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源泉分離課税と申告分離課税の違いを教えてください。

A 回答 (2件)

所得税の課税制度の全体像を見る方が、源泉分離課税と申告分離課税の違いを捉えやすいと思います。




所得には10種のものがあり、国が納税者に対して所得税を課税するときの課税方法はつぎのようになっています。


①源泉分離課税
所得の支払者が納税者にその所得を支払う際に一定の税率で所得税を徴収(源泉徴収)させ、国に納付させます。それだけで納税者の納税義務が完結し、納税者による納税申告義務はありません。
【所得の事例】銀行預金の利息。定期積金の利息(=給付補てん金)。懸賞金付預金の懸賞金。


②申告納税
納税者に所得と所得税を申告させ納税させます。

〔a〕分離課税(申告分離課税という)
納税者が申告する際に、一定の所得については、他の所得とは異なる税率で所得税を計算します。
【所得の事例】山林所得。土地、建物の譲渡所得。株式の譲渡所得。

〔b〕総合課税
納税者が申告する際に、源泉分離課税にも申告分離課税にも該当しない他の所得を総合して、一定の税率で所得税を計算します。
【所得の事例】給与所得。不動産所得。事業所得(株式の譲渡による事業所得を除く)。


これで源泉分離課税と申告分離課税の違いがお分かりになりましたか。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2018/01/27 09:37

・源泉分離課税・・・支払われるお金からあらかじめ所得税 (ときには住民税も) が天引きされ、それで納税が完結してしまうこと。


原則として確定申告の対象にはならない。
銀行預金の利子がその代表例。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2230.htm

・申告分離課税・・・給与や事業所得、不動産所得などとは切り離して、別の税率が適用される方式。
原則として確定申告が必要。
株の売買益がその代表例。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2240.htm

税金について詳しくは、国税庁の『タックスアンサー』をどうぞ。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/index2.htm
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2018/01/27 09:36

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