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物理の問題に「角運動量」というものが出てきたのですが、これは何なんですか?調べてみましたがいまいちよく分かりません。教えてください。

A 回答 (1件)

直進運動の「運動量」とは、その運動する物体の「質量」と「速度」をかけたものです。

運動量を p とすると、質量を m、速度を v として
 p = mv
です。

 これが何か? と言われると、直感的には「直進運動の勢い」を表わすもの。まあ、「重さ」と「速さ」をかけたものなので、何となく想像はできると思います。
 これは、物理的には「力を時間で積分したもの」なのです。分からなければ分からないでよいのですが、「外から力が働かなければ、一定に保たれるもの」ということで、けっこう大事な物理量です。

 この「直進運動の運動量」に相当するものが、「回転運動の角運動量」です。直進運動の「運動量」と同様に、「回転運動の勢い」を表わすもの、と考えればよいです。

 「回転運動」に関する力は「トルク」と呼ばれますが(高校物理では「力のモーメント」かな)、「トルクを時間で積分したもの」が「角運動量」です。「外からトルクが働かなければ、一定に保たれるもの」ということです。
 式で書くと、角運動量を L、回転運動の半径を r、その半径での周速度を v として
  L = mrv
角速度(回転速度を「角度」で測ったもの)を ω とすると、rω = v なので
  L = mr²v
とも書けます。

 少し詳しく知りたければ:
http://www.buturigaku.net/main01/RigidBody/Rigid …
http://eman-physics.net/dynamics/angular.html
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この回答へのお礼

解決しました

大変詳しい回答ありがとうございます。本当に助かりました!

お礼日時:2016/11/21 20:58

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