有利に持って行くのと同じです。
しかし、いずれ「日本にはもう原爆は一個もない」ということが知れ渡れば、再度戦争になってしまうでしょう。

つまり講和をしても戦後を有利にする武力に欠ければ結局負けます。戦後を有利にする抑止力を維持したいならこの作戦のうち一つか二つ程度にしてほかの兵力は温存し、できれば現代の工兵隊から町工場の職人さんそしてNC旋盤ぐらいを持ち込んで5年程度で現代兵器をある程度作れるようにしないとダメでしょう。

単に兵器を持って行っても、それを維持することはかなり難しいのです。
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この回答へのお礼

燃料は大きい問題です。当時の経由でエンジンが回らないと話しになりませんね。
ただ短期決戦・短期講和がなされれば補給艦の持分である程度はもつのではないでしょうか。全船団でフルに戦い西海岸まで行くわけではありません。海自のレーダーやP3Cによる無駄の無い索敵で損耗を抑えつつつ、戦う。
アメリカのハワイ奪還艦隊は基本的に、おおすみに積まれた地対艦誘導弾だけで殲滅するシナリオです。

お礼日時:2016/08/06 18:26

現代のこの国にはH2型という優秀なロケットがあります。


プルトニウムをはじめとする放射性物質も大量にあります。
原爆など使わずとも、放射性物質がばらまかれただけでどうなるのかも、あの地震の経験により、良くわかっています。

自衛隊に頼るまえに、こちらを使った方が、相手の恐怖心は強くなるのではないかと思います。
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この回答へのお礼

H2は無いという設定ですので・・・

お礼日時:2016/08/27 23:37

もう出尽くしてる感はありますが。

一部だけ。

①ハワイを奪還させるためにおびき出した上陸船団を含むエセックス級空母を連ねたアメリカの大艦隊を、陸自88式地対艦誘導弾を甲板に満載した海自おおすみを旗艦とする小船団の夜襲にて殲滅、太平洋の制海権を日本が確立。
 ⇒88式地対艦誘導弾の弾頭って200㎏級なんですよね。徹甲弾でもないし。そもそも装甲の薄い現代の艦を想定したものですので、特に当時の戦艦クラスには分が悪いです。それにおおすみ級3隻に350発って…1隻の甲板上に発射機搭載車輛だけで20輌、指揮・管制車輛が最低5輌、合わせて25輌も乗っけることになるんで、転覆しかねません。それでなくてもトップヘビーぎみなフネなのに。

②帝国空母・大和・海自イージス・潜水艦・対戦車ヘリらによる米西海岸都市の空爆・艦砲攻撃、パナマ運河の破壊。
 ⇒開戦当初の航空爆弾で所要量が充足していたのは確か250㎏徹甲爆弾くらいじゃなかったでしたっけ。だから空爆はすぐに弾切れ。大和の砲弾搭載量は900発ですので一日で弾切れ。海自イージス・潜水艦の5インチ程度の砲では艦砲射撃には不向き。対戦車ヘリはいわずもがな。

 第二次大戦の有名な言葉で、「アメリカは戦車では負けたがジープで勝った」ってのがあります。最前線の兵器の質うんぬんじゃなくって、圧倒的なロジ能力で勝ったってこと。あなたの挙げた戦力にはそういうロジ能力がほとんどはいっていません。だから無理かな。

 おまけ
>空爆に関しては零戦が担当。
 ⇒零戦に250㎏級の爆弾の運用能力が付与されたのは終戦間際、それまでは60㎏爆弾がせいぜいですよ。
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この回答へのお礼

88の対艦ミサイルの威力は大戦中ではそれほど期待出来ないのですね。
残念ですが、ありがとうございました。

お礼日時:2016/08/27 23:40

真珠湾攻撃当時の日本軍、短期間ならアメリカ相手に勝ち続ける戦力を持っていました。


日露戦争の時、勝ってるのになぜ停戦したかって不満が大きかったことから、早期の戦争終結は心理的に無理。
 アメリカの物量は豊富ですし、日本だけが勝ち続けても、ドイツが降伏したら、ヨーロッパの戦力がみんな日本に向かってきますから、戦力の有利さも、すぐに消し飛びます。
 
半村良の「戦国自衛隊」と同じく、多少の影響はあったとしても、結局、歴史の流れ通りになるはずです。
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この回答へのお礼

うーん、たしかに。
ありがとうございました。

お礼日時:2016/08/27 23:42

質問者様の案では、たぶん1年もしないうちに燃料弾薬が無くなって、海自艦隊は動けなくなる。


そこから先は戦史とかの知識があるくらいしか有利な点は無いので、そんなに有利には戦えない。
たぶん結果は史実とそんなに変わらないと思う。

以下余談
素朴な疑問なのですが、東南アジアの資源地帯確保を目的とした南方作戦は、質問者様の案だとどの段階で開始されるのでしょうか?
史実だと真珠湾攻撃は南方作戦を邪魔されない為の時間稼ぎとして行われたわけですが、真珠湾占拠には大量の兵と艦艇が必要になるので、南方作戦は同時にできないと思うのです。
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この回答へのお礼

わたしの考えた南方進行はほぼ史実通りのタイミングとしました。ですのでハワイ占領にあまり力は避けないため、誘導弾と対戦車ヘリに続く零戦からの爆撃で敵を無力化し、同時にオスプレイ&チヌークによる降下作戦を開始。港湾からおおすみ搭載の戦車、装甲車を揚陸させ、敵要所を征圧し戦闘を終結させる。
これをほぼ2日程度で終らせ、ハワイにはイージス3、いずも、ひゅうが1、護衛4、潜水艦3、おおすみ2、空母1、大和、戦艦2 を残し残りは南方作戦に当てる。
ハワイの備蓄燃料を利用して消耗を抑え、ハワイ奪還の米大船団はおおすみに残された200発以上の地対艦誘導弾で殲滅。制海権を確保して最小の艦隊で西海岸を空爆・艦砲射撃。米に早期の交渉をつきつけます。
・・・とまあこんな感じで考えたのですが、軽油がどの程度手に入るかが大きいですよね。

お礼日時:2016/08/06 18:19

燃料が粗悪すぎてすぐに動かなくなる、たぶん。

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この回答へのお礼

うーん・・燃料ですか。海自補給艦に多少の精製能力があると聞いたことがあるのですが、あれはマユツバですかねえ。

お礼日時:2016/08/06 17:36

何かそんな漫画あったよね



弾薬をフル装備したとしてもその実数は多寡が知れている
補給艦がいたとしても、弾数が何倍にもなる訳でも無い

旧軍との共同作戦という前提もどうやって彼らの信頼を得るのか・・・・・

結局目の前の大型艦を沈めることはできるだろう <-つまり作戦・戦術レベルでは圧勝できる

でも、それが国家戦略を大変換させるレベルには達しない
結局は補給が続かない、修理や部品供給が出来ず故障や損傷を受けたら終わり
戦力を漸減させられてジリ貧になる
1)や2)は行けるかも知れんが、それ以上は無理
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この回答へのお礼

補給ですか・・・そうかもしれません。
ただ工業地帯にダメージを受けていない日本で南洋石油を安定的に供給できれば、早期にアメリカと講和がなれば鉄も輸入でき弾薬の供給は可能かと思いました。
ハワイを返還する代わりにハルノートの取り止めを認めさせるとか。

お礼日時:2016/08/06 00:37

1.上陸占拠は海自にはできない


2.対潜ヘリで空爆は出来ない
3.
4.兵站の事を無視してるから無理
5.だから、陸は占拠できないって
6.
7.
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この回答へのお礼

海自はオスプレイなどで兵員の展開をサポートします。兵員は帝国陸軍です。空爆に関しては零戦が担当。
ソ連戦に関してはドイツとの挟撃イメージをソ連に与えるのが主目的のため、極東付近の局地戦、および満州国境付近での戦闘がメイン。兵站に関しては確かに伸びるかもしれませんね。

お礼日時:2016/08/05 20:07

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