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7~8年前に大学病院で発達障害を診断できる専門医の下、検査を受け、ASDと診断され、
精神障害者保健福祉手帳を取得しました。

障害者枠での就労と障害者年金を目的として取得し、どちらも試してはみましたが成功しませんでした。
その他の手帳のサービスは私には必要のないものだったため、期限切れにしたまま、更新していません。

ここ数年は障害クローズのまま在宅の仕事で生活できるようになり、毎年、確定申告をしているのですが、この確定申告の際にもう一度手帳を取得すれば税金が少し控除されるということを思い出し、
来年は再度取得しようかと考えています。

そこで質問があります。
①診断書、写真、申込書がまた必要になると思いますが、診断書は専門医に書いてもらう必要がありますか。
(大学病院で専門医に診断を頂いた後、近所の最寄りの精神科にカルテを移してもらい、そこをかかりつけ医にしていました)
②診断書を書いていただく際、もう一度詳しい検査を受ける必要があるのでしょうか。
(知能検査や心理検査等)
③当時、手帳は2級で頂いたのですが、困り感が改善している場合、3級になる、もしくは取得できない可能性はありますか。
(診断当時はNIRSで抑うつ症状が出ており、IQ80台で、その後、抑うつが改善した後はIQ120台でした。
FIQは上がっても凸凹は変わらず大きい状態です。
当時は、この抑うつ症状が出ている時期に診断書を書いていただきました。)


④現在は余程苦手なことは避けているため、特に大きな困り事はないのですが、
倫理的に手帳を取得できるようであればしてもよいのでしょうか。

単に避けているから困ってはいないが、必要であれば困ることを挙げると
・自分の運転する車にも酔うほど、車酔いが酷い
・味覚過敏から偏食が酷いことと会食恐怖があり、外食ができない
・子どもの頃より随分改善しているが、聴覚過敏があり、人混みと騒音に弱い
(うるさ過ぎるという感覚はなく、頭痛と吐き気がするが、静かな所へ移るか、もしくは鎮痛剤で治まる)
・接客と営業が異常にできない
・物をよく落とす、こぼす、ぶつかる
・在宅の仕事だからこそ問題なくできているが、騒音が多く対面での人付き合いが求められる環境で会社勤めをすることは今でもできない
・場所によってはごく稀に場面緘黙が出る(子どもの頃に発症したが、ほぼ治っている)


以上、①から④が質問です。ご回答よろしくお願いいたします。

質問者からの補足コメント

  • 再度手帳を取得する気持ちが強くなれば、病院に問い合わせるつもりでいますが、
    その前に、似たような経験をされた方や詳しい方がいらっしゃれば
    お話を聞いてみたいと思い、ご質問させていただいております。

      補足日時:2018/05/16 11:22
  • 申し訳ありませんが、ASDと精神障害者保健福祉手帳についてご存知の方のみ
    ご回答いただきますようよろしくお願いいたします。

      補足日時:2018/05/16 11:28
  • ・ウェクスラー等の知能検査
    ・AQ(自閉症スペクトラム指数)
    ・広汎性発達障害評定尺度(PARS)
    ・CPT ( 持続処理課題)検査
    ・CAARS(ADHD評価尺度)
    ・NIRS(光トポグラフィー)検査
    ・心理検査
    ・親からの生育歴の聞き取り
    ・通知表、母子手帳等の提出
    等々詳しい検査を受け、発達障害の専門医が診断済みですので、断じて虚偽の申請や詐病ではありません。

    困り事が改善したのは医師の診断と検査結果を手掛かりに自分で改善例を調べ、目標を立て、試行錯誤しながら少しずつ希望していた職業の経験を積んだからです。
    同じASDで困っていたという方の話をウェブサイト、本、講演会、当事者会などから得て、
    多くの当事者の方々に支えられてここまで改善できました。

    また、繰り返しますが、発達障害専門医の診断も一度下りているので、
    ASDを騙るという不正はあり得ません。

      補足日時:2018/05/16 14:28
  • kurikuri_maroon 様

    繰り返しお聞きして大変申し訳ありませんが、

    ①と②のご回答に少し矛盾を感じます。

    ①診断書を書くのは「発達障害専門」の医師である必要はない
    ②もう一度、新規で一から詳しい検査を受ける必要がある
    というご回答だと思いますが、

    ②は「発達障害専門」の医師でなければできません。

    もしよろしければもう一度、ご解説いただいけませんでしょうか。
    よろしくお願いいたします。

    検査も「発達障害専門」の精神科医である必要はないのでしょうか。


    ○お礼に誤字があったことをお詫びいたします。申し訳ありません。
    分かりづらいはない→分かりづらくはない

      補足日時:2018/05/16 14:47
  • >そのときそのときで変わり得るものを測定なり把握しなければならない。

    これはもちろん分かります。
    しかし、

    だから2年で期限が切れるよう設定し、自閉の特性自体は変わらないことを分かっていながら、
    医師も当事者も環境を変えただけために困り感が減っただけだと分かっていながら、
    一から全て検査するというのはやはり非効率だと思います。

    一から繰り返す必要は明らかにないので、困り感の部分の判定だけでよいのでは?
    そのような制度だから、という理由はもちろん理解していますが、それが正しいかどうかは疑問が残ります。

    >変化や成長の可能性を常に期待している
    というのは、詭弁というか言い訳に聞こえてしまいます。
    財政が厳しいから仕方ない部分はあると思いますが、
    何だか筋が通っていない、論理的につながっていない気がします。

    私が福祉を受けられなくても別によいのですが、今一つ納得できない部分があります。

      補足日時:2018/05/16 15:09
  • 補足でも書いていますが、
    ①は精神科医でよいということですが、
    ②の検査は「発達障害専門」の医師でなければできません。

    ということは、「発達障害専門」の医師に再度かかる必要があるということでしょうか。
    ②の検査も発達障害を専門としない精神科医でもよいのでしょうか。

    この辺りは実際に経験された当事者か発達障害専門をうたっている医師でなければ分からないのかもしれませんが、ご存知であればお願いいたします。

    No.3の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2018/05/16 16:19
  • 生後からの聞き取り等→生後から現在までの生育歴の聞き取りです。

      補足日時:2018/05/16 16:47
  • 福祉を受けさせないほうに重点が置かれている点が違和感を感じる原因だと思います。

    診断名でレッテルを貼られることが嫌ならば簡単に手帳を返すことができ、
    そもそも検査を受けないという選択肢もあるので、手帳を持たないことは非常に簡単ですが、

    病気ではなく先天性の特性であるにもかかわらず2年で自分から申し出て更新しなければストップする、もう一度取るには再度一からやり直し、検査予約まで時間を要し、検査費や診断書費用等もかかる


    症状の改善を期待しているから自動的に福祉をストップするというのはおかしいと思います。
    逆に自ら申請した場合に手帳を取り消せるのであれば、この主張は理解できますが。

      補足日時:2018/05/16 17:56

A 回答 (4件)

心は手足のような部位ではないし、脳の機能ともチョッと違うから


精神科の範疇になっているに過ぎないと思います。

検査を割愛するってことは【何年経とうが変わりません】と
自らがレッテルを貼り封印することになりませんか。
自閉症スペクトラムは消え去らなくても、生き方なり、考え方、接し方などで
【その人は変わる】と考えられるので、変化を見出すことも大事だと思います。

>生後からの聞き取り等も詳細に行われましたが、
>同じ病院でこれを繰り返すのは無駄です。
>なぜなら過去の事実は変わらないからです。
 過去は変わらないし、同じようなことを繰り返すのは誰しも面倒臭い。
 しかし、言い漏らしていた、聞き漏らしていたことがあるだろうし
 医師にニュアンスが伝わっていなかったこともあるでしょう。
 人って、そんな簡単なものじゃないから、
 それらも含めて「変化なし」と決めつけて良いとは思えない。

 医学も発達しているので、医師だって考え方が変わることもある。
 除外されたもの、追加されたものなどがあっても、
 前回の流用で良い、と決めつけて良いとは思えない。
 それと、事前に前回と今回の違いを比較してから検査をするほど
 病院も役所も暇ではないと思いますよ。

いずれにしても、手帳の申請には【役所】の規定があり
個人の希望がまかり通ることはない現実もあるから
長物には巻かれろ、ということです。

「税金の無駄使いでは」という声が高まれば、検査項目が見直されるかも知れないが
今は、手帳を申請するかしないかを考え、
申請をするなら必要な書類を揃えなければならない、
という現実を元に行動すべきではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

制度だからというのは私も馬鹿ではないので分かりますし、当然従います。
役所などに文句を言うようなタイプでもありません。

ただ、そういうものだからで止まっていてよいのかと思っているだけです。

ASDからくる困り感が変わることはあっても、その人自身が変わるわけではありません。
これは当事者でない限り分からない感覚かもしれませんが、
自閉症の人と会ったり話したりしたときに、「これは自分だ」と強く感じるのです。
どんなに環境調整と自己理解で困り感を調整したとしても「I'm autistic」という感覚はなくなりません。
定型発達者になれるものならなりたいと思ったこともありますし、今でも思わなくもないですが、
ASDの特性がなければ自分ではない別の人だと思います。
私が自分自身で「自分はASDだから・・・」と自分にレッテル貼りをして言い訳をしたり、可能性を狭めてしまうことはありません、
診断当初はやっぱり多少はありましたが。
診断名があろうがなかろうが事実は変わりません。
ASDの特性があることは受容した上で、その診断名に囚われてはいません。
自閉症と言われること、言うことの何が悪いのでしょうか。
ASDを何か悪いものだとでも思っている人間のほうに問題があるような気がします。

ゲイ・ストレートのように定型発達・発達凹凸があると思っています。
どちらが優れているわけでもなくマジョリティー・マイノリティーというだけだと思います。

申し訳ありません、話がそれていますね。

「その人が変わる」というのは賛同しかねますが、
おっしゃるとおり、確かに診断基準等も変化しているので、何年も経っている場合は再度受けさせるという制度でよいかもしれませんね。

書類を揃えたり検査を受けるのが面倒だからだだをこねているわけではありません。
少し疑問を感じただけです。

お礼日時:2018/05/16 17:16

1.病名が自閉症スペクトラムと診断出来る医師であれば良いと思います。


  ただ、極端なことを言うと日本の医師制度に専門医は存在しないから
  外科医でも眼科医でもASDの診断書を作成することはできます。
  しかし、○○眼科医院が作成したASDの診断書を元に
  手帳発行の担当者がスンナリと承認するとは考えられないし、
  実際、精神科に精通した医師でなければ診断、作成が出来ないと思います。

2.はい。
  役所仕事という面と、病気だから改善されることもあるという前提のため。

3.医師の診断による

4.手帳の有無とは関係が無いと思います

>一から繰り返す必要は明らかにないので、困り感の部分の判定だけでよいのでは?
 手足が欠損した障害ならば、それらは生えることはないから
 割愛出来る検査もあろうが、
 精神は、目に見えない、形の無い部分なので状態がはっきりしない。
 従って、前回の診断と同一するとは限らないので、
 全項目を検査し、現在の状態を診断する必要があると思います。

>一から全て検査するというのはやはり非効率だと思います。
 一度貼ったレッテルは生涯変えなくても良いってこと?
 効率で処理することではないと思います。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

①②③ありがとうございます。

④について、
ASDは「精神」ではありません。
便宜上、手帳などの役所関係のことでは精神の枠に入れられているというだけです。
発達障害専用の手帳はないからだそうです。
精神にも身体にも知的障害にも当てはまらない発達障害者が福祉を受けられるようにするためには
どこかに入れるしかなかったためと聞いております。

自閉症の特性は治りませんし、治すようなものでもありません。
それを原因とする困り感のみケアする必要があると考えられています。
診断名はレッテルではありません。
レッテルを貼っているのは「人」です。

生後からの聞き取り等も詳細に行われましたが、
同じ病院でこれを繰り返すのは無駄です。なぜなら過去の事実は変わらないからです。

お礼日時:2018/05/16 16:06

ASDは医学的には精神障害ではない、とされています。


しかし、精神障害者保健福祉手帳の制度上は、精神障害に含めて取り扱っています。
お気持ちはわかりますが、制度上のことのみ回答していますので、ほかの疑義は絡めないでいただけると幸いです。

精神科医ないし精神保健指定医であれば、何も「発達障害専門」である必要はありません。
そういう制度なのだ、と割り切っていただくしかありません。
また、障害というものは、何も元々の特性なり疾患のみを指すものではなく、むしろ、周りの環境によって作られてしまうものでもあります。
そういった観点(疾病 ≠ 障害)の下、各種のサポートや福祉的支援などの影響をも加味しながら日常生活上の困難度を探ってゆく、というのが、そもそもの認定の主旨です。
言い替えると、そのときそのときで変わり得るものを測定なり把握しなければならない。
変化や成長の可能性を常に期待している、ということにもなるのですよ。非効率、という考え方をしてしまうと、そこを誤ってしまうように思います。

> 虚偽申請や詐病では断じてありません。
> そもそも病気でもありません。

はい。百も承知です。
その上で、制度全体でとらえたときにはそういう人もいるのだ、ということを言ったまでです。
繰り返しますが、個人個人のことは脇に置いています。あくまでも制度の説明をしているまでです。
ですが、かなりわかりづらかったかもしれませんね。おわびします。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

制度全体でとらえたときに・・・

ということはもちろん分かっていますよ。
理解できなかったのではありません。

ですから、
「単に制度に関するご説明をしていただいているだけだとは思いますが、念のため。」
と書いております。

このやりとりを見た人が、「ああ、発達障害って詐病できるんだ~やっぱりそういう人もいるよね~あの人もこの人の詐病じゃないの?」
等と思われては困るからです。
なぜそのようなことを言うかというと、そのように(障害者=詐病が多いと)考える人が世の中には大変多くいらっしゃるからです。

・「発達障害専門」ではなく精神科医でよいのですね。
ご説明いただき、どうもありがとうございます。
分かりづらいはないと思いますよ。ご丁寧にご解説いただき感謝しております。

再度、ご回答いただき誠にありがとうございました。

お礼日時:2018/05/16 14:35


はい。専門医に専用の診断書を書いていただく必要があります。
根拠通達は「精神障害者保健福祉手帳制度実施要領について」(平成7年9月12日付け厚生省保健医療局長通知/健医発第1132号)です。
精神保健指定医(精神保健福祉法による指定医)又は精神科医(精神障害の診断又は治療に従事する医師)の下で、精神保健福祉法所定の様式による診断書を書いてもらいます。
ただし、初診日から6か月を経過した日以降のことが記されていないと、その診断書は無効です。


はい。精神障害者保健福祉手帳の有効期限はそもそも2年間です。
その有効期限が過ぎてしまってから再び手帳を取得しようとするときは、あくまでも新規申請です。
したがって、最初っからやり直すようなことになります。


はい。もちろんあり得ます。
以下の根拠通達の下に、厳格に認定されます。

根拠通達は、厚生労働省法令等データベースから閲覧可能です。最新の内容を見ることができます。
http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/index.html です。
通知検索 ⇒ 本文検索へ ⇒ 検索語設定で以下のタイトルを正しく入れて検索実行 で見ることができます。

◯ 精神障害者保健福祉手帳の障害等級の判定基準について
(平成7年9月12日付け厚生省保健医療局長通知/健医発第1133号)

○ 精神障害者保健福祉手帳の診断書の記入に当たって留意すべき事項について
(平成7年9月12日付け厚生省保健医療局精神保健課長通知/健医精発第45号)

○ 精神障害者保健福祉手帳の障害等級の判定基準の運用に当たって留意すべき事項について
(平成7年9月12日付け厚生省保健医療局精神保健課長通知/健医精発第46号)


はい。手帳を取得しようとすること自体には、何ら問題はありません。対象疾患・対象障害だからです。
ただし、実際に認定されるか否かは、また別の話です。

困っておられる内容を列挙なさっておられますが、それらが直ちに反映されるわけではありませんので、念のため。
本人がいくら困っていることを申し立てたとしても、障害年金と同様、医師が第三者的・客観的に見た際には「日常生活や就労に及ぼす影響が少ない」「各種のサポートによって改善は十分に可能である」などとされることがあるわけですから、あくまでも医証(医師の実診察時のカルテや診断結果のこと)が優先されます。
本人の申立・言い分をそのまま通すことはありません(虚偽申請や詐病を防止する観点からも)。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

ASDが精神障害ではないことをきちんと理解されていることを前提にお聞きしますが、

①専門医とは発達障害を診断できる専門の医師のことを指しています。
「精神保健指定医(精神保健福祉法による指定医)又は精神科医(精神障害の診断又は治療に従事する医師)」ということは
精神科医であれば、「発達障害専門」を掲げている必要はないということでしょうか。

②ASDは治らない、つまり先天的な脳の特性です。
精神病とは違い、凹凸の特性そのものを治療するものではなく、環境調整等から困り感を減らすのみです。
何度検査しても定型発達者になるわけではないと分かりきっているにもかかわらず、同じ検査をしなければならないのですね。
非常に非効率に思いますが、疑問の声は挙がっていないのでしょうか。

③④どうもありがとうございます。
あくまでも医証が優先される旨は了承済みです、一度経験していますから。

虚偽申請や詐病では断じてありません。
そもそも病気でもありません。

ASDですと虚偽申請や詐病などしてもASDでない限りは何の得もありませんよ、
単に制度に関するご説明をしていただいているだけだとは思いますが、念のため。


ご解説いただき誠にありがとうございました。

お礼日時:2018/05/16 14:00

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