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なぜ狂犬病の予防接種は春なのか?

なぜ狂犬病の予防接種は春なのか?新生活の相棒として、犬を飼おうと検討している人はいないだろうか。親戚や友人の家で戯れる人も多いだろうが、いざ自分で犬を飼うとなると、「きちんと世話をする」という、飼い主としての責任が問われることになる。「教えて!goo」でも「初めて犬を飼うにあたって、最低限しなくてはいけないことは何か?」という問いかけに、多くの意見が寄せられていた。

■初めて犬を飼う際に注意すべきこと


「実際に犬を飼っています。犬を飼う場合、登録をしなければなりません。地域によって異なるのかどうかは解りませんが、私の住んでいるところでは市役所に届けを出します…(以下略)」(PUIRIN-AYUさん)と、まず市役所に犬の登録をしなければいけないという意見が集まった。

ほかにも「イヌやネコを診ている獣医師です。…(中略)狂犬病予防法という法律に基づき、市区町村に届け出て登録すること、動物病院や集合注射でワクチン接種をうけることが飼い主の義務とされています…(以下略)」(rachiponさん)と、狂犬病予防接種についての意見も集まった。

■犬の飼い主にある3つの義務とは


犬を飼うにあたって飼い主にはどんな責任があるのだろうか。厚生労働省がホームページで発表している「犬の鑑札、注射剤票について」を覗いてみると、犬の飼い主には以下の「3つの義務」が法律により定められている。

(1)現在居住している市区町村に飼い犬の登録をすること。
(2)飼い犬に年1回(予防注射接種時期は4~6月)の狂犬病予防注射を受けさせること。
(3)犬の鑑札と注射剤票を飼い犬に装着させること。

市区町村に飼い犬を登録することで犬の所有者を明確にし、鑑札は装着させることで迷子になっても飼い主の元に戻すことができる。また、注射剤票は狂犬病予防注射を受けた犬であることを証明し、狂犬病は感染後に発症すると治療することができないため、発症を予防する目的がそれぞれあるのだ。

■なぜ狂犬病予防注射が春なのか?


だが、どうして狂犬病予防注射の時期が春に限定されているのだろうか。獣医師である千田純子さんにその理由について伺った。

「狂犬病の予防接種は『狂犬病予防法』によって4月1日から6月30日までの間と法律で決められています。子犬を新しく飼育しはじめた場合は、生後90日以降であれば、動物病院で狂犬病予防接種を受けることができます。その後は、1年に1回、4月から6月に狂犬病の予防接種をすることが犬の飼い主(所有者)の義務となっています」(千田純子さん)

ただし、新しく犬を取得した場合は、4月から6月に限定されているわけではなく、1年中狂犬病の予防接種を受けることができるとのことだ。

「法律上は3月に接種しても4月から6月の間にもう1回ワクチン接種をすることになっています。ワクチン接種はだいたい3週間か、4週間を開けば次のワクチン接種を受けることができるので、3月に接種して、1ヶ月開けて4月に接種していただいても健康に問題はないでしょう」(千田純子さん)

動物を飼うということは新たな命がひとつ増えるということ。自分のためではなく、動物のためを思って飼ってあげる姿勢が飼い犬、飼い主を含めた家族を幸せにするはずだ。犬を初めて飼う人はぜひ参考にしてみて欲しい。

■専門家プロフィール:千田純子さん

獣医師・ペットドッグ認定トレーナーCPDT-KA・バッチ財団登録アニマルプラクティショナー。専門学校ちば愛犬動物フラワー学園 講師。「ペット行動コンサルタントSENDA」では、動物行動学とホリスティック療法を使ってペットの問題行動の改善をしています。また、高齢者施設や障害児施設でアニマルセラピーを行っています。


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