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日本での滞在生活、数十年の中国人とアメリカ人が、こう言ってました。
「中国人なら1つの大きな仕事が終わったら、みんなで宴会やって盛り上がる。それに対して日本人は反省会ばかり、やってるのさ」
「アメリカ人は、椅子に座ってできる仕事なら、椅子に座ってやるのに、日本人は立ってやれ!」
「役所も企業も、建て前や形式にこだわり、要領が悪い」
質問です。
外国人から見れば、最近でも、そんな感じですか?
もしそうなら、日本は、まだ戦前からの考えを引きずってる面があるからですか?

A 回答 (4件)

>外国人から見れば、最近でも、そんな感じですか?


そんな感じです。

>日本は、まだ戦前からの考えを引きずってる面があるからですか?

戦前以前からです。これは日本という国の歴史的文化的なものですので、多少改善することはあっても変化することはないでしょう。

日本がなぜ形式や建前にこだわるか、というと「意見の対決、それによる組織の分裂」を阻止したいからです。
中国人は雑と言うか、指導者や経営側は不正を行うのを何とも思わず、それによって蓄財できれば、後は野となれ山となれ、で仕事そのものをやめてしまったりします。だから「終わった。納入した。責任はもうない」ということで騒げるわけです。

欧米は良くも悪くも実力主義です。立ってやろうが座ってやろうが、与えられた仕事を権限の中で行えばよく、どれだけ対立しても結果が良ければ価値です。だから「座ってやらなければならない」という仕事の結果に関係ない部分にはこだわりません。

日本人は、結果が悪ければこだわりますし、後々問題が起これば、それをどうするか検討することになります。

欧米人中国人もほかの多くの国の人々が「結果を重視」するのに対して、日本人だけは「過程」を大切にするのです。

理由は簡単です。諸外国では歴史上、異民族戦争で自分の国がなくなったり、自分の財産が奪われたりしたので「結果しか考慮する必要はない」と考えているのです。結果的に負ければ死しかないからです。どれほどおべっかを使っても生きていれば盛り返すことができる、とも考えますし、住んで居る場所がここでなくてもいいわけです。

それに対して日本人は「自分の土地」にしがみつきます。戦争はないのですが、災害はたくさん起こります。いつ起こるか分からない天変地異に対応するには、それまでの準備と備えが大切で、どれだけ準備しても災害が起これば被害は甚大であり、常に「再建築」が必要なので、常にそれを考えているのです。

だから、日本人は組織にヒビが入るのを嫌がります。組織内に遺恨があると、災害時に組織力を発揮できないからです。
そのかわり、日常的には「他人に悪く思われないようにする」ことに終始し、みんなが座ってやるなら、すわってやることになるわけです。

もっとも悪いことばかりではありません。こういう特性は、国の存亡にかかわる重大事態になると「全員が同じ方向を向いて努力する」ことができるからです。
東日本大震災のときも、その後の計画停電も、日本人は一致団結して乗り越えました。

戦前は、たとえば沖縄戦や硫黄島戦のときに米軍が「寄せ集めの徴兵のはずなのに、これほど士気がたかいのはなぜか?」と疑問に思い、恐怖を感じたそうです。アメリカなど移民の国ですから「死ぬよりは他の国に逃げよう」と考える人も大勢いるからです。

そのため、日本人が団結すると世界で類を見ない一糸乱れぬ行動をするわけです。
ダメな側で見れば「建て前や形式にこだわり、要領が悪い」ですが、良い川で見れば「方向性が定まれば一致団結してパワーを発揮する」ということです。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2017/05/29 15:55

これはたんに文化の違い、それだけです



ドアが外開きがいいか内開きのほうがいいのか
靴はぬいだほうがいいのか
赤ちゃんはうつ伏せで寝かせた方がいいのか
上向きで寝かせた方がいいのか
それくらいの違いです

「なんで日本人はリンゴを食べるときに皮をむくの?」
と言われるくらいの違いです

海外に進出した日本企業が
日本の文化と習慣で仕事をすすめて
うまく行くこともありますし
反対されることもあります

各外国の人が言ったからといって
それが正しいとはかぎりません

外国だって、古い文化と習慣があります

日本は遅れているとか古いという考え方は
戦前よりももっと古い
文明開化の頃の考え方ですね
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2017/05/24 18:25

う〜ん。


単純に「日本人は無駄が多い上にコミュニケーションも控えめ」と言いたいのかもしれませんね。

正直アジア人の中でも日本人は良く言えば真面目ですけど、悪く言えばつまらないので。。
会社の人間同士やクライアントを交えた飲み会が少ないですね。
クライアントが来た時の歓迎会程度ならやるかもしれませんけど、名前がないと飲みに行かないと言うか。

上司に連れられて、仲間内でが多いですかね。
チームで一区切りを息抜きに、成功を祝いにっていうハッピーな飲み会は無いかも。

まあ、文化の違いもあるんじゃ無いですかね。
全ての企業がそういう訳では勿論無いですが、日本はああでもないこうでもない満足しないでもっと上、常に考えていないと不安なのか能力が下がるのか分かりませんけど。

アメリカ人からすると不思議は不思議なんじゃ無いですかね。
そんなの飲みの席でまで話さなくてもできるだろう普通は。と思うかもしれません。

この辺り日本の企業内でも定期的に社内ミーティングを行う外資でも結構言われてると思います。

勤勉と言えば聞こえはいいですけど、不器用と紙一重かもしれませんね。
余裕がない人と言うイメージはあると思います。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2017/05/24 18:25

中国人は仕事中にサボって宴会やるよ。


「反省? なにそれ」
で サボりを誤魔化す。

アメリカ人は 太った人が多いから 椅子がないと「体調が悪くなった 慰謝料だ」って訴訟になるよ。
「座ってできる仕事なら 寝ても出来るんじゃないか」って 寝ながら仕事する事を目指すよ。
もっとも 低賃金の人や下請けの人には そんな環境なんか望むことすら出来ないけどね。

中国の役所は 建前とか形式より 賄賂を出さなきゃ話にもならない。
そういう意味では わかりやすく 話が早いね。

アメリカの企業は 自分を売ることが先だから まずプレゼンテーションが第一で あと「お前に任せた」は「お前が責任取れ」の意味だから 敵は同じ社員の方が多いだろう。
「強くて 人を使って 負けそうな時は 前もって責任を誰かに押し付ける」が大切だ。
わかりやすいし 決定も早いし 面倒はない。
信頼ってなんなんだろうとは思うけどね。

戦前とは無関係だと思うけど 確かにメリットとデメリットはあるね。
良い点は残して 効率的になることは大切だね。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。
「良い点は残して 効率的になることは大切だね」

お礼日時:2017/05/24 18:24

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