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シュレーディンガーの猫の話が理解できません
もう砕いて砕いて説明くださると助かります

私は量子力学や科学を専門に勉強してきたわけではありません。アニメやゲームで名前を聞いて調べてみただけなので完全に理解できなくて当たり前かもしれませんが、あまりにスッキリしないので質問させていただきます。

まず重なり合った状態というのがわかりません
複数の状態を同時に持っていることと書いているサイト様もありましたが、可能性をたくさん持っているということでしょうか

シュレーディンガーの猫はこの重なり合った状態がおかしいやろっていうことを唱えるための思考実験なのですよね?

A 回答 (9件)

>シュレーディンガーの猫の話が理解できません



いや~、理解できないからパラドックスなんでしょうね。

要は、量子力学というのは、素粒子レベルでは位置にしても速度にしても観測しないとわからないというものなんです。普通、観測というのは実態があってそれを調べるのが観測なんですね。ところが、そうではなしに、重ね合わせの状態を観測したらその重ね合わせのうちの一つが選択されて実態がきまってしまう、というものなんです。観測が主原因なんてそんなのおかしいですよね。でもミクロレベルでは量子力学では、それでつじつまがあうというキツネにつままれたような話なんです。

シュレーディンガーの猫の話は、放射性物質のだす放射線がでるかどうかは観測しないとわからない(観測するまでは放射線をだしたかだしていないか重ねあわせの状態)、放射線が毒ガスのスイッチをいれたかどうかわからない(観測(確認)するまではスイッチがはいったかどうか重ね合わせの状態)、結果、毒ガスによって猫が死んだかどうかわからない(観測するまでは猫の生死が重ねあわせの状態)というものであり、蓋をあけたとたんに猫の生死が決定するというものです。

観測によってものごとが決まる、こんな考え方はおかしいので量子力学は不完全ではないか、というのがシュレーディンガーの提起です。これについては諸説あって、ミクロの法則とマクロの法則は基本的にちがうのではとか、まだ解明できていないパラメーターがあって実はそれが決定しているのでは(アインシュタインの隠れたパラメーター理論)とか、もっとスケールのでかい話では、蓋をあけたとたんに猫が生きている世界と死んだ世界が分裂する(エヴェレットの他世界解釈)などがあります。

どうも世界は非常識にできているようですね、というより私たちの常識が世界では非常識なのかもしれません。
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この回答へのお礼

蓋を開けて猫の生死が決定される、
例えば蓋を開けて生きている猫がいたとしたら、どうして生きている方に傾いてしまうんでしょう…
開ける前はどちらも重なり合った状態なのに

お礼日時:2018/02/23 17:40

マックスウエルの箱とかマックスウエルの悪魔と同じと思いますよ。


簡単に考えると箱に猫を入れる(だだし無音の箱)と仮定して、猫は死んだか生きているか、わからないので二つの考え生か死か、箱を開けると猫が出て来る。
この場合生きているが正解!つまり密閉空間では、物質は、どちらもあります。
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専門家でも趣味でも何でもない親父ですが・・


SF系の話に出てきたりするので私も、何だろう?と思って調べてみると、何だか、わかったようなわからないような感じの話ですが・・
幸い、ネットにはたくさんの情報があり、何となくわかった気にさせてくれる記事もあります。

https://atarimae.biz/archives/6734
素人なりに思うことは、これは「たとえ話・頭の体操」みたいなもの、という感じです。
〇か×か、箱を開けてみないとわからないのだから、両方が存在する・・
なるほどな~、可能性は五分五分って話か~なんて勝手に思っています。

回答にならなくてごめんなさい。
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うーん、まったくナンセンス。

シュレーディンガーの猫は、ミクロの現象における重ね合わせや観測問題が、マクロの問題につながるような装置を考えて、実際には、猫の生き死にが重なるわけないので、ミクロの重ねわせはおかしい・・・・という、矛盾を説明するための例なのです。だから、状態の重なりや、観測問題を、猫とというマクロで考えること自体が間違い。理解出来なくて当然です。

観測問題をはじめ、量子力学は、日常の常識で考えていたら、どう説明しようが、砕こうが、絶対に理解出来ません。基礎を勉強し、実験結果を理解し、その事実を、そういうものなのだ・・・と認めるしかない。勉強していない人は、残念ながら、そのことを理解する方法はないのです。

無知の知。急がば回れ、興味があるなら基礎の勉強を。
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No4です。

お礼を拝見して再度回答させていただきます。

>蓋を開けて猫の生死が決定される、 例えば蓋を開けて生きている猫がいたとしたら、
>どうして生きている方に傾いてしまうんでしょう… 開ける前はどちらも重なり合った状態なのに

重なり合っている状態というのは観測できないんですよね。
だって観測したらその重なった状態がなくなり、猫が生きているか死んだか決定してしまうんですから。
「観測できないのになんで重なり合ってるっていえるンんや」と突っ込み入れたくなります。

だいたい観測という人工的なものでどうして決定されるのかなかなか納得できません。
アインシュタインもシュレーディンガーも量子論の確立に多大な功績のあるひとでしたが、納得できないというのはわかります。

どうやら、世界というのは非常識であると達観せざるをえないようですね。
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量子力学は統計力学のように確率で現象を説明する物理学です。

アインシュタイイン博士も量子力学は大っ嫌いでした。フォン・ノイマンとユージン・ウィグナーは1932年に量子力学を確率のような実態のない物を扱う学問と皮肉くったのに対して、シュレーディンガー博士は箱の中の猫(犬でも良かった)の生死の確率は50%(重なり合った状態)で何か問題あり?と反論したのが今も尾を曳いています。一般に学者は際立った発見した人に強い嫉妬をあらわにします。アインシュタイイン博士の相対性理論を潰そうと光より早い粒子を探している学者は沢山います。また、電磁気学を確立したマックスウエルもエントロピー増大原理にいちゃもんを付けました。これはマックスウエルの悪魔と呼ばれています。
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猫の重なり合った状態がおかしいやろっていう話なのは、確かにそうなのですが、本質は観測問題と呼ばれるものになります。



確率的なものが収束して確定状態になるのはどこか、ということです。猫の入った”箱”と、その中に観測装置と呼ばれる小さな”箱”があります。観測装置が粒子の崩壊などを”観測”すれば、猫にミルクが与えられる(毒でも良いですがw)ということなので、観測装置と呼ばれる小さな箱が”観測”した時点で確定状態になっているわけですが、観測装置全体が観測しているわけではありません。観測装置に付いている観測部品(”箱”)が観測して、それが装置に伝わる、みたいな感じになっているわけです。このような(確率的→確定状態が)2重3重の入れ子状態になっているわけですが、それを逆に考えると、観測装置の観測部品が不確定→観測装置(の箱)が不確定→猫の入っている箱が不確定→猫入り箱のある実験室が不確定→実験室のある建物が不確定→建物のある地球が不確定→・・・みたいな感じになってしまうんじゃないの? って話です、確か。
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No.1です。

ちょっと補足。

ちょうど、今月号の雑誌「ニュートン」に「シュレディンガーの猫」の特集が載っているようですよ。
http://www.newtonpress.co.jp/newton.html
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書かれたものは世の中にたくさんありますから、まずはそれをきちんと読んでください。



「スッキリしない」のは「パラドクス」だからです。万人が論理的に納得するなら「パラドクス」ではありません。
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