許せない心理テスト

日商簿記1級取得後の利用にかかる勉強について。


日商簿記1級を以前取得しました。しかし簿記というのは財務諸表の作成にかかる勉強ですので、せっかく取得したんだから今度は財務諸表の利用にかかる勉強をしてみたいなと思いました。そこで利用のための勉強としては、どんな方法がありますか?またそれに付随して、オススメの本(ガチガチの勉強本でも構いません。)があれば教えていただきたいです。回答よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

財務諸表の利用先は、色々な分野に存在します。


どの分野の勉強をされたいのかで異なることでしょう。

すぐにイメージするのは、税務申告に添付される決算書も財務諸表でしょう。
そこで学びやすいものとしては、全国経理教育協会(通称・全経)で実施している税務会計検定です。その先にあるのが税理士試験です。
税理士を目指す人が演習等にために受験する人もいますが、経理や財務、経営者などを目指すうえで税務を理解したいということであれば、3級や2級などからの学習も悪くないと思います。法人税や消費税はイメージしやすいでしょうが、所得税は個人のものと考えがちです。しかし、企業の経理職では年末調整等で源泉徴収側ではありますが所得税を取り扱います。また税理士事務所への就職等を考えると、個人事業者の申告にも決算書はありますからね。

次に建設業でも可能性があります。建設業の公共事業において、各役所での入札参加資格での評価で、建設業経理検定の合格者を在籍させている会社は加点評価となるようです。
日商簿記等の通常の簿記検定では、商業簿記と工業簿記(原価計算も工業簿記の一部)とその関係だけでしょう。しかし、建設業簿記というものもあり、工業簿記と基本的に考え方が一緒で、勘定科目と建設業特有の部分の学習のみで、日商簿記の合格級と同程度の級の合格が可能と聞いたこともあります。簿記でも発展的に広い視野という点ではありでしょう。

さらに、建設業の許認可においては、定期的な決算報告等もあります。そのような点からいえば、行政書士事務所において建設業許認可を扱っている事務所で働いたりするという点、行政書士として専門にするような場合には、役立つものとなるでしょう。

あとは、経営コンサルタントなどとして働きたいとお考えであれば、当然決算書の読み方や融資審査期間が重要視する点、決算書から得られる分析方法などまで視野に入れると、中小企業診断士や関係する学習もよいでしょう。

最後にあえて言わせていただくと、簿記検定の合格は、あくまでも簿記・経理・会計の基礎でしかありません。試験範囲や難易度の問題でしかなく、実務ができるわけではないのです。私自身、同程度の簿記検定の合格(全経上級)していますが、実務の学習は日々している意識でいますね。
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税理士でも目指したらいかがですか。

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