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土性の三角図法について、2種類があるようです。

三角図法(A)

http://www.oneplan.org/Water/soil-triangle.asp
http://www.soilsensor.com/soiltypes.aspx


三角図法(B)
http://homepage1.nifty.com/saitoke/nouka/dojyou/ …
http://gc.sfc.keio.ac.jp/class/2006_17948/slides …

(A)と(B)との間にはハッキリした差があります。三角形の頂点の部分であれば、名前が異なり、(A)では、土:CLAYですが、(B)では重植土 HC:HEAVY CLAYとなり、定義が異なるのもわからないではないです。しかし、砂質埴土SC:SANDY CLAYは(A)と(B)の両方で使用されており、しかも値が異なるのがわかります。
例えば、CLAY 50%、SILT 0%、SAND 50%の場合、(A)であれば、砂質埴土SC:SANDY CLAYとなり、(B)であれば重植土 HC:HEAVY CLAYになりませんか?

・日本では一般にどちらが使用されているのでしょうか。公的な機関はどちらを使用しているのでしょうか。
・海外では一般にどちらでしょうか。
・そもそも何故2つの三角図が存在するのでしょうか。

海外の土の専門家から質問を受けました。現在日本の土のデータを調べているようです。 自分は土の専門家ではないので全く答えることができません。専門家のみなさまの解りやすいご説明をお待ちしております。

A 回答 (1件)

>海外では一般にどちらでしょうか。


三角図法Aは、USDA(米国農務省)分類
三角図法Bは、国際土壌学会分類
よって、おそらくは、三角図法Bが多数派。

>日本では一般にどちらが使用されているのでしょうか。公的な機関はどちらを使用しているのでしょうか。
三角図法B。
農林水産省が使っている図です。(要するに、植生に対しての分類。)
証明。農林水産省へのリンク。
http://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/hozen_type …
他に、林野庁の分類もあるみたいですが、詳細不明。

一方、土の力学(=斜面の滑りや、地盤沈下など)に対しての分類には、
日本統一分類があります。
三角図の表記が、砂、シルト、粘土でなくて、礫、砂、細粒土(=粘土+シルト)のもの。
http://www.geo-tech.co.jp/shitsunaishiken/tuti/b …
米国ならUSCS分類。(日本統一分類の元ネタ。)

>そもそも何故2つの三角図が存在するのでしょうか。
2つの三角図というのを、砂、シルト、粘土  と、   礫、砂、細粒土   の意味にとります。
砂、シルト、粘土のほうが土壌分類(植生に影響)、礫、砂、細粒土が工学分類(土質力学に影響)
という違いがあるから。
土壌分類の中の細かい違いですが、
たとえば粘土45%と粘土50%で、土壌の性質が劇的に変わるわけではないので、分類境界付近の土壌性質は、
境界付近の典型的2土壌のどちらともいえない性質になりますが、無理矢理どちらかに分類しないとならないので
分類提唱者、あるいはその国特有の土壌(日本なら火山灰土)により、土壌の性質も変わるし
微妙な判断なので人により判断が変わりうるので、どうしても境界が変動してしまうため。
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