街中で見かけて「グッときた人」の思い出

日米の戦争のとき、日本がゼロ戦を開発し、当時の世界最高の性能の戦闘機となったものの、その後アメリカが撃ち落としたゼロ戦をアメリカが分解、研究して日本のゼロ戦を上回るものを開発したんですか?
そのことの解説の動画がありましたら紹介してください。

質問者からの補足コメント

A 回答 (4件)

>日本のゼロ戦をアメリカが研究してF4を開発?


 ⇒いいえ、零戦の初飛行は1939年、F4Fの初飛行は1937年ですからあちらが先ですね。

>日本がゼロ戦を開発し、当時の世界最高の性能の戦闘機となった
 ⇒当時の世界最高レベルであったのは航続距離と中高度以下での旋回性能、搭載機関砲の威力、超々ジュラルミンの採用くらいですよ。機体そのものは世界レベル以下の部分も相当ありました。実際、緒戦での零戦とF4Fとのキルレシオはほぼ同じだったという記録もあります。
 世界最高との評価は、熟練搭乗員の存在によるところがかなり大きいと考えたほうがいいと思います。

>その後アメリカが撃ち落としたゼロ戦をアメリカが分解、研究して日本のゼロ戦を上回るものを開発したんですか?
 ⇒ミッドウェイ作戦中の陽動作戦であるダッチハーバー空襲時に被弾し、不時着した機体(アクタン・ゼロ)を研究して、技術解析したものです。その成果は主に機体技術ではなく、主に対零戦用戦闘方法に活かされました。機体技術の影響がわずかでも反映されたのはF8Fくらいだと思います。

>そのことの解説の動画がありましたら紹介してください。
 ⇒ネット上の動画はいくらでもありますが、零戦をあまりに神格化しすぎたものも多く見られます。たとえば柳田邦男さんの著書「零式戦闘機」や「零戦燃ゆ」(いずれも文庫本になっています)を読まれたほうが正確な知識が得られるように思います。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2016/08/13 16:53

じゃんけんでいうなら、グーとグーをぶつけ合って強いグーを開発したのではなく、パーを開発してグーに勝ったのです。

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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2016/08/14 19:31

戦争ですからハードでもソフトでもお互いに相手よりも優れた性能を追いかけますね。



米軍の零戦への対策の場合、当時の主力艦上戦闘機はF4Fヘルキャットでしたが、
1機では対抗できないので2機ひと組でサッチウェーブという戦法を考えて対抗しています。

次のF6FやF4Uは大馬力のエンジンに物を言わせて零戦を圧倒していきます。
戦争中期以降では零戦の性能は把握していますので、米軍は零戦の弱点と持っている機体の特徴を上手く考えて戦っています。

さらにその次のF8Fは零戦の影響を受けたと言われている機体ですが、更に大馬力のエンジンとF6Fではかなり余裕があった設計を絞り込んで、
小さな運動性でも零戦(既に零戦の時代は終わっていて、対抗は紫電改辺り)に対抗できそうでしたが戦争には間に合いませんでした。

日本は、零戦に限らず良い機体できるけれど、エンジンの進化・改良が劣りその後の性能向上が上手く行きませんでした。
また、日本側は、南太平洋海戦で優秀な搭乗員が損耗してしまい、人的に航空作戦の制約を受けるなどしてじり貧になっていきます。

動画はYouTubeで「零戦」等のキーワードで検索するとたくさん出てきます。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2016/08/13 16:53

戦争ですよ。

相手の強みを研究するのは、当然です。


あの手の精密機械は、いったん生産に入ると、設計

変更は難しいです。細部の手直しぐらいはできますが。

生産設備を、作り替えるのも大変です。


だから、後10年ぐらいはこれで戦う覚悟で、設計

生産に入ります。

国家の命運がかかりますから、その時は研究はあら

ゆる分野に及びます。


蛾の羽を研究して、新幹線ができた。

ミミズの内臓の研究がなければ、スペースシャトル

は、飛んではいない。



零戦研究は初歩の初歩です。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2016/08/13 16:54

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