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なぜ either は side や end などの名詞と結びつくと「どちらにも」「両方とも」という意味になってしまうのですか? There were many cherry trees on either side of the river. (その川の両岸には、たくさんの桜の木があった)/ Place the cards at either end of the table. (テーブルの両端に、カードを並べなさい)という風に、なぜ either は side や end などの名詞と結びつくと「どちらにも」「両方とも」という意味になってしまうのですか?理由を教えて下さい。

A 回答 (5件)

>なぜ either は side や end などの名詞と結びつくと「どちらにも」「両方とも」という意味になってしまうのですか?



eitherは、心の中で、2つあるものを1つずつ順に取り上げて、1番目のものはどうか、2番目のものはどうか、と順に判断を進める言葉です。
(1) You can eat either (a cake or a pudding).((ケーキとプリンと)どちらでも食べていいよ)
(2) I don’t know either (boys).(どちら(の男の子)も知らない)

(1)では、まずケーキを取り上げて「ケーキを食べてもいいよ」と言い、次にプリンを取り上げて「プリンを食べてもいいよ」と言っています。決して、ケーキとプリンの両方を同時にまとめて取り上げて「両方とも食べていいよ」と言っているわけではありません。また、eitherにそもそも「両」という意味があるわけではありません。
(2)では、まず1人目の男の子を取り上げて「1人目の男の子は知らない」と言い、次に2人目の男の子を取り上げて「2人目の男の子は知らない」と言っています。決して、2人の男の子を同時にまとめて取り上げて「2人とも知らない」と言っているわけではありません。また、eitherにそもそも「両」という意味があるわけではありません。

御質問の英文のうち1つめの文は、まず左岸を取り上げて「左岸にはある」、次に右岸を取り上げて「右岸にはある」という意味です。決して両岸を同時に取り上げて「両岸にある」と言っているわけではありません。また、eitherにそもそも「両」という意味があるわけではありません。

御質問の英文のうち2つめの文も同様です。

また、このようなeitherの意味を反映するので、肯定文で用いる場合そのeitherが「両方とも」の意味であるのかどうかは分からない場合が生じます。そのような場合は文の内容、前後関係などで判断するしかありません。

例えば、(1)の文ではケーキとプリンの両方を食べてもいいのかどうかは、この文の内容だけからでは分からないので、もしこの文に前後関係がない場合は(1)の文を言った人からのさらなる指示を待たない限り分かりません。

以上のことは次の文を見れば明らかです。
(3) President Trump was on either side of the river.(トランプ大統領はその川のどちらかの岸にいた)
(4) Sit at either end of the table.(テーブルのどちらかの端に座りなさい)

これらの文では、文の内容から見て、「両岸」、「両端」の意味でないことは明らかです。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございました大変参考になりました。

お礼日時:2018/07/01 11:20

直接の答を書くのを忘れていましたね。



>なぜ either は side や end などの名詞と結びつくと「どちらにも」「両方とも」という意味になってしまうのですか?

名詞は次の2つに分けることができます。
(a) 2個以外ではあり得ない名詞又は2個であることが多い名詞(ear、hand、side、endなど)
(b) (a)以外の名詞(boy、cake、puddingなど)

日本語では、2個のものについて言う場合に、(a)について言う場合には普通は「両」、「どちら」で言い、(b)について言う場合には普通は「どちら」で言います。しかし、(b)について言う場合にはまれに「両」で言います。

例えば、次のようです。
(a)について言う場合
  普通は、両方の耳、両手、両側、両端
  普通は、どちらの耳、どちらの手、どちらの側、どちらの端
(b)について言う場合
  普通は、どちらの男の子(も知らない)、ケーキとプリンのどちらでも(食べていい)
  まれに、その男の子は両方(とも知らない)、ケーキとプリンの両方(とも食べていい)

しかし、英語では(a)、(b)ともにeitherで言います。

ですので、御質問への直接の回答は、2個以外ではあり得ない名詞又は2個であることが多い名詞については、日本語では、「どちら」「両方」で言うことが多いからです。
つまり、日本語がそのような特性を持っているからです。
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すみません。


No.3の回答の(2)を間違えました。正しくは次のとおりです。
(2) I don’t know either (boy).(どちら(の男の子)も知らない)

eitherは「心の中で、2つあるものを1つずつ順に取り上げて、1番目のものはどうか、2番目のものはどうか、と順に判断を進める」言葉であると考えられる理由は、eitherの後の名詞が常に単数形だからです。なぜ単数形にするかというと、心の中には常に1個ずつしか思い浮かべてないからです。

心の中に2つ同時に思い浮かべるのであれば、当然複数にします。例えば、次のようです。
(5) You can eat both (a cake and a pudding).((ケーキとプリンと)両方とも食べていいよ)
(6) I don’t know both (boys).(両方(の男の子)を知らないというわけではない(片方は知っている))
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either は、2つあるもののうちの一方それぞれを指します。

だから、もともと"either" = "both" という意味があるのです。

Learner's definition of EITHER
: one and the other of two
Flowers bloomed on either side [=on both sides] of the walk.「どちらの岸にも」=「両岸とも」
Either [=each] answer is correct. [=both answers are correct] 「どちらの答えも」=「両方共」
I don't like either book. [=I like neither book]→「どちらの本も」=「両方共」
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either は「両」(2つの)の意味の形容詞です。

腕とか脚とか、左右対称なものは世の中に多いので、日本語でも「両・双・対」等の漢字を形容詞的に用いることは多いです。
either は対称にあるものが1組あるよ、ということを意識させます。その上で、その2つの中から選択する場合は、or を付加して選ばせる、ということだと思います。
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