財政学の自然独占の問題について

問題の解答を無くしてしまいました。解き方が分かる方いましたら回答をお願いします。
市場全体の逆需要関数D がP = 5 − Qで与えられている。また自然独占企業の費用関数は、C(Q) = 3 + Qで与えられるので、限界費用曲線は、MC(Q) = 1であり、平均費用関数は、AC(Q) = 3 / Q + 1となる。このとき、以下の問いに答えなさい。

1. 自然独占企業の限界収入曲線を求めよ。

2. 自然独占企業が独占的に行動した時の価格と産出量を求めよ。

3. 独占に伴う死荷重を求めよ。

4. 政府が限界費用価格規制を行った際の自然独占企業の赤字額を求めよ

よろしくお願いします。

No.2 ベストアンサー 回答者： gootarohanako 回答日時： 2019/01/18 06:48

解決したのなら、ちゃんと質問を閉じる手続きをとってください。

No.1 回答者： gootarohanako 回答日時： 2019/01/16 10:24

問１－３はごく普通の問題。

１．MR=5-2Q
なぜなら
R=PQ=(5-Q)Q
MR = dR/dQ=5-2Q

２．利潤はMR=MCのとき最大化される。よって
5-2Q = 1　 ⇒　Q=２
これを需要曲線に代入して
P=5-2=3
を得る。これらが独占企業が独占的に行動したときの生産量と価格。
３．死荷重は独占企業が競争的行動したときの総余剰と独占的に行動したときの総余剰との差。需要曲線、MR曲線、MC曲線、独占生産線（Q=2線）をグラフに描いてください。DWLは需要曲線とMC=1線とQ=2線とに囲まれた3角形の面積で表されるので
DWL=(4-2)×(3-1)÷２＝２
となる。
4.価格＝MC=1に設定すると、独占企業の赤字πは
π＝(P-AC)Q=[1-(3/4+1)]×４＝-3
となるので、政府は３だけ独占企業の赤字を補填することになる。なお、P=1のとき、需要量＝生産量＝４となることを確かめなさい。

この回答へのお礼

丁寧に解説していただきありがとうございました。
詳細に理解することができました。

お礼日時：2019/01/17 15:47