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条件付き確率の問題についてお尋ねしたいです。
ちなみに,宮川公男の「基本統計学第4版」第4章の練習問題 9)の問題です。

P{A}=0.4, P{B|A}=0.3, P{余事象B|余事象A}=0.2とするとき,以下の値を求めよ。
(a) P{余事象A}
(b) P{B|余事象A}
(c) P{B}
(d) P{AB}
(e) P{A|B}

解答は以下の通りです。
(a) 0.6
(b) 0.8
(c) 0.6
(d) 0.12
(e) 0.2

このうち,(b)と(c)と(e)が分かりません。

A 回答 (1件)

P{B|A} が「条件付確率」ということでよろしいですね?


つまり
 P{A and B} = P{B|A}*P{A} = P{A|B}*P{B}
ということ。著者や本によっていろいろな定義があり得るので。

また
 P{A} + P{余事象A} = 1
でよいですね?

(a) P{余事象A}
 「余事象」の定義から
  P{余事象A} = 1 - P{A} = 0.6

(b) P{余事象A} = P{B|余事象A}P{余事象A} + P{余事象B|余事象A}P{余事象A} なので、(a)の結果から
 0.6 = 0.6*P{B|余事象A} + 0.6*P{余事象B|余事象A}
  = 0.6*P{B|余事象A} + 0.6*0.2
  = 0.6*P{B|余事象A} + 0.12
よって
  0.6*P{B|余事象A} = 0.48
  P{B|余事象A} = 0.8

(c) P{B} = P{B|余事象A}P{余事象A} + P{B|A}P{A} なので、(a)(b)の結果から
 P{B} = 0.8 * 0.6 + 0.3 * 0.4 = 0.48 + 0.12 = 0.6

(d) P{AB} は P{A and B} ということと解釈します。そうすれば
 P{AB} = P{B|A}*P{A} = 0.3 * 0.4 = 0.12

(e) P{AB} = P{A|B}*P{B} なので、(c)(d)の結果を使って
 0.12 = P{A|B}*0.6
よって
 P{A|B} = 0.12/0.6 = 0.2
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この回答へのお礼

早くにお返事をいただいて,本当に助かりました。
直接お礼を申し上げたいくらいです,ありがとうございます。

また,以下のように前提を確認させてしまって,すみません。。

>P{B|A} が「条件付確率」ということでよろしいですね?
>つまり
>P{A and B} = P{B|A}*P{A} = P{A|B}*P{B}
>ということ。著者や本によっていろいろな定義があり得るので。
>また
>P{A} + P{余事象A} = 1
>でよいですね?

確率の知識があまりなく,統計学を1冊の本で勉強し始めたばかりだったので,ほかの表記方法があることを知りませんでした。。


1点だけ,伺ってもよいでしょうか?
設問(b)の解き方です。

>(b) P{余事象A} = P{B|余事象A}P{余事象A} + P{余事象B|余事象A}P{余事象A} なので、

この方程式は,なぜ思いつけたのでしょうか。

私は,条件付き確率について,
①P{B|A}=P{AB}/P{A}ということと,
②この公式から,乗法定理が導けること,
③P{B|A}=P{B}であるとき,事象Bは事象Aから独立していること,
④事象Bが事象Aから独立しているとき,p{AB}=P{A}P{B}となること,
の4点を学びました。
この4つの知識から,設問(b)で用いた方程式は導けるのでしょうか?

同じことを,

>(c) P{B} = P{B|余事象A}P{余事象A} + P{B|A}P{A} なので、

でも思いました。

お礼日時:2018/06/05 12:53

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