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最後の晩餐って何作品もあるのでしょうか?レオナルド・ダ・ヴィンチの作品だと思っていたのですが、他の方の作品もあるのでしょうか?
なぜ何作品もあるのでしょうか?

今フィレンツェに滞在しているのですが、フィレンツェで見れる作品はどなたの作品になるのでしょうか?

A 回答 (3件)

最後の晩餐は基本的には宗教画なのはご存知ですよね。


イエスキリストが聖書に登場する最後の日の晩餐を描いたもので
使徒(ユダ)に裏切られることを予感させるというテーマが多いと思います。

西洋絵画は印象派が出てくるあたりまでは宗教画がメインです。カトリック教会の力が大きい時代です。
レオナルドダヴィンチの作品は、技巧的なのと典型的宗教画ではないことで有名です。
検索すれば??というものも含め沢山ヒットしますし(Wikiはソースにならないので西洋絵画に詳しい人が
作ったサイトを推奨)、ダヴィンチは絵画しか書いていない人とは違いさまざまな分野で
著名な功績を残しています。その彼が何故あの絵を描いたか、固い物だと研究書や
柔らかい物だと「ダヴィンチ最後の晩餐の謎!」というような本ももたくさん出ています

他の作家の作品は伝統的な宗教画が多いと思います。
ダヴィンチはカトリック教会に絵画を否定されない程度に実験的な要素を盛り込んでいると
説明すればいいのでしょうか。熱心なカトリック信者は、ダヴィンチの絵を宗教画とは認めないかもしれません。

キリスト最後の晩餐はキリスト教にとっては永遠のテーマです。
当時西洋は識字率が低かったので、教会はステンドグラスのように絵画で宗教史を残し後世に伝えます。

宗教画とは離れますが、日本人が大好きな印象派、南仏やパリ近郊の似たような場所で
さまざま人が絵画を残していますよね。日本に目を向けると、富士山をテーマにした絵画がいくつあるでしょう。

ものすごい乱暴な解説ですが、いろんな人が作品として書きたい(教会によって描かされがちな)
定番のテーマなので、何作品もあると思っていただくと分かりやすいと思います。

フィレンツェで見れるのは、(恐らく同じ質問者さんですよね)以前のご質問にURLを貼ったものです。
https://www.visitflorence.com/what-to-see-in-flo …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。大変勉強になりました。

お礼日時:2016/08/21 19:30

サンタ・クローチェ教会"Cenacolo of Santa Croce"、サンタ・クローチェ博物館(Museo dell'Opera di Santa Croce), piazza Santa Croce, タッデオ・ガッディ作(1340年頃)。


サント・スピリト教会"Cenacolo of Santo Spirito"、 サント・スピリト教会旧食堂、Museo della Fondazione Romano, piazza Santo Spirito, アンドレア・ディ・チョウネ(Andrea di Cione・通称オルカーニャ)作 (1370年頃)。
サン・アポロニア教会"Cenacolo of Sant'Apollonia"、サン・アポロニア美術館(Museo del Cenacolo di Sant'Apollonia), via XVII Aprile 1,アンドレア・デル・カスターニョ作(1450頃)。
オンニサンティ教会"Cenacolo of Ognissanti"、 via Borgognissanti, 42, ドメニコ・ビゴルディ(通称ギルランダイオ)作 (1480年頃)。
サン・マルコ教会"Cenacolo of San Marco"、修道院内ゲスト用旧食堂、piazza San Marco, ギルランダイオ作 (1482年)。
フリーニョ"Cenacolo of Fuligno"、旧寄宿舎サン・オノフリオ博物館(Museo dell'ex Conservatorio di Sant'Onofrio, or of Fuligno)、via Faenza 42、ピエトロ・ヴァンヌッチ(Pietro Vannucci、通称ペルジーノ)作 (1495年頃)。
カルツァ修道院"Cenacolo "della" Calza"、カルツァ修道院(Convento della Calza)、piazza della Calza 6、フランチェスコ・ディ・クリストファノ(Francesco di Cristofano,通称フランチャビジョ)作(1514年頃)。
サン・サルヴィ教会"Cenacolo of San Salvi"、サン・サルヴィ教会内サン・ミケーレ修道院(Monastery of San Michele in San Salvi)、サン・サルヴィ美術館(Museum of the cenacolo di San Salvi), via di San Salvi 16、アンドレア・デル・サルト(Andrea del Sarto)作 (1527年)
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2016/08/21 19:29
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2016/08/21 19:29

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