プロが教えるわが家の防犯対策術!

経営学部の4年生です。現在、卒業論文の執筆中なのですが、参考文献の書き方について質問させてください。

私の通う大学では、7月末・9月末・12月末に卒業論文の中間発表として論文を提出しなくてはなりません。7月末には問題意識とテーマを、9月末には文献研究と仮説、12月末には検証と結果というように、定期的に提出した論文の一部分たちが、最終的に論文になるという方法をとっています(意味ちゃんと分かりますかね?)

そこで、9月末提出の文献研究と仮説の部分に着手しているのですが、この際の文献研究で参考にした文献は、いったいどのように扱ったら良いのでしょうか?
普通、参考文献は論文の一番最後に書いたりしますよね?だけど、あくまで中間発表なので…。どうしたものかと考えています。
また、文献を参考に書くからといって、いちいち本のタイトルや作者名も文章中に書く(例:○○氏が△△で述べたところによると…など)べきなのでしょうか?

長くなりましたが、ご回答いただけると幸いです。

A 回答 (3件)

先行研究の整理と077-097さんの論文主題の設定に関わるパートですから、頻繁に論文の引用をしなくてはいけませんよね?



その場合、本文中に一々文献情報まで盛り込むと煩雑で読みにくくなりますから、
この場合にはJosquinさんがおっしゃっている注方式が便利だし一般的です。

そもそも参考文献の明記は、
論文の読み手(卒論の場合は審査する先生)が必要があれば文献にあたってあなたの論文の妥当性を検証するために、
あるいは論文の書き手と読み手が知的財を共有するために必ず掲載すべきものです。

また卒論の場合、自分はこの論文で剽窃(ひょうせつ=他人の意見やアイデアを盗むこと)してませんよという身の潔白の証明やこんなに勉強が進んでいますよという自己主張をすることができるというおまけもつきます。

ですから、途中経過であっても参考文献は明記しましょう。

参考文献を一覧すればどういう方向の文献が手薄だといったようなことを概観できますから、リスティングしておけば、さらに参考にすべき文献のアドバイスもいただけるかもしれません。

がんばって読んだけれどうまく自分の論文の中に位置づけることができなかった文献があれば、それも欄外に一覧しておくとアドバイスがもらえるかもしれません。(ただしこれは、途中経過にのみ使える技。最終版でやらないでくださいね。)

なお、注の付け方、つける位置、文献リストの表記方法にはいくつか約束事があります。
そういった約束事をまとめた本がいくつか出版されていますから、もしかしたら大学の図書館か生協書籍部等にあるかもしれません。

比較的わかりやすくまとめられているものとして、
・小笠原喜康(2002)『大学生のためのレポート・論文 術』講談社現代新書NO.1603
・浜田麻里・平尾得子・由井紀久子(1999)『大学生と 留学生のための論文ワークブック』くろしお出版
・櫻井雅夫(1998)『レポート・論文の書き方 上級』
 慶應義塾大学出版会
があります。

もしくは先生の論文を見て真似るという手もありますが、注表記は脚注・章末・巻末のいずれが良いか、記載順序はこれでいいか・・などと、論文指導を受けている先生に尋ねてみるのが一番手っ取り早いかも知れませんね(笑)

それでは、がんばって良い論文を仕上げて下さい!
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この回答へのお礼

細かい部分まで回答くださり、どうもありがとうございました。大学生にとって、最初で最後の大仕事であるにも関わらず、担当教授との相性が悪くなっていたので、とても助かりました。

皆さんの意見を参考にして、良い論文を書きたいと思います。本当にありがとうございました。

お礼日時:2004/09/18 13:39

参考文献ついては、あなたの元の解釈であってます。

あなたが参考にした文献のことです。参考にした文献はできる限り全て挙げるべきです。ちゃんとした学術論文なら、審査員から「あの論文が入っていないぞ!」とクレームがつくことがよくあります。(「論文を読む人が参考にする文献」だったら、せいぜい「あの論文も入れといた方がええんちゃう。」でしょ。)

さて、書き方ですが、他の人の論文を見たことありませんか?
文章中の参考部分の文章の後ろに(1)とか[1]とか書いてあるものがあります(上付きの場合も多い)。それが参考文献の通し番号で、論文の最後の参考文献の番号に一致させます。
特に重要な参考文献については、本文中に、通し番号のほかに著者や本のタイトルも書いた方がいいでしょう。

参考文献は通し番号で示す方法のほかに、本文中で、(山田太郎、1989)のように著者と発行年で書く方法もあります(著者、発行年が同じものが複数あるときは、発行年の後にa、b、c・・・と順番につけていきます)。この場合は、論文の最後の参考文献は著者のアルファベット順や50音順に並べます。

一番注意すべきは、どこからどこまでが参考にした部分なのかわかるように文章を書くことです。
中間発表でも入れておいた方がいいですよ。参考文献の書き方もチェックしてくれると思うので。
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この回答へのお礼

文章中の参考部分の文章の後ろに(1)とか[1]とか書いてあるものがあります…
はい!!見たことあります。あんな感じですか。なるほど。

論文の最後の参考文献は著者のアルファベット順や50音順に並べます…
そして、論文の最後にはきちんとまとめて記述するというコトですね。

丁寧かつ、分かりやすい回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/09/18 01:41

参考文献について勘違いされている気がします。


参考文献とは、その論文を書いた人が参考にした文献のことではなく、その論文を読む人が参考にするための文献のことです。

この回答への補足

すみません。聞きたいコトがうまくまとめられていませんでした。補足します。
『文献研究』という部分の論文を書く際、研究に使用した文献についてどこまで言及する必要があるのかという意味にとらえて下さい。

ただ"参考文献=論文を読む人が参考にする文献"は納得です。ずっと参考にした文献だと思っていました。ありがとうございました。

そうすると、論文を書く際に読んだ本に書いてあることについて、「ドコドコの誰々がこう言ってた」と論文に書かなくて良いということなのでしょうか。

補足日時:2004/09/18 00:54
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