元利均等返済は法的には単利？

Question

法律では複利による借金は禁止されてます。ただ、住宅ローンでよく使われる元利均等返済は、示されてる利率に対し、何倍もの利息を払うことになり、結果的に複利に見えます。
法律的にはどういう解釈なんでしょうか？単利なんでしょうか？
教えてください。

xs200 · Accepted Answer

>法律では複利による借金は禁止されてます。
禁止されていません。利息制限を越えなければ当事者間の合意で契約できます。

元利均等返済は明らかに複利です。
返済後の元金＝1回前の残金＋1回前の残金ｘ利率ー返済額
の繰返しですから、利息に利息がつく複利になります。

casionのサイトで10年間3%で計算すると
1	2016/02	96,560	71,560	25,000	9,928,440
2	2016/03	96,560	71,739	24,821	9,856,701
3	2016/04	96,560	71,919	24,641	9,784,782

1回目
10,000,0000+10,000,000x(3%/12)-96560=9,928,440
2回目
9,928,440+9,928,440x(3%/12)-96560=9,856,701

http://keisan.casio.jp/exec/system/1256183644

ryuudan · Answer

単利です。約定金利の何倍も利息を支払う訳ではありません。
ただし、返済方法によって、返済期間全体の利息の支払い額が異なります。

借入金の返済方法は、元利均等と元金均等の2種類があります。

元利金等とは元金と利息の毎月の返済額を最初から最後まで同じ額にする方式です。それによれば、返済が始まってからしばらくは利息を優先して支払いますので、元金はなかなか減りません。返済期間の半ばを過ぎてから、ようやく月あたりの元金の返済割合が多くなり、最後は元金のみの返済となります。元金が減っていくスピードは遅いですが、返済額が毎月同額なので、無理なく返済できます。住宅ローンの返済方法は返済期間が長期になりますから、元利均等を採用する場合が多いです。

それに対して元金均等とは、元金の返済を優先します。元金の毎月の返済額が同じなので、元金は元利均等と比べて早く減っていきます。元金が毎月減っていきますので、月あたりの利息の支t払い額もつられて少なくなっていきます。しかし、月あたりの元金と利息の合計額を見れば、返済が始まった時が最も多く、だんだん元金と利息の支払い合計額が減っていくこととなります。したがって、返済期間の当初からしばらくは返済額が多いため、返済がきつくなっています。ただ、元金の返済が優先されますから、返済期間全体では支払う利息の合計額は元金均等の方が元利均等よりも少なくなります。よって、なかには元金均等を選択するケースもあります。

ご理解いただけたでしょうか？もっと詳しくお知りになりたい場合は、取引されている金融機関にお尋ねください。

coco1701 · Answer

＞住宅ローンでよく使われる元利均等返済は、示されてる利率に対し、何倍もの利息を払うことになり、結果的に複利に見えます
　・これは支払方云々の話で、単利か複利かの話ではないですよ
　・元金が変わらなければ、単利です（複利は元金が変わる）
　・支払い方法（金利の支払い方法）で支払う金利分の金額が変わるだけの話
　　元利均等は最初に元金と金利の合計を足してそれを支払回数で割る（一定額×回数）・・分割払いと同じ方法
　　元金均等は都度元金に金利を掛けて支払額を決める（金額が変わる×回数）・・リボの定額+手数料の支払い方法と同じ

元利均等返済は法的には単利？

単利です。

＞住宅ローンでよく使われる元利均等返済は、示されてる利率に対し、何倍もの利息を払うことになり、結果的に複利に見えます

>法律では複利による借金は禁止されてます。

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