プロが教えるわが家の防犯対策術!

日本という国家で考えると大きすぎて意味が分からなくなりますので、
例えば、日本には中央銀行と家族経営の企業が一社など非常にコンパクトな感じで例えて頂けると助かります。
歴史を見ると、ジュース1杯1円が、今の時代100円します。なぜ、このようなことになっているのでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • 家族経営というか同族経営といた方が良かったかも知れません。若しくは、世界が5人しか居ない場合などでも良いかもしれません。
    いずれにしても、質問の意図としては中央銀行や物価の説明の付く、可能な限り小さな組織で考えたいと思っています。70億人の市場ではあまりに混沌として理解や検証が難しく思っています。
    宜しくお願い致します。

      補足日時:2017/01/12 16:54

A 回答 (10件)

>つまり、人の気分次第で物価が変わってしまうと言うことですが、これでは通貨の安定性が損なわれるのではないでしょうか?


★仮に、大根1本を、(100円で購入したいが105円以上なら買わない)人ばかりなら、大根の価格は105円を越えることにはならないです。しかしおでんや風呂吹大根には是非欲しいので120円でも買う気になった人が何割かになれば、大根の平均価格は105円を超えて110円台になる可能性があります。人の気分次第で物価が変わったからといって通貨の安定性が変わったとは言えないです。このような例ならば、むしろ通貨の価値安定性があるから、物価は変動するともいえます。
大根だけでなく野菜全般、生鮮食品、加工食品、セメント、砂利、板ガラス、鉄鋼材、石油、メガネの小売価格が、広範囲の物財やサービスの価格が、数日、数ヶ月の期間内に10%以上、数十%とか高騰するようなことがあったとしても、ある時期の多くの物財サービスの価格のだいたいの相対比が似たいよう範囲にあれば通貨は使用が可能です。いわゆるハイパーインフレーションの状況にあっても通貨は引き続き使われ、通常は高額紙幣が発行されるような状況になります。高額紙幣が発行され使用されるということは、その通貨が通貨としての基本的機能はかろうじて保持していられるということを示しています。
色々の物財やサービスの価格が上昇下降し、上昇幅や下降幅もまちまちで、全体的傾向を示すことも出来ないような状態では、もはや通貨の安定的使用は出来ません。100円,1000円という価格表示がもはやどのような意味でも価値をささなくなってしまうからです。精神疾患ではないけれども、統合失調状態になったら通貨は意味を持ちません。「人の気分次第」という言葉が「価格変動の方向性さえもはっきししない・てんでんバラバラな動き」を意味するなら、もはや通貨は利用出来ません。しかし、経済活動というのはそんなことは起きないものです。物財でもサービスでも互いに関連し合っているので、相互関係から外れて単独に価格が上昇下降するようなことはないのです。ハイパーインフレでも、インフレでも、デフレでも、多くの物財の取引、多くのサービスの取引は関連し合っているので、そういう意味では、通貨を介して価値は安定した関係を維持しているのです。

>特に、日本は現在少子高齢化ですが、今頑張ってデフレにしようとしていますが、経済規模が縮小する予定なのに無理矢理通貨発行するとハイパーインフレになるのではないでしょうか?
★正月に子供が多額のお年玉を得ても、なかなか使わないものです。大人でも賞与を得ても大半を即使う人は少ないです。貯蓄や保有金融資産のデータも、「金はもう充分にある」と言える状況です。
http://www.chokin-ginko.com/kiso/chokingaku.html
日本のGDP(総生産高1年分=1年間の最終購入総額)は500兆円くらいです。2016年末に日本の紙幣は100兆円もありました。紙幣とは別に預金勘定は550兆円を越えています。現在でも紙幣も預金は結構多くあるのです。国も各自治体も財政状態は悪くて収入以上の支出を継続し、ドンドンと負債を増やすようなことをしていても、インフレどころか、価格が下落するような状況です。
紙幣の量や預金の量の増大が起きても、インフレが起きると予測するのは難しいです。
No.9回答者covanonkiさんが「日本では空襲によって生産ラインが破壊されましたから、極端な「供給不足」に陥りました」「この様な極端な事例が起きるのは戦争や災害が起こったときなど、極めて極端なケースに限られます」と回答されています。購入側が購入意欲が高いと価格的に無理しても購入しようとします。そのような購入意欲に対応できるだけの供給が出来ない状態があって、価格は上昇します。多少の時間差で供給対応できる場合には価格の上昇は起きにくいです。現在の日本は需要さえあるなら供給はすぐに対応可能です。国内生産できないものは外国製を輸入できます。中国は供給能力がオーバー状態ですから、現行価格で多くのものは輸入できます。アジア、欧州、南北アメリカ色々のところから輸入可能なので、需給の整合不整合でインフレが起きるとは思えないです。米国が輸入障壁を高くすると日本や中国は供給能力オーバーの状況がますますひどくなるので、デフレや価格下落に向かう可能性はあるでしょう。経済規模が減少する方向にある場合には、インフレに持っていくのは難しいです。(天候や戦争、輸入規制撤廃や経済封鎖などの事情から収穫量が大幅に増加減少した場合に物価に影響してしまうような場合は別です)
No.9回答者covanonkiさんの「デフレ社会/インフレ社会」の説明は私にはわかりません。そのような行動が一般的に起きるとは思えない説明に思えます。「経済規模が縮小方向にあると思っている⇒先々収入が細ると懸念し安全志向で投資や支出を控える」「物価が上昇方向にあると思っている⇒価格が上昇してから買うのは馬鹿げている・早く買っておいた方が得と思って、買い急ぐ」どちらもリスク回避の思考と行動です。「投資や支出を控えるvs買い急ぐ」では、需要減少vs需要増加となるので、経済に与える影響は大きいでしょう。しかし、価格への影響は(供給量の変動対応幅の状況次第)となる可能性が高いです。同一の物財やサービスの価格に大きな変化はないということが多いです。「100円の普通のジャムパンvs150円のおいしいジャムパン」は、「支出を控える人が多いvsより良いものを求める人が多い」で考えた方がいいです。経済発展を期待しているし自身もより良くなりたいと考えていれば、今懐具合が乏しくてもたまには豪華に美味しいものをとなります。今預貯金が多くあっても、来年、再来年の生活を恐れていると、とにかく安いので十分だと自身を納得させます。

>この失われた20年では通貨が大量に発行されていますが、この説明も付かないのではないでしょうか?希望もなく経済も丁重だったのにこれだけ発行すると円の価値が失われる気がします。日銀は常に判断を間違え続けているのでしょうか?
https://www.boj.or.jp/statistics/outline/exp/img
★「この失われた20年では通貨が大量に発行されています」で、「これだけ発行すると円の価値が失われる気がします。通貨の価値が下がり、価格が上昇を続けている」のでしょうか。 そのようなことはないと思います。
なお日銀券の流通量は大幅に増えています。示されてるグラフは日銀券の流通量ではないし、増加も緩やかになっています。

>また、人々の気分で貨幣価値が変わり、貨幣価値の信用になるとのことですが、
★私の回答のどの部分を指しているのでしょうか。そのようなことを書いたかなぁ???
ただ言葉だけをいうのであれば、「1銭2銭にこだわるな」「1円2円にこだわるな」「1万2万にこだわるな」という言い方が出来る程度には、通貨単位と感覚は変動すると言えます。
「人々が、商品Aと商品Bとに、1万円と1万2千円という価格付けをしている」のは、どうしてでしょう。9,800円と14,000円ではない理由は? ベンツとトヨタ、BMWとで似たような面も多いのに違う価格で流通し続け、それが相場になっているのは、価値観って広い意味では気分の一種だからでしょう。似た価格の宝石、美術品でも、プロ野球の選手の昨年の年俸と今年の年俸合意額、新人の契約金、株価の1ヶ月前と現時点での数値は、なんでしょう。 企業を買収するときの金額はどういうものでしょう。
貨幣で表示された数値が、その自動車や宝石や音楽会や人物の能力や人気や運送サービスや情報サービス、事業の価値であり、それは金額を提示し、納得した人々の気分としかいいようがないと思います。
大卒初任給が1万円、5万円、10万円、20万円というような変化をしたとしたら、その金額が妥当なんだという気分の変化が社会のなかに生じ支配的になったとしか言いようがないでしょう。日本の企業トップの報酬が、米国と相当違うのも、感覚の問題、気分が決めているとしか、言いようがないと思います。
10万円という(数値+貨幣単位)そのものに価値の内在する基準のようなものはないです。だから、ある機能性能品質の機器を10万円で販売し続けていて、差別化した新製品Aを123,000円で、もう一種の差別化した新製品Bを90,000円で売って、その二機種が人気を得て大売れしたのなら、共に人々の気分に合っていたということでしょう。差別化戦略がいつでも成功するとは限らず、機種を増やしただけ事業としては失敗ということもあります。
    • good
    • 0

インフレが起きる原因は4つあります。



一つは、「物が不足すること」。オークションと同じ考え方です。
戦時中、日本では空襲によって生産ラインが破壊されましたから、極端な「供給不足」に陥りました。

考え方としては、とてもおなかがすいた人が二人いて、一人は手元に100円、もう一人は1万円持っていたとします。
目の前にパンが一つあるのですが、もしこのパンが手に入らなければ、次にこのパンを手に入れられるようになるのは1週間後、下手をすると1か月、2カ月後になるかもしれません。

仮にパンの値段が100円であったとしても、1万円を持っている人は、「一万円支払うから、どうかそのパンを私に売ってくれ」とこうなります。

ですが、この様な極端な事例が起きるのは戦争や災害が起こったときなど、極めて極端なケースに限られます。
天候不順により、野菜などの価格が高騰するケースもこれに当たります。
***********************
もう一つの事例として、このところ安倍内閣や日銀が目指している「物価上昇率1%の、緩やかなインフレ」などといった場合に用いられる「インフレ」の考え方です。

この場合の「物価」とは、「店頭で実際に販売された商品の価格」のことを言います。
例えば、隣接する店舗Aと店舗Bで、全く同じ種類のパンが、店舗Aでは100円、店舗Bでは80円で販売されていたとします。

「デフレ社会」では、このパンがほしいと思う人はわざわざ店舗Aと店舗Bを両方訪問し、それぞれの値段を見比べた後で、安い店舗Bのパンが購入されるのですが、「インフレ社会」では、店舗Aを訪問した人は、そのパンが店舗Bではいくらで販売されているのか、などということは気にせず、そのまま店舗Aで100円を支払って購入します。

値下げをしても売り上げに差が生れないのであれば、販売する側もわざわざ値下げをして販売しようとはしません。

もしくは、同じ店舗内で、100円の「普通のジャムパン」と150円の「おいしいジャムパン」が並べて置かれていたときに、インフレ社会では手元に資金が多くありますから、普通のジャムパンではなく、わざわざ150円支払ってまでおいしいジャムパンを買おうとする人が増えます。

この様な社会が「インフレ社会」です。
***********************
一方、物価が上昇するのは何も景気の良しあしのみに左右されるわけではありません。
輸入額の高騰や増税などが原因で、販売側の意図に関係なく、やむを得ず物価を上げざるを得ないケースなどにも「インフレ」は発生します。

ただ、マクロでみる場合、「輸入額」は計算式上マイナスされますので、販売額から輸入額を差し引いた値で「インフレ」「デフレ」は判断されます。多くの場合、利益は圧迫されますから「デフレ」になります。

オイルショックの時は、原材料費が高騰しているにもかかわらず、「便乗値上げ」が行われましたから、輸入額が高騰しているにも関わらず経済現象としては「インフレ」となりました。
***********************
最後に、「バブル経済」で発生するインフレです。

これは、「絵画」をイメージしていただくとわかりやすいと思うのですが、とある絵を5000円でほしいと思っているAさんがいたとします。Bさんは、画廊Cでこの絵を発見し、Bさんにとっては必要のない絵ですが、Aさんがこの絵をほしいと思っていたこと知っていたため、Bさんはこの絵を3000円で購入しました。

画廊Cがこの絵を元々1000円で仕入れていたとすると、元々1000円の価値しかなかった絵が、いつの間にか5000円に値上がりしていたことになります。

バブル期は、この様な理屈で「土地」や「建物」を、本来必要でないにも関わらず、転売すれば高値で売れることが分かっていましたから、これを転売目的で購入する人がたくさんいました。

この様に、「投機目的」で物価が上昇するケースでも「インフレ」は発生します。

インフレが起きるケースとして考えられるのは、大体この4パターンくらいではないでしょうか。
    • good
    • 0

> インフレ(物価変動)の起こる仕組み


ジュース、自転車、テレビ、自動車、シューズなどは、同じものを10年間も売っているというようなことはあまりないです。通常、ある程度立つと新商品が出てきて、入れ替わりが起きます。
なんで同じものを売り続けないのか。もっとイイものを生産者も、消費者も、販売業も求めているからでしょう。「イイものだから少しは高い価格」を受け入れることが多いのでしょう。「"イイものだから少しは高い価格"を受け入れることが多い」状況が続けば、平均売価は上がっていくのが当然です。
似た事業者が多くいるなら、自社が売上を伸ばし高い評価をえることにも繋がるように、今までよりも良い製品や新しいアイデアの商品を開発して少し高い価格で販売するでしょう。
購入者にとっては、平均購入価格が上がったり、新しい商品も購入するようになれば、生活費も多く必要になるし、平均購入価格が上昇しなくとも、もっと多くの物財やサービスを利用し良い生活を望むなら昇給を要望するでしょう。昇給がかなえられればやる気も強まり、かなえられずはねつけられればやる気が段々と萎え惰性的な働きになったり、高給が期待できるところに転職するかもしれません。そうした労働者の気分や動向を考慮すれば、雇用者は事業展望が出来る範囲で昇給に応じたり、残業を命じたりするでしょう。(一家族内の生業だけで考えていてはこうした関係は見えにくいです)
そうなる社会情勢があると、平均賃金も上がります。良い商品をより確実安全スピーディに届けるために運送体制も改善すれば高コストになります。食品の品質管理や安全性確保、病害虫対策、品種改良にもコストを掛けないと消費者から拒否される危険があると思えばそうした対策もしなくてならなくなります。高コストになっても高効率で生産性を上げらるなら同じ価格で売ってもいいですが、それだけの経営努力をしているのだから少しは高くなるのはショウがないでしょう。
これらの総合は、「価格は上がり続ける、賃金も上がり続けるのは、正常なトレンド」ということです。
価格変動、インフレの説明ではないです。
「昔は1円の価格でジュースが飲めたのに今は80円もする」ということの説明です。
「インフレ(物価変動)の起こる仕組みを教え」の回答画像8
    • good
    • 0

この下の回答は、インフレや物価変動の起きる理由の説明をしているのではないです。



> 例えば、他人であるAさんとBさん、それぞれに100万円ずつ分配。 その後、お互いに売買を繰り返しても、世界には200万円しか存在せず、Aさんがリッチになった時にBさんを雇うにも、絶対に200万円以上の給料は払えないという意味です。


 12:00 1000円だけが世の中にあり、Aが1000円を独占している
 12:05 AがBに10円払う(交換にAはBから何かを受け取る:以下受け取りの記述は省略)
 12:10 AがCに12円支払う。BがDに8円支払う。
 12:15 AがEに30円支払う。BがFに2円支払う。CがBに4円支払う。DがCに3円支払う。
 12:20 AがGに48円支払う。EがFに13円支払う。CがAに5円支払う。
 12:25 AがB、D、E、F、Gに各20円(合計100円)支払う。
 12:30 B、C、D、E、F、Gは有り金全部をAに支払う。
 12:30 世の中の有り金1000円はAが独占している
この30分間にA,B,C,D,E,F,Gの全員が取引活動をして、Aは総額200円支払ったのに、まだAは1000円保有している。次の30分間に同様の取引も可能である。4時間なら同様の取引で1600円の支払いをしたのに、相変わらず手持ち現金が1000円あることになる。
B,C,D,E,F,Gについても、最初は手持ち0円、現在も手持ち0円でも、それなりの支払をしている。時期・時間・期間を考えると、ある時点の現金だけで考えるのとは状況が変わると言うことです。
また給与支給でも、商品などの代金支払でも、普通預金当座預金などの支払口座に残高があれば、現金がなくても振込ができます。 その振込を受ければ現金がなくても、カードで買い物が出来ます。支払手形や翌月払い、リボ払いをすれば、口座残高よりも高額な購入ができます。
仮に世の中に1000円しか現金がなく、Aがそれを独占している状態でも、B,C,Dは現金がなくても、Cから1200円の仕入れをして、Dに1300円で転売するというようなことも可能になる。その状態でも1万円、百万円、3億円の取引は可能となる。信用取引を一切しないのだと、Aが何かを買うまで、A以外の人は売買取引ができないことになるが、通常は、信用できる相手と取引を始めて、それで経済活動を成立させ、今後の展望を実現させるように動き出す。
世界には200万円しか現金通貨が存在しなくても、Aさんに100万円、Bさんに200万円、Cさんに300万円、Dさんに500万円の給与を1年間、あるいは1ヶ月に払えるということです。

ある金額のままで現金通貨が全く変わらないとしても、経済活動は大きくも、小さくもすることが可能で、それで破綻もしない、決済不能にはならない。大事なポイントは、現金通貨とは別で、信用の創造で広義のマネーを増やすことが可能だということです。
日本の土地価格総額は、1990年がピークで2,470兆円、2005年が1,200兆円と下がったそうですが、GDP1年間の500兆円を遙かに上回っています。
そして、2016年大晦日の日本にあった現金は102兆円くらいらしいです。
https://www.boj.or.jp/announcements/education/os …

価格は計量値を示すためにあり、計量値を物性などや時間に関わらずに固定表示することも通貨の重要な機能であってそれが実現出来るのであれば、現金と呼ぶ紙幣や硬貨の物理的分量がどれだけであるのかは、価値の総額を決める上では重要なことではないです。
信用で貨幣以外の通貨を創造供与しても通貨の単位当たりの価値を維持出来るのなら問題は起きません。
通貨流通の(時間あたりボリューム)が十倍、百倍になっても、取引量の増加に見合っていれば問題ないし、(瞬時あたり取引量のボリューム)が2倍でも、1分間に50倍の回数で取引が行われれば、総取引量は百倍になります。それでも通貨の静的必要量は百倍にはなりません。誰かが通貨(貨幣)を多く製造し使用するか、あるいは貨幣は増産しないが溜め込んでいた貨幣をバンバンと使い始めるか、銀行が貸付枠を3倍にして借り主が気楽に通貨(信用)をドンドンと使って購入しようとすると、通貨単位で表示される物財やサービスの価格は上昇します。そのような状況をインフレーションともいいます。

ある人が売って現金は受け取るがその金は使わない買わないという行為をしはじめると、流通している現金がその分減ってしまうが、そうした流通現金の減った状態でも経済が回っているのならば問題は起きないが、通常売上が減少するのはかなりマズイので、何とか売上を維持しようとする。その結果、発行してある通貨(紙幣)の多くが預金やタンスの中にあり、信用供与量減り、流通通貨量も減るが、物財などの取引量はそれほど減少せず、通貨単位で表示される物財やサービスの価格は少し下降します。そのような状況をデフレーションともいいます。
単に現金紙幣が不足しているだけなら、現金(紙幣や硬貨)はなくても(お勘定を帳簿に付けて、後日何とか決済するからねという信用取引)が始まる。売る方にとっても、後払いの約束でも売った方がイイという選択をする。企業や銀行が付けている帳簿で金額が増えるだけで、通貨単位で表示される物財やサービスの価格に影響しないですむ。

現金紙幣が不足しているだけではない、先行きもヤバイ、展望はない、猜疑と不信、懸念が大きい場合は、取引をしません。信用の供与が継続することもなく、貸付残があれば早期回収に向かいます。

重要なのは、世の中にある現金紙幣などの総量ではなく、先行きや期待があるかどうかです。
(何とかなる、きっとうまくいく、成功する、良くなると思うこと)と(価値が高いものに高い価格をつける、高い価格でも取引する、もっと良いものをこしらえるために行動すること)が重なり合うことがポイントです。そうした心的な状態と行動を多くの人がするので、1ヶ月の購入金額は、以前は10万円だったけれど、何年後かには、13万円になり、さらに15万円と金額が増え、購入しているものやサービスの内容も変わっているのです。当然、1ヶ月あたりの収入も上がってないと支払が出来ないから、給与などの期待も強く、雇用者は従業員にそれなりの給与を払うのです。
人が高齢化や疾病で先行きを懸念し、新しいことやイイものへの期待をもたなくなり、行動も萎縮する方向に転換すると、預金などはあっても使わず、1ヶ月の購入量も減り、イイものを探し求めることもしなくなっていくので、経済が反転する方向に変わります。
「インフレ(物価変動)の起こる仕組みを教え」の回答画像7
    • good
    • 0
この回答へのお礼

つまり、人の気分次第で物価が変わってしまうと言うことですが、これでは通貨の安定性が損なわれるのではないでしょうか?

特に、日本は現在少子高齢化ですが、今頑張ってデフレにしようとしていますが、経済規模が縮小する予定なのに無理矢理通貨発行するとハイパーインフレになるのではないでしょうか?

また、人々の気分で貨幣価値が変わり、貨幣価値の信用になるとのことですが、この失われた20年では通貨が大量に発行されていますが、この説明も付かないのではないでしょうか?希望もなく経済も丁重だったのにこれだけ発行すると円の価値が失われる気がします。日銀は常に判断を間違え続けているのでしょうか?
https://www.boj.or.jp/statistics/outline/exp/img …

お礼日時:2017/01/14 22:54

> 良くお金は天下の回り物で、色々な人を経由して、単純に循環しているという主張がありますが、これでは給料が上がりませんよね。

家族経営とか小さな規模で考えた方が良いというのはこういう意味です。
☆ 「地球には引力があるから、ものは落下するという主張がありますが、これでは凧があがる、上昇気流が強い、ロケットを飛ばすことは出来ないでしょ」という人がいて、「男の精子が女の体内で卵子に飛び込んで子供が生まれるという主張がありますが、これでは死産や流産しませよね」という人がいて、なんと答えたらいいのでしょう。 水槽で水も循環していますが、循環していても循環水量を減らすことも増やすことも出来ます。 パチンコ店で、玉が10万発でそれを循環させているのでも、一日の販売量を10万から15万、20万と増やすことはできます。繁盛している店なら何回転もさせているでしょう。
★ 「小さな規模で考えた方が良い」こともものを単純化させてイイ事柄についてなら悪くないですが、分業体制が大きく重要な要素になることについては「小さな規模で考えるのは無理」です。 また時間の要素が重要になることについては「規模だけでなく順番、順序、タイミング、状況変化」を考慮しないとわからなくなります。 競争や経済性効率のことも大事です。 農業畜産業でも四季を考えないで行動するようなことはないです。 工業では発展段階や分業、配置、運搬業、情報、金融などのこと、政治社会的なことも考えないと、事業展開は考えられません。 お金、信用、需要、貯蓄、投資なども、そうしたことの中で考えないと、わかりません。 色々の専門家がいて、ものすごく多くの専門事業をしている企業などがあるのを、単純に家族経営を考え続けていては理解出来なくなります。 行政が肥大化する理由もわからなくなります。 景気循環や施策を考えるなら、家族経営とか小さな規模で考えていてはダメです。
    • good
    • 0

> これでは、当初の質問である、歴史を見ると、ジュース1杯1円が、今の時代100円します。

100倍のインフレなどが起きると誰も決済できなくなり説明ができないわけです。
☆ (昔ジュース1杯が1円で、今400円)でも、それで決済ができないなどはならないで明治時代には、(教員の初任給10円、大工の手間1日1円、自転車1台100円)という時があったそうです。いまの値付けとは違います。誰も決済不能とは思わないです。
ハイパーインフレ(3年間で累積100%とか、月率50%とかの物価上昇あるいは猛烈な勢いで進行するインフレーション)が起きたことがあるというのは、多くの人は何とかその状態でも決済していたのであって、《誰も決済できないインフレ》など起きません。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
> お金を印刷すると今貯金している人からクレームが出るでしょうし、
☆もしも、昇給を大きくしたり、賞与を増やしたり、年金や給付金を増やそうという提案があったら、今多額の預金や金融資産をもっている人からクレームが出てくると想像されるのですか。 来年度政府予算も国債発行を増やします。国債発行は増え続けています。
http://www.mof.go.jp/budget/budger_workflow/budg …
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGF17H0N_X10C …
そして日銀が相当額を買い入れていますが、高齢者や金持ちの預金の多い人からクレームが多いという話はあまり聞きません。デフレとか物価上昇しない経済状態になること、不景気な状況続くことを嫌っている人の方が多いでしょう。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
> それでも発行し続ければ誰もお金に価値を感じなくなり物々交換の時代に逆戻りすると思うわけです。
☆日本で、1945年10月から1949年4月までの3年6か月に消費者物価指数は約100倍となった。敗戦後のインフレは年率59%で、1947年のインフレ率は125%だったそうです。また、総合卸売物価は1973年で15.6%、1974年で31.4%上昇。消費者物価指数は1973年で11.7%、1974年で23.2%上昇。春闘での賃上げ率は1973年で20%、1974年で33%上昇したそうです。
こうした状態が続いた中でも、物々交換が盛んになったということはないようです。
物々交換は米のような計量可能なものを仲介させるにしても、工業化された以降の社会では主流にならないどころか、経済活動の相応のウエートを占めることも出来ません。もうサービス産業が大きなウエートを占めている社会では、インフレになってもあくまで自国通貨に頼るか、ビットコインのような通貨や外国通貨を使用するしかないです。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
現金取引で即時決済するのであれば、初期手持ちが100万円でも、株価が変動せず、手数料も取られないのであれば、株式の売買を5秒ごとに行えば、1分間に買い6回、売り6回で600万円の売りと買いができ、1時間でその60倍の取引が出来ます。
株価はコンスタントに上がり続け総額100万円の株価は5秒後に総額100万1000円になるのであれば、いつも100万分購入し5秒後に売り、1分間に6回の割りでそれを続けるならば、1時間で100万円は103万6000円になります。半日で2割見当価格が上がるということも可能です。
株式市場の時価総額の変動状況はすごいですが、そういう変動があるものだというのが常識で長い期間存続し続けています。
価格変動が大きいのが常態になっている青果店、スーパー、通販、ガソリンスタンドでも、事業を継続できるのは、そうした状況を織り込んだ経営が出来ているからです。
これが株価や扱っている商品だけではなくて、家賃、電車賃、ガソリン価格、電気代、食品価格、授業料、運賃、賃金など広範囲にばらばらな変動をするのだったらどうでしょう。計算システムの問題であれば、それでも問題ないはずですが、価格値の価値固定性、価格相対比の安定性が失われていたら、物財やサービスの価格を媒介した売買取引は人間には難しくなります。
現金通貨の量が充分にあるかどうかは問題ではないです。
インフレやデフレでも何とか社会が貨幣や通貨を使うのは、1ドル、1万円、1ユーロなどの倍数で示す価値が比較的安定し変動が読めなくはないと、関係している多くの人が思っているからです。
    • good
    • 0

> そうしますと、給料が上がる場合物理的にそのお金はどこからやってくるのでしょうか?


☆ この質問は、No.3の次の部分に対するものでしょうか。
  ~~~ No.3の回答の一部引用 ~~~
そうすると、バイトや徒手空拳で働く労働者は(自分の労働能力の低さにかかわらず)高賃金を求めます。そうした労働力でも使ってもっと事業を拡大していけると考える経営者は出来る範囲支払える範囲で高賃金でも多少はマシな学生や労働者を雇用しようとします。 そうすると、結果、労賃の平均が多少上がります。
  ~~~ No.3の回答の一部引用終わり ~~~
elee_fさんは、これのどのあたりが疑問で、「給料が上がる場合物理的にそのお金はどこからやってくるの?」とお考えなのでしょう。 あるヒトがスマホを買う、自転車を買う、自動車を買う、家を建てる、企業を立ち上げる、事業のために設備を揃え人材を確保する、原材料を仕入れる、販売のための諸活動する、自分の家庭のため食費や衣料費、子息のための教育費をだすなどには、お金が必要です。手品ではないから、手持ちから捻出する、借り入れする、分割支払にしてもらうなどで、金を作ります。物理的な「現金紙幣や通貨」はいらないことが多いです。自分の銀行口座への記帳で終わりか、相手に信用してもらうことで将来の支払を約束するのか、そういう方法になります。 バイトの経験があるとわかりますが、普通のバイトでは、1時間ごとに時給を受け取るとか、一日ごとに日給を受け取るということはないです。 だいたいは月に1度まとめて現金で払うか、口座への振込で記帳するような方法になります。
家族でケーキやパンの小売店か製造販売をしていたが、事業拡張し駅前に支店を設けることになると、場所の確保で権利金や敷金、賃借料(翌月分を払うのが多い)、店舗の整備費、店員の新規採用をするなど、相当にお金が必要です。(給料を少々上げるというよりは遙かに多くのお金がかかります)そのお金を手持ちから全部出す場合もあるでしょうが、多くの場合、銀行などから借金をします。借金して、そうした金を使っても、駅前支店を開き、家族だけの経営から従業員を採用するのは、(今後に見込みをして、期待しているから)なのか、(いまのままの店で家族経営しているのでは顧客が減り閉店に追いこまれる危険が高いので、それを避けるために、客が多く来店しそうな場所に店を開き、若いバイトでおしゃれな雰囲気で、売上下降ではなく、売上上昇を期待しているから)でしょう。 
手持ちの資金もない、信用もないので後払いでOKもしてもらえない、親戚や銀行からの借金も無理だとか、したくないとかであれば、事業の拡張は無理でしょう。 
従業員を雇用していても、賃金の支払いが出来なくなれば倒産です。その前に残りの金で給料を支払ってから解雇して倒産するのがまともでしょう。賃金を上げる要求があってもそれを飲めないとか、その安い給料ではちゃんとした人材は応募してこないとわかっていても安い給料で得られる人材で我慢するしかないとか、そうなってしまうことだって、決して珍しいことではないです。 そのような状態でも、何とかやっている内に業績が持ち直す可能性がないとは言えません。 しかし、そうした状態で経営していれば、やがてはダメになっていく可能性は高いです。 無理をしながら給料をそこそこ上げたら上手くいくという保証もないです。 給料を上げただけ借金や赤字が増えて倒産が早まる場合もあります。 
でも、世の中は、そうして先々に伸びる期待をもってイイものを良い店でイイ従業員でイイ設備とイイ材料を使って(結果として価格も高くなる)事業展開する人達の中で運に恵まれた人達が事業を伸ばし、そうではない人達が没落衰退しているのです。 だから、10年、20年と長いレンジで眺めれば、品質デザイン機能などがすべて良くなり、段々と価格は高くなり、賃金や給料も高くなっていくのです。
経済学や経営の理論などを学ぶことは大事ですが、自分の周りの現実をみて、その動きを理解していないと、ただ文字や数式だけを並べているようなことになります。
20歳にならなくても、15歳、10歳でも、周囲やマスコミで見聞きできます。それを実感して、理論や法則なども考えましょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

うーん、聞きたいことと違うような・・・

給料を払うためのお金はどこから来るのでしょうか?
更に、そのお金はどこから来るのでしょうか?
この質問を繰り返すと最終的にはどこに行き着くのでしょうか?
こんな問いです。

良くお金は天下の回り物で、色々な人を経由して、単純に循環しているという主張がありますが、これでは給料が上がりませんよね。家族経営とか小さな規模で考えた方が良いというのはこういう意味です。
例えば、他人であるAさんとBさん、それぞれに100万円ずつ分配。
その後、お互いに売買を繰り返しても、世界には200万円しか存在せず、Aさんがリッチになった時にBさんを雇うにも、絶対に200万円以上の給料は払えないという意味です。これでは、当初の質問である、歴史を見ると、ジュース1杯1円が、今の時代100円します。100倍のインフレなどが起きると誰も決済できなくなり説明ができないわけです。かといって、お金を印刷すると今貯金している人からクレームが出るでしょうし、それでも発行し続ければ誰もお金に価値を感じなくなり物々交換の時代に逆戻りすると思うわけです。

お礼日時:2017/01/13 22:53

> 経営を続けていれば製造能力が向上し50円でも成り立つようになる


☆そのような仮定をおいても、価格改定し経営がギリギリになるように押しとどめる必要はないでしょう。他人が100円で販売し、自分が120円でも十分な量を売れるのであれば、10年目に120円に値上げして利益を多くとったっていいでしょう。 老舗とか有名ブランドならそうすると思います。
☆そもそも、10年、20年と同じ事業を家族経営で続けていて、生産性が格段に向上するようなことはあまりないです。農業、林業、漁業、醸造業、食品加工、大工や左官、植木職、窯業、縫製業、そろばん塾、眼科歯科、葬儀屋、小売店、運送業でも、経営を続けていると長い間に効率面でレベルアップするというようなものではないと思います。 初心者や創業間もない人達が平均レベルの効率や品質をキープ出来ないということはあるでしょうが、低レベルのまま長い期間いられることはないです。市場でふるい落とされてしまいます。一般的には1年未満の短期間で一定程度のレベルに達しないと市場や受け容れ側が拒否します。

> 価値のやりとりは物々交換でも良いでしょうが、計算の都合上、敢えて社内通貨(円)を発行してやりとりをする感じ
☆物々交換から離れて通貨のような計量に向いたものを介在させないとわかりにくいと思います。
製造販売業のAとBが、同じ地域で同じ客層で自由に営業しているとして、(複数できれば多数の事業者を想定することも大事です)ABともに採算割れをしてないで継続的に事業をすることが可能そうな状況を考えてみましょう。Aがより品質や味、デザイン、機能性などで従来よりも少し良い商品を製造販売するとしたら、きっとAは従来商品よりも高値を付けるでしょう。従来商品よりもコストが安く生産性が高いとしても、新商品に高い価値を認めているから高値をつけるでしょう。市場の顧客も新商品は高値でも買う場合があるでしょう。必要数量の総量が変わらないなら、従来商品の売上量がその分だけ減少し、従来商品と新商品の平均価格は上昇します。顧客はコストもさることながら新商品の価値を高く評価したから高値でも買うのです。Bは❶従来商品を相変わらず製造し続ける、❷従来商品を製造し続ける一方で低品質低価格の新商品も製造販売を開始する、❸従来商品を製造し続ける一方でAの新商品を上回るか拮抗する高品質高価格の新商品も製造販売を開始するなどの行動にでるでしょう。 色々あるでしょうが、❸は結構ありそうなことです。
人々は「もっといい、旨い、キレイ、心地よい、丈夫、高機能」が手に入るならば、受容出来る範囲の高価格であれば買ってくれるし、そうした新商品が出てきて、生活レベルが向上出来るのを期待しているのです。
その結果、多くの商品は時間が経過すると、レベルダウンすることよりも、レベルアップし価格は上昇するのです。 そうした高価格のものを買うようになれば生活維持にもより高額の収入が必要になります。 そうすると、バイトや徒手空拳で働く労働者は(自分の労働能力の低さにかかわらず)高賃金を求めます。そうした労働力でも使ってもっと事業を拡大していけると考える経営者は出来る範囲支払える範囲で高賃金でも多少はマシな学生や労働者を雇用しようとします。 そうすると、結果、労賃の平均が多少上がります。 
これらの活動やら思惑の総合で、価格が高い方向に、ばらばらに動いて、長い期間では全体に高い価格に変わっていきます。

> 物価の優等生と言われるように上がらない物も存在しますが
☆ものにもよって事情がちがうかもしれません。 鶏卵の場合は、総量が増えない、過当競争で低価格競争になり小規模経営が廃業し大規模経営が残る状態になった輸出入の関係で生産コストの大きな要素になる飼料価格が檄落したという特殊事情があり、鶏卵にもブランドはあるものの大半は似たもので品質差などを訴えにくいし購入者もその品質や味の違いに高価格を認めないということも重なったためでしょう。
http://www.maff.go.jp/j/wpaper/w_maff/h24_h/tren …
http://plaza.rakuten.co.jp/tamagonotubuyaki/diar …
パソコンやテレビなどの電気製品は、同じような性能のものを長期に見つけるのは困難です。もしも同じものを作り続けているメーカがあれば倒産しているでしょう。大して変わらない価格で高性能でもっとずっと良いものを出して消費者になんとか買ってもらっているのです。そうして能力も上がっていない新人を毎年雇って毎年昇給させているのです。

不景気や恐慌、停滞があっても、人間社会の経済活動が拡大し続けているという大きな流れがあると思い込んでいる場合には、大きな大きな大きな長期トレンドでは上昇し続けてしまうのです。

経済活動が縮小の方向に大きく転換してしまったと多くの人が思い込んだ場合には、雇用もしない、事業規模も縮小する、低価格であれば機能も制限された商品を製造販売し、結果として、物価は下がっていくし、労賃も、家賃も、土地価格も下がっていくでしょう。教育産業の授業料なども下がっていくでしょう。

価格をキーに需要関数、供給関数を考えても価格の長期の推移を理解するのは無理だと思います。
国家で考えるのでなく、個々の主体の視点にたって社会の中でどう動きたいのかどうやると受け入れてもらえるのかを基本に、《価値ある・欲しいもの》はなんなのだろうと考えると、次第に値段が上がっていくか、次第に値段が下がっていくかの理解がしやすいと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

そうしますと、給料が上がる場合物理的にそのお金はどこからやってくるのでしょうか?

お礼日時:2017/01/13 02:39

家族経営の企業が歴史を通じて一社しかなく、その他には企業が一切ないのであれば、中央銀行は成り立ちません。

その企業が、ジュース1杯1円と値付けしても、ジュース10杯1円と値付けしても、ジュース1杯10円と値付けしても、ジュース1杯1億円と値付けしても、ジュースは無料としても、市場がない状態だと意味はないです。

売り手と買い手の行動を考えると、物価は変動する可能性が高いことがわかります。

ある人気歌手の次の土曜のショーのチケットを五枚いまもっているとします。 ですが、家族全員が下痢をしてその土曜に行けそうにないとなったとき、チケットを無償で譲ることも出来ます。 知人十人に電話したら、全員が是非行きたい「二枚買いたい」「三枚譲って欲しい」「一枚だけでいいから元値の倍の12000円で譲って」「オークションで転売できるから私に売らせて、きっと1枚8000円以上で売れる」という人も出てきたりするかもしれないです。 ですが、十人に電話した2時間後にネットニュースでその歌手が覚醒剤でつかまったという情報がながれ、土曜のショーの予定がどうなるのかわからなくなりました。
このチケット(元値6000円が五枚)の価格は、どうなのでしょう。

ガソリンでも先行きを見込みながら価格は変動します。
http://e-nenpi.com/gs/price_graph/5/1/0/
アメリカのトランプ強気な姿勢で、メキシコに大きな工場を予定していたのが中止になりアメリカ国内で工場の操業をするとなれば、それぞれの地域での雇用や運送、関連企業は、今後の状況をどう考えるかで、採用を考え直したり、工場整備や機械装置の運用に関わるすべてを見直します。住宅や土地の価格でも、現実の需給は、売りたい量、買いたい量ということだけで構成されるのではなくて、先行きの読みや懸念、期待と価格の総合で決まります。
そうした思惑が価格を大きく変えます。
インフレ、デフレ、スタグフレーションは、そうした個々の商品やサービスの価格ではなくて、もっと社会全体的な価格水準に関する動向をいうことばです。
ジュース1杯1円、ウドン1杯2円、郵便はがき一枚2円、高卒初任給3500円というような社会状態が、大きく変わるのは、周辺のものの値段が変われば、あるものやサービスの値段もつられるからです。
下がる方向にもつられます。直接競合しなくても、例えば、ラーメンもうどんもハンバーグも寿司もパスタもパンも安くなったときに、蕎だけもとの値段にしているということはなくて、ジワジワ価格が下がります。上がる方向の場合も同じです。そして食料や飲料の価格がジワジワ上がるとそれにやや遅れて給料も上がり、給料が上がると、服や靴などのも価格もジワジワと上がってきます。あるいは新しい高価格帯の商品やサービスが市場に出て来て市場の様子が変わります。そして多くの物価が上がってくると新卒の給料も上がります。
また、企業は自分の販売する商品やサービスをもっと売り、もっと儲けるために、価格を安くしたり性能やデザイン品質を上げたり、購入する材料の無駄を少なくしたり低価格の材料を仕入れたり、効率を上げて安く作れるように色々の工夫をします。
価格は互いに関連しながら、上がったり下がったりします。
ある変化が起きるとその変化した状態をベースにして人々や企業や色々と思惑を絡めて生産や購入、価格を考えます。
だから、一度下がり出すと下がる方向に周りにも変化が起き、一度上がり出すと上がる方向に周りにも変化が起きるのです。
ですが、下がり続けるにはかなり限度があります。長期間大幅に下がるのは生活や生産が成り立たなくなるのでそこそこのところで下げ止まります。 一方上がるのは、短期間に急激な上昇があってもそれをベースにしてしまえば、次のアップも可能です。 価格が(大きな上昇、小さな上昇、そこそこの下降、小さな上昇、大きな上昇、そこそこの下降)を繰り返して長期間経過すると、一杯1円時代のジュースとは中身やら品質やら色々変わってしまいますが、一杯400、1000円のジュースがごく普通に売られている社会に変わるのです。
ラジオと新聞がほとんどでコンブにもないの時代の社会と、新聞テレビ週刊誌よりもスマホとネットの時代で電気で動く自動車も走り回る社会とで、値段だけは変わらない、初任給も似たようなものというような偶然は起きないのです。
価格はある時期や季節を過ぎると下がるとか、ブームがなくなると下がる、有力な競合品に押されて下がる、数ヶ月~数年~十年近く低価格のままということはあるのですが、不景気や恐慌、停滞があっても、人間社会の経済活動が拡大し続けているという大きな流れがある場合には、大きな大きな大きな長期トレンドでは上昇し続けてしまうようです。
http://gold.tanaka.co.jp/commodity/souba/y-gold. …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

家族経営というか同族経営といた方が良かったかも知れません。
ジュースについて、はじめは1杯100円から初めても、10年ほど経営を続けていれば製造能力が向上し50円でも成り立つようになるのではないでしょうか?
また、価値のやりとりは物々交換でも良いでしょうが、計算の都合上、敢えて社内通貨(円)を発行してやりとりをする感じです。

いずれにしても、質問の意図としては中央銀行や物価の説明の付く、可能な限り小さな組織で考えたいと思っています。70億人の市場ではあまりに混沌として理解や検証ができないのです。


また、要約すると、周りの価格が変動したから、価格が上がった(日本では昔の商品は安く今は額面が高いです)とのことですが、なぜ、その価格が上がったのでしょうか?給料が上がったというなら、なぜ、給料が上がったのでしょうか?この質問を繰り返すと、そもそも、なぜ、上がったのでしょうか?

逆に、物価の優等生と言われるように上がらない物も存在しますがなぜ上がらなかったのでしょうか?

いまいち、この辺りが理解できません。

お礼日時:2017/01/12 16:52

価格は、原則、需要と供給の関係で決まります。



供給よりも需要が多ければ、物価が上昇し
インフレになります。
その反対がデフレです。

供給よりも需要が多ければ、俺は100円出す、
いや俺は110円出すから売ってくれ、という
具合に物価が上昇します。

途上国では、供給力が小さいので、慢性的な
インフレになりがちです。

日本は、先進国なので、供給力は十分にある
のですが、需要が少ないのでデフレになっています。





歴史を見ると、ジュース1杯1円が、今の時代100円します。
なぜ、このようなことになっているのでしょうか?
    ↑
経済が発展しているからです。

1円で売っていたが、国民の収入が増えたので
2円でも売れるようになった。
国民の収入がもっと増えたので3円でも売れる
ようになった。

それを繰り返して100円になりました。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

供給よりも需要が多ければ物価が上がるとのことですが、
ジュースに限らず米など含め多くの商品では
ジュース1杯1円の頃と比べ格段に供給力は
機械化や効率化により増えているかと思います。
そう考えると、その当時と比べ1円→100円ではなく
寧ろ、0.1円などもっと安く買えるようになっても良いのではないでしょうか?
前述の需給のバランスからでは寧ろ逆になる気がします。

また、国民の所得が増えたというのはどういう意味でしょうか?
中央銀行が勝手にお札を印刷したと言うことでしょうか?
また、供給力が減衰しなければ、ジュース1杯の価格はやはり1円のままではないのでしょうか?
いまいち、物価や中央銀行などを考えるとよく理解できません。
特に、給料が増えるというのがその源泉は中央銀行なのでしょうか?仮にそうだとするとお札を大量に印刷してはダメですよね?

お礼日時:2017/01/09 19:08

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!