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De quelle couleur est ton sac? という問いに対し、
1. Il est rouge.
2. Il est un sac rouge.
3. C’est rouge.
4. C’est un sac rouge.
の4通りの返答を考えた場合、いろいろ調べてみたところ、最も自然なのが1、4は文法的には問題ないがちょっと不自然、2,3の様な言い方はしない、ということのようです。それが正しいとして、4が不自然なのは色を聞いているのに違う答え方になっているので分かるのですが、2,3が言えない理由が分かりません。

どうやら、il は既に話題に上ったものを指すという点で英語の"it/he” に近いけれども、”ce”は何か英語にはないモノのような気がします。あるいは何らかの条件が整うと、第二文型で”il”は属詞に形容詞しか取れず、”ce” は属詞に名詞しか取れない、というようなルールがあるのでしょうか?

似たような質問への答えがネット上にありましたが、今一つピンと来ませんでした。

理由、或いは、とにかくこういう時はこうすることになっている等、教えていただけると幸いです。
よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

2と4が言えないのは同じ理由からです。


「あなたのバッグ何色?」
「赤いバッグです」
会話としてかみ合っていません。
文法外の話なので、日本語と同じ理由でアウトです。

ce にはいろいろな用法があって、一言でこうだとは言えません。
基本の用法を三つだけあげておきます。

1.今ここにあるものや、今ここの状況
Qu'est-ce que c'est ? 「これは何ですか」
Qui est-ce ? 「これは誰?」
C'est samedi aujourd'hui. 「今日は土曜日です」
C'est ça. 「その通りです」

2.il よりも口語的な仮主語(形式主語)
C'est facile d'apprendre l’anglais. 「英語なんて簡単」

3.文頭の語を受ける
Le coupable, c'est moi. 「悪いのは僕だ」


もちろん他にもありますが、C’est rouge. がここでおかしいのは「いまここ」ではないからです。
Ce sac, c'est rouge.
これなら問題ありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

2、4は分かりました。また、ceの基本3用法の2、3も分かりました。特に2は英語のitに似た用法ですね。

C’est rouge. が可笑しいのは話の流れから言って、当然そこにはないバッグを指しているからですね。と言うことは、今回の例とは離れて、その場にあるバッグに向かって、C’est joli! や C’est un joli sac. と言うのならおかしくないのでしょうか?また、2、4も質問の形態や状況によっては使い得ると考えて良いでしょうか?

また、ceは「いまここにある人物状況」は分かりましたが、ilは「ここにあるもの」と「話題に出てきたもの」の両方を指す事ができると考えて良いのでしょうか?

お礼日時:2018/08/29 12:51

よくわからないけど、


il est~に 不定冠詞+名詞が続く時は、il y a~ と同じ意味になると思った方がいいかもしれません。
ですから、ご質問にある
”Il est un sac rouge.”はコンテクストなしで、ただこの文だけ ポンと出されたら
「赤いカバンがある。」と解釈されるでしょうね。
フランス語には英語と違って冠詞に性があるので、冠詞で性別を区別できます。C'est un~ なら 英語の He is~で、 C'est une~ なら 英語の She is~を表すことが多いと覚えておくといいでしょう。
一方で、定冠詞+名詞の場合は c'est~でも il est~でも使えるような気がします。もっとも、定冠詞の場合は 名詞が母音で始まると エリジョンして l'になって 男女の区別がなくなるのもありますけどね。

>初学者の私向けのアドバイスがありましたらよろしくお願いいたします。
フランス語に限らず、語学は独学では限度があります。どこか フランス語の教室に通われたらいいかと思います。

余談ですが、私の場合は フランス語で英語の おさらいをしたことがあります。
itやheが フランス語ではどう訳されているか、なんとなく感覚がつかめた感じです。
もし、ご興味があれば、↓のサイトをご覧ください。フランスのアマゾンですが、日本から注文して購入できます。

https://www.amazon.fr/Langlais-B2-Pack-USB-avec/ …
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この回答へのお礼

どうもありがとう、ございます。

そうですね、限界を感じたら学校も考えたほうがいいですね。

当初の想像を超えて様々なご意見を頂き選択に悩んだ末、ベストアンサーは最初のご回答を下さった方に致しました。

お礼日時:2018/09/09 13:26

再度失礼します。



Syntactic_Structuresさんが引用したボードレールの ”Il est un pays superbe,...”こそ、ilが形式主語で 真主語が un pays superbeで、êtreが現在形で存在を表す表わす数少ない例ですね。つまり、ここでは êtreは ”Il était une fois un bon professeur......”と同じ意味で使われています。
一方で、êtreを「~である」と解釈するなら、invitationは女性名詞ですから、ilが指すのは voyageになるんだろうか...

あと、動詞についてですが、"Ce doit être un sac rouge."という文で、doitは verbe conjuguéと言って
動詞の最も基本的な使い方です。つまり、主語の人称と時制に応じて変化し文や節の述語となるものです。そして、 être は infinitifと言って ここでは verbe conjuguéの支配を受けて 直接目的語のような役割を果たしています。英語の考え方だと doitが助動詞で êtreが本動詞になりますね。

あと、”Ce peut être~”というのは 現代の話し言葉では殆ど聞きません。私が 「pouvoirでは ceは使えなくなり」と言ったのは語弊があったかもしれませんが、これは かなり、archaïque、または livresque
な表現であり、désuetな言い回しでしょう。フランス語の教室に通っていた時に 直されました。多分、英語で言えば thouとか whitherレベルの 現在では使われない表現ですよ。

最後に、 Syntactic_Structuresさんの仰るように ”Il est bon professeur.”とは言いません。
しかし、例えば ”Quel est le métier de votre père?”
と聞かれたら
”Il est professeur de collège.”
という風に答えるのが普通です。
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この回答へのお礼

度重なるご回答ありがとうございます。

Syntactic_Structures さんのお礼欄に現時点の考えを書きましたので、お手数でなければご覧頂ければと思います。

厳密な解釈や高いレベルでは、ご意見の相違もあると思いますが、初学者の私向けのアドバイスがありましたらよろしくお願いいたします。

お礼日時:2018/09/03 12:07

ちょっと変な話になっていますが。


間違いは正さずにはおられないので。

>”Il est une ville dynamique, animée, et agréable.”
>は ”C'est une ville dynamique, animée, et agréable.”の方が自然です。

Ce のほうが自然だというのはそうですが、間違ってはいない。
まあ私が作ったフランス語ではないしね。

L'invitation au voyage. Il est un pays superbe, un pays de Cocagne, dit-on, que je rêve de visiter avec une vieille amie.
これはボードレール。



大まかな使い分けならこんな感じ。

il は言葉を受ける。
客観的というか、あくまで単語の代わり。

ce は目の前にあるものを受ける。
あるいは目の前にあるかのようなイメージを受ける。
だから、目の前にブツがあるなら、ce が普通。
誰かの話をしていて、その人を思い浮かべながら話すなら、ce が普通。
C'est un bon professeur.
とかね。

たしかに、
×Il est un bon professeur.
×Il est bon professeur.
とは普通は言えない。

言えなくはないんだけど、かなり特殊な文脈がいる。
だから、初心者はやめておいた方がいい。


まあ、主語が人名ならいいんだけどね。
Jean est un professeur exceptionnel.



>それと、「動詞が être 以外であれば、ce が使えないので、」というのも あながち間違いではないんですが、
>devoirを伴う時は "Ce doit être un sac rouge."と言います。
>でも、pouvoirでは ceは使えなくなり、"Cela peut être un sac rouge."

なんだかなあ。
"Ce doit être un sac rouge."
ちゃんと、être があるじゃん。

「pouvoirでは ceは使えなくなり」というのは間違い。
Ce peut être un travail mental intérieur
Ce peut être un fichier aisément téléchargeable ...
Ce peut être un moyen de mieux connaître la structure des couches interfaciales.
Ce peut être un événement imprévisible, un concours de circonstance inattendu et inexplicable.

全部、書籍から引用した。
私の作文ではない。
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この回答へのお礼

度重なるご回答ありがとうございます。

今のレベルの私にはとても及ばないほど、簡単ではなさそうです。
ネットで調べたら、ilとceの使い分けは専門家の間でも研究対象になっているようです。
Ce は概念も含めた具体的なモノやイメージを指す。厳密にはいろいろあるのでしょうが大まかには(助動詞的なもの+)êtreでしか使わない。これらは分かりやすいです。

どうやら、難しいのはilのような気がきます。
Il est professeur.の様に職業身分国籍などは冠詞なしで言える。→これはそのテキスト見ても最初の方に載ってるので、分かりやすいです。

Il est un (bon) professeur. がかなり特殊な文脈でない限り不自然なのは私にとってはある種の驚きです。あくまで、英語表現をベースにしての話ですが。

「ilは言葉を受ける」の意味は理解できます。つまり、記号を指しているということなのでしょう。だとすると、Il est professeur. のilが指しているのが「彼という人」でないなら、それが指している言葉はなんなのでしょうか?そして、être以外ではceが使えないのならilを使うしかなく、その場合にはêtreの時には指すことの出来なかった「ブツ」を指すことが出来るように変質するのでしょうか?

正直、ますます分からなくなってきました。

それとも、今の段階ではあまり深入りしなくて良いテーマで、やっていくうちに分かってくればそれで良いと思っていれば良いのでしょうか?

お礼日時:2018/09/03 12:02

再度失礼します。



>Il est un bon professeur. などは可能ですよね?
多分、そういう言い方はしないと思います。ここで ilを主語にすると、形式主語になり、êtreは
「いる」という意味になるのではないでしょうか。現在形では 用いませんが、よく 半過去で 昔話の冒頭で使いますよね。
Il était une fois un bon professeur......

>3のceはton sacではなくcouleurを指していることになってしまう、という意味でしょうか?
おそらく、文章全体を指すのではないでしょうか?
3の表現を使うなら、例えば ”Il est rouge.”と答えた後に、”Et c'est tout rouge comme le sang."
みたいに続けるとか。

まあ、聞いたり読んだりする分には ce と ilの区別はそんなに意識しなくてもすみますが、問題は 話したり書いたりするときですよね。 私としては 沢山のフランス語に接して慣れるしかないとしか言えません。論理的な説明ができなくてすみません。
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2の言い方は私もフランス語を習いたての頃 同じミスを犯しました。


私もうまく説明できませんが、ilを主語にしたら 属詞には冠詞付きの名詞は持って来れないみたいですね。

3はこの場合、属詞が形容詞だと ceは ton sacを指さないので ダメなのだと思います。

あと、 Syntactic_Structuresさんの ”Il est une ville dynamique, animée, et agréable.”
は ”C'est une ville dynamique, animée, et agréable.”の方が自然です。
ilを使うなら 動詞としては se révélerあたりが来るんでしょうけど、あまりそういう表現は聞きません。

それと、「動詞が être 以外であれば、ce が使えないので、」というのも あながち間違いではないんですが、devoirを伴う時は "Ce doit être un sac rouge."と言います。でも、pouvoirでは ceは使えなくなり、"Cela peut être un sac rouge."と言わなくてはなりません。ただ、どちらの場合も ilは使えると思います。

最後に 質問とは関係ありませんが、英語で ”Yes, I do.”は 殆どの場合、フランス語では ”Oui”だけで OKです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

「ilを主語にしたら 属詞には冠詞付きの名詞は持って来れないみたい」というのはilが人以外を指した場合のことでしょうか?Il’est un bon professeur. などは可能ですよね?

3のceはton sacではなくcouleurを指していることになってしまう、という意味でしょうか?

いずれにしても、なんだか、とても難しい話のような気がしてきました。これだけ使い分けがあるのに、どのテキストもこの話は何もせずに例文だけ並んでいるのが不思議です。完全な法則でなくても良いので、大まかな使い分けくらい説明して欲しいと思うのですが。

お礼日時:2018/09/01 10:02

>その場にあるバッグに向かって、C’est joli! や C’est un joli sac. と言うのならおかしくないのでしょうか?



おかしくありません。
というか、それが普通の言い方です。

Il est joli !
Il est un joli sac.
これは奇妙です。



>また、2、4も質問の形態や状況によっては使い得ると考えて良いでしょうか?

Qu'est-ce que c'est ? 「これは何ですか?」
C'est un sac rouge. 「これは赤いバッグです」
なんか変です。
見れば分かるだろ、的な。

たとえば、通販サイトのレビュー欄で、
C'est un ordinateur très confortable.
「とても快適なパソコンだ」
なら、アリでしょう。


2型の自然な会話はなかなか思い浮かばない。
Tokyo est la capitale du Japon. Il est une ville dynamique, animée, et agréable.
とか。




> ilは「ここにあるもの」と「話題に出てきたもの」の両方を指す事ができると考えて良いのでしょうか?

まあそうですが、être の主語であれば、「話題になっている人・もの」の場合が多いでしょう。
もちろん、「ここにあるもの」でも il で受けることはできます。
À qui est ce livre? ― Il est à Paul.
「この本は誰のですか」「それはポールのです」
[プチ・ロワイヤル仏和(第3版)辞典]

動詞が être 以外であれば、ce が使えないので、なおさらです。
Gardez ce livre, il pourra vous servir.
「この本を持っていきなさい。役に立つだろうから。」
[プログレッシブ仏和(第2版)辞典]
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
・属詞が「形容詞」か「(形容詞+)名詞」になるかは文意の問題。
・Ce はêtreとセットで「いまここの物人状況」に対し使われ、ilもその使い方は可能だがCeが普通なのでなんか奇妙、むしろ話題になっている人モノコトを指す方(今回の当初の例文)が自然。
・êtreでなかったらそもそもceが使えない。

言葉なので綺麗に線引きできないでしょうし、いろんなケースがあるのでしょうが、経験重ねて何が自然か自分で判断できるようになるまでの初学者としては、こんな感じで捉えておけば良いでしょうか?

お礼日時:2018/08/29 16:13

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