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「労働は違う商品を比べる事が出来る唯一の価値尺度で
ある。」Book 1, chapter5
これを解説しなさいって課題が出たんです。

実は、今、海外の大学にいてこの課題を5枚ペーパーに
書いて提出しないといけないんですが、国富論を英語で読んでるせいもあり、はっきりと理解出来ない上、5枚も何書くの?って感じです・・・

自分なりに理解した範囲だと、
「商品について、その製造に多くの労働が費やされるものは高価であり、わずかの労働で入手できるものは安価ということになる。その結果、違う商品を比較出来る価値尺度は労働である。」
というぐらいです。

でも、これでは4行だし・・・何を付け加えれば、5枚も書けるんでしょうか?

詳しい方がいらっしゃったら、教えて下さい。

ちなみに、この課題は批評ではなく、解説しなさい、という事でした。

A 回答 (5件)

英文のレポートですからご回答するのは難しいですね。


しかも、スミスについてなら、形式的に枚数を増やせるのですが、冒頭の一文だけですか。

頑張って書き込んでみますが、まず申し訳ないのですが、貴方の理解する4行は理解しているとはいえないんですね(ゴメンナサイね偉そうに言って)。

たとえば、1日に1着の服を作る人と、2着の服を作る人がいた場合、この服の品質がはっきり区別するほど差が無かった場合どちらの服が高くなるのでしょう?
労働が決して均質でないことはスミスも知っていました、そのため「見えざる手」(ここでは労働の配分が自然に均等化するだろうという楽観的見通しですが)と労働の価値(ここでは価格と言った方が正確ですが)を労働者(このような表現を使ってはいないでしょうが)の再生産(生活維持と材料費等)の為の費用が問題になるのです。

この辺りは、ずるく言えば、風が吹くと桶屋が儲かるといった連鎖がありますから、枚数を稼げますね。

ただ気になるのは、「唯一」と言う表現に注目する場合、生産とは何かについて考える必要も有りますね。

何しろ原文が理解できないのなら、日本語の訳文と平行して読まれることお奨めします。

この回答への補足

うーん、わかったようなわからないような・・・

ただ、原文をもう一度読んでみたところ私の解釈は
確かにおかしいですね・・・この課題に忠実に答える
としたら、やはり「唯一」ところが重要になって
くるのでしょうか?

金、銀、普通の商品は時期によって、価値が変化するが、労働価値というものは変わらない。

なぜなんだろ・・・(>_<)

PS:日本語訳が手に入らないんです。締め切りも
近いので日本語訳を探してる時間もないし。

補足日時:2004/09/14 00:57
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労働は資本だよ。



管理者労働は比較的楽だよ。

管理される事で労働と言う資本は安価な商品に成り下るよ。

不公平な取引が生じるよ。
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やっぱり難しいんですよ、ここで説明するのは。



「唯一」にこだわりすぎると申し訳ないので、再度補足します。

スミスの時代は、重商主義と申しますか、大雑把に言えば、海外の植民地から、金銀を強奪する、それが国家の富と考えられていたのです。

スミスの時代は産業革命の始まりですから、生産力にこそ国の富があると強調したい為、「唯一」と言う表現があったのでしょう、このレベルのレポートで、それ以上は必要ないと思います。

補足を拝見しましたが、ひとまず価格の事は無視して考えて価値と価格は同じと(無茶苦茶ですが)仮定してください。
前回の例で、2着と1着の服の生産が有れば、当然、1着の服しか作れない生産力(労働)は、再生産(生活資料と再生産の為の材料費等)が不可能となり、別の生産に移動せざるを得ないということです、この自由競争の結果、生産力や労働の質がある程度均質化される、その結果として労働の量により価値の多寡が測られる訳です。

それとスミスは、使用価値と交換価値という考え方を提示しているはずですが、そこの部分が関係するかもしれません、原書も訳書も手元に有りませんので、これが限界です。乱文乱筆はご容赦を。

この回答への補足

再読して理解した範囲です。

問題文に忠実に答えるとしたらこんな感じでどうでしょうか?

「金、銀は短期の価値尺度、穀物は長期の価値尺度になりうるが労働は真の価値尺度」(引用)

使用価値、交換価値が存在する→真の価値とは?

→ビーバーと鹿の交換の例(未開拓時代)をあげ、
 投下労働価値説(日本語訳はこれでいいですか?)
 を支持。

→労働の全生産物を労働者が手にするわけではなく、雇 用者と分配する。

→商品価値は労働+αとなってしまう。投下労働だけで は資本主義社会の商品価値を測れない。

→「購買し、支配し、交換されるはずの労働量」(引   用)

→支配労働量

→結論として、商品自体が支配する労働量が
 真の価値となる。

こんな解釈でどうでしょうか??
何か付け加えた方がいい部分ありますか?

補足日時:2004/09/17 02:41
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>生産力や労働の質


土地の生産力と収益性の差がある程度均質化される。

>多くの労働が費やされるものは高価であり、
わずかの労働で入手できるものは安価価ということになる。

これではやせた土地を耕して作られた穀物は高価であり、
耕作する必要が無い程に肥沃な土地の穀物は本来安価という事に成る。

だが豊作時には市場(神の手=取引)の動向により、
穀物の価格(労働の価値と言った方が正確)の
格差が意識される事は殆どありません。

収益の低い農家から撤退する、だが決して均質化されない。
収益性の差を基本に、土地の剰余、価格、地代が産み出される。

>労働の質がある程度均質化される

穀物の生産が安定してきたためである。
土地を貯える者、豊穣の神を「タタエ」る者が富を貯える。

>不公平な取引(農民は生かさず殺さず)が生じるよ。
「唯一定量の」パンさえ有れば労働の再生産が可能な状態となすべきである。

国富にとっては豊作にインフレが依存するようでは困るが故
国富の蓄積と言う発想が生じるのである。

穀物の性質上蓄積が不可能である為、貨幣の登場を待たねばならない。

>使用価値と交換価値
パンに比べたら貨幣には使用価値がない。

>海外の植民地から、金銀を強奪する、
土地に比べたら貨幣には使用価値も交換価値もない→収奪能力が低い。


>「悪貨は良貨を駆逐する。」
労働は土地を媒介にするならパンを産み、パンを媒介にすると商品を産み、
商品を媒介にすると貨幣を産む。

 Q、貨幣を媒介にすると?
 A、国富を生む。(使用価値が等しい時は交換価値がものを言う)

貨幣の登場以降、(管理者労働を除く)質的に異なる二つの労働の間に比較が成り立たなくなる。
そのため労働者は似通った賃金によって労働を再生産する事を余儀なくされる。

>違う商品を比較出来る価値尺度は労働である。
貨幣の登場以降、労働の価値尺度は専ら質より量である。


御免、飽きた。


正直、スマンカッタ。

この回答への補足

なるほど!ちょっとづつ意味がわかってきたような
気がしますが、やっぱいきなり原書で読んでる私が
いけない気がしてきました(>_<)

fishbowlさんが初めに言ってた形式的に枚数を増やす
というのは、adminisさんが説明してくれたように書いていけばいいのですね!

はぁ、私は無事に書き終える事が出来るのでしょうか・・・

補足日時:2004/09/16 08:34
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Q、「商品について、その製造に多くの労働が費やされるものは高価であり、


   わずかの労働で入手できるものは安価ということになる。
   その結果、違う商品を比較出来る価値尺度は労働である。」
A、「泣く子と地頭には勝てぬ、(質問者と削除人には勝てぬわ!。」
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