No.9ベストアンサー
- 回答日時:
「先手必勝」
戦いの局面で相手よりも先に攻撃を仕掛ければ、必ず勝てるということ。
まあ競技ではなく、普通に真剣とかだと先に一撃でも与えれば大けがさせて
相手は全力では戦えなくなりますからね…
ただ個々の戦闘の話であって、戦略とか集団戦闘だとまた別でしょうけど
既出ですが「彼を知り、己を知れば、百戦して危うからず」
も好きですね
必ずしもことわざではないですが
兵法三十六計、孫子の兵法あたりを読むといい言葉が大変あるかと思います
彼を知り~もそうですし…。
No.8
- 回答日時:
剣の極意として。
負けに不思議の負け無し、
勝ちに不思議の勝ち有り。
(松浦静山の剣術書『剣談』)
「負けるときには、何の理由もなく負けるわけではなく、その試合中に何か負ける要素がある。勝ったときでも、何か負けに繋がる要素があった場合がある」という意味。試合に勝つためには、負ける要素が何だったか、どうしたらその要素を消せるかを考えて行く必要がある。また、もし勝ち試合であっても、その中には負けに繋がることを犯している可能性があり、その場合はたとえ試合に勝ったからと言って、その犯したことを看過してはならない。
窮地に陥ったら、何でもいいから
無茶なことをやれ。
そうすれば活路が開ける。
(心形刀流)
No.6
- 回答日時:
君子、危うきに近寄らず?(笑)
恐らく一番有名な戦闘関係のことわざは、「三十六計逃げるに如かず 」かと。
実は中国では、有名な「孫氏の兵法」よりメジャーなのは、「兵法三十六計」と言う兵法書。
「この兵法書の中でも、逃げるのが最善とされてるよ!」と言ってるワケですが。
この兵法書には、そんなことは書かれてませんので、真っ赤なウソ。
書いてる中で一番有名なのは、「以逸待労(いいつたいろう」「逸を以て労を待つ」かな?
意味は、「自分はあまり動かずに、相手を振りまして疲れさせ、それを待って主導権を握れ!」みたいな感じかと。
一方の「孫氏」の中からは、「彼を知り己を知れば百戦して殆(あや)うからず」あたりかと思います。
あるいは「兵は詭道なり」なんてのも、孫氏の兵法の割と冒頭部分に出てくる言葉で、よく引用されますよ。
直接的な意味は、「戦争とはだまし合いだ」って言ってるのですが。
転じて、「基本的に戦争はズルであり、良くないことだ/最終手段だ/用意周到にせねばダメ!」みたいな意味でも引用され、好戦派をいさめたりする場合にも使うワケ。
他にはソコソコ有名な四文字熟語で「臨機応変(機に臨んで変に応ず)」とかも、兵法か兵事由来かと。
「捲土重来」とか「臥薪嘗胆」も同様の由来。
日本の国産だと、特に戦時中あたりでは好まれたっぽい「武士道は死ぬことと見つけたり」かな?
「葉隠」と言う本に書かれる、最も要諦の概念です。
でも、本来の意味は「死ぬことを怯えるな」ではなくて、「明日死んでも良い覚悟で、日々を生きなさい」で、「生き方」に関する教えです。
戦国時代だと、「是非に及ばず」は、織田信長や直江兼続などが使ったとされる言葉。
信長は「本能寺の変」で、明智の謀反を知った際、この言葉を口にしたとか。
直江は、徳川家康に因縁を付けられて、その返信(直江状)に書き綴った言葉。
訳は、「良し悪しをアレコレと議論するのは、もうやめようぜ!」みたいな感じで。
意味するところは、「ソッチがやる気なら、いつでも相手になったるで~!」と、応戦の決意表明ですかね。
ただし、信長も死を覚悟しての言葉だし、直江も相手するとは言うものの、ほぼ天下人の家康相手ですから、これも決死。
すなわち、かなり悲壮感も漂い、「やるしかない・・」みたいなニュアンスも含みます。
近年では、「北斗の拳」とかが、名言の宝庫かと。
「お前はもう死んでいる」に対し、「ひでぶっ!」「あべしっ!」と言っとけば、戦闘っぽくなりますよ。(^^;)
こんな冗談だけじゃなく、「激流を制するは静水」なんてのは、上に書いた「以逸待労」に似た様な概念かと。
「わが生涯に一片の悔いなし!」も、そのまま「葉隠」の精神です。
No.2
- 回答日時:
中国の故事からですが、
背水の陣 捲土重来
私の好きな孫子から
彼を知り、己を知れば、百戦して危うからず
百戦百勝は善の善なる物にあらず、戦わずして人の兵を屈するは善の善なる物なり
風林火山 も好きですね。
ことわざでは無いですが
当たらなければどうということはない
という言葉も良いですね。
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