No.15
- 回答日時:
多分出てなかったと思うので書きます。
インドネシア語ではhujanです。
詳しいことはわかりませんが、動詞でも名詞でもhujanだと思います。
(少なくとも私はそう使っていてインドネシア滞在中に指摘されたことはありません:笑)
ちなみに進行形の「雨が降っている」は
sedang hujanです。(sedang=~している)
この回答への補足
<<質問の締め切りにあたって>>
この場をお借りして、ご協力いただいた皆さんにお礼を申し上げます。大変勉強になりました。ありがとうございます。
皆さんのご回答すべてが貴重であり、ご協力いただいた皆さんにポイントを発行したい所ですが、それは許されませんので、単純に回答回数と詳細で決めました。しかし繰り返しになりますが、すべての方の回答が同様に貴重であり、このポイントは優劣を表すものではないことを申し上げます。
たくさんのご回答ありがとうございました。
ご回答ありがとうございます。
インドネシア語のような南島語族からは今まで回答がありませんでしたね。ネットで調べてみるとタイ語と同じように時制による動詞の活用がないのですね。この地域の言語に共通の特徴なのかもしれませんね。
No.14
- 回答日時:
タイ語です。
動詞一語の表し方ですが、
雨が降るの場合はやはり普通はフォントックですが、
あえて「降雨した」のような言い方をすれば
ミーカーンティーフォントックになってしまうと思います。(降雨がある。)
こんな言い方をする人はいないですが。
動詞を動名詞化するにはそのまえにカーンをつけます。
タム+カーン+動詞 (する+動名詞化+動詞)
ミー+カーン+動詞 (ある+動名詞化+動詞)
例えば
プレーンファン(磨く+歯)=歯を磨く
タムカーンプレーンファン(する+歯磨き)=歯磨きをする
いずれにしても長くなってしまうのでこういった文章では
動名詞化した言葉を使う事は少ないです。
ご回答ありがとうございます。
つくづくタイ語は(我々日本人からすると)不思議な言語だと感じます。全ての要素がくっついて1つの単語のようになってしまうのですからね。それも日本語のように「検査+する」「質問+する」「購入+する」のように名詞に「する」を足す形ではなく、動詞を動名詞化して、それをまたわざわざ動詞にしなおすという複雑な作業を(普段使うことはないとは言え)するのですからね。
No.13
- 回答日時:
ロシア語いきます☆
Дождь идёт.
(翻字で書くとDozhd idet)
読み方をカタカナで書くと、
ドーシチ(或いはドーシ)イジョット。
(1)дождьが「雨」という単語で主語、
идётが「降る」で不定形(原形)はидти(イッチー)です。
☆動詞も名詞も用法によって語尾がかなり変化します。
この場合дождьは変化せずそのまま、
идтиが三人称単数形の主語を持つとういう条件で
идётに変化しています。
(2)「雨」が主語で「降る」が述語、そのままです。
(3)идтиは沢山の用法を持つ動詞で
「行く・歩く」という意味が代表的ですが、
きちんと「(雨や雪が)降る」という意味もあるので
直訳でも「雨が降る」でいいと思います。
(4)形式主語というものはありません。
ちなみに冠詞もないですし、語順も割と自由。
(実際の会話では、
強調したい単語を後ろに持ってくることもあるようです。)
多様な格変化に泣かされる代わりに、
この辺ちょっと楽です(笑
ご回答ありがとうございます。
そうなんですよね~。どんな言語でも格変化は面倒くさいですよね。なんでこんなことするんだろうって思ってしまいます。No.10さんはタイ語を勉強しているそうですが、ちょっと調べたらタイ語は動詞の時制変化が無いそうです。これは良さそうと思ったら、日本語と同じように敬語があるんですね。一長一短というか、言語って難しいですねぇ。
No.12
- 回答日時:
「雨が降る」「雪が降る」ならべると構文がわかりやすいでしょう。
(1) 名詞(雨・雪) + 動詞(降る) ,(語順 V + S も含む)
非インド・ヨーロッパ系およびスラブ系 (+アフリカのスワヒリ語なども)
Turkish : Yagmur yag^ar. /Kar yag^ar.
Magyar : Esik az eso¨. /Esik a ho¨. :: esik=降る, a/az 定冠詞
Finnish : Sataa vetta¨. /Lunta sataa.::sataa=降る, vesi=水/lumi=雪
Russian : Идёт дождь. / Идёт снег.
Polish : Pada deszcz. /Pada s'nieg.
Swahili : Mvua inanyesha. / (Barafu inanyesha. )
(2) 無主語、動詞のみ
フランス語を除くラテン系、動詞の人称活用により主語がわかるため
人称代名詞は通常省略し、当然非人称主語は使わない。
Romanian : Ploua./ Ninge.::無主語、動詞のみ
(3) 非人称主語 + 動詞
フランス語・英語ほか北欧語含むゲルマン系
Danish : Det regner. / Det sner. ::det=中性代名詞
German: Es regnet. / Es schneit. ::es=中性代名詞
French: Il pleut. / Il neige. ::il=男性代名詞
文法らしい解説が多いのは (3) なので、以下補足。
非人称構文も一言語でも数ページあり、ほんの数例のみ。
動詞が違う例 (天候・晴れなど)
French : Il fait beau. [=直訳 It does fine ][= It is fine. ]
存在文 ( 英語 There is ~ . むしろ英語が it を使わない )
German : Es gibt ~ . [=直訳 It gives ]
French : Il y a ~ . [=直訳 It there has ]
(なお、French には Here is/There is ~ . にあたる
Voici/Voila ~ . あり。 voi はおそらく元々「見よ」から)
ほぼ同じ構文例
English : It seems that ~ = French : Il semble que ~
ドイツ語・天候では文頭に別の語句がきても 形式主語 es を省略しない。
Heute regnet es. [=直訳 Today rains it. ]
しかし、文頭に別の語句をおくと形式主語 es を省略する構文がある。
Es hungert mich. = Mich hungert. [=(直訳)私を空腹にさせる。]
(通常は Ich habe Hunger. [=(直訳)私は空腹を持つ。] を使う。)
自動詞の受動文などでも同様な倒置などで es の省略あり。
北欧語は、フランス語・英語ほど非人称構文が多くないようです。
なお、古い形態を残すアイスランド語では、
θaδ(hann) rignir.(=It rains./特有文字はギリシャ文字で代用)
非人称主語は通常中性であるが、男性形(hann)も使われる。
また、主格主語を持たない動詞があり、形式主語を使わない。
Mig langar i safa.[=私を(意味上主語)・ほしい・ジュース]
もっとも、古いアイスランド語では天候でも無主語だったようです。
ご回答ありがとうございます。
ものすごい言語知識ですね。ドイツ語と英語は近い関係にありますが、随分と違いもあるのですね。そもそも英語では代名詞が主語の時にAdv+V+SやC+V+S型の倒置は起きませんし、自動詞が受動態になることもないですし。日本語なら「私は雨に降られた」や「私は子供に泣かれた」のように自動詞が受動文になって被害を表しますが、英語ではI was rained on.のように前置詞句を取っていなければ無理ですよね。
ドイツ語ほど格変化や動詞の活用がしっかりしていれば形式主語を使う必要も無い気がしなくもないですが、でも天候を言う時にesが省略されないのは、やはりその動詞が(「空腹にさせる」などと違い)esをどうしても要求するのでしょうね。なんででしょうね。非対格動詞でも非能格動詞でもないからですかねぇ。Mich hungert.の場合は、Michから統語関係が明らかなのでesが必要無いのですかね。Regnet.やRegnet heute.と言う形も不可ですか?
アイスランド語が与格を意味上の主語に取るという話は聞いたことがありますが、お示しの例文では対格ですか?これはどうなのでしょう。ロシア語などでМне надо заниматься.と言った場合、надоは無人称の述語で、与格を意味上の主語に取っているのでしょうが、これは英語で言うIt is necessary for me to study.をFor me necessary study.という語順で言い換えた場合と近いと思います。アイスランド語のMig langar i safa.も(つまり形式主語も主格主語も取らない文は)、このロシア語のнадоを使った文に近い感じですか?それとも全く違う構造をしているのですか?
PS.英語で虚辞のitとthereの派生の違いについて何かご存知ですか?どちらも虚辞でありながら、数の有無などの違いが有るほか、There rains.やThere is likely to rain.と言わない理由など、何でも構わないのですが。
No.10
- 回答日時:
#6です。
>タイ語に動詞だけの表現、つまり動詞1語で文章が完成することってあるのでしょうか?例えば「降雨した」のような(この日本語が正しいかどうかは別にして)。
タイ語勉強中ですので、詳しくは分かりませんが、降雨は、やはりフォントックだと思います。降雨したであれば、過去の単語を、最後の入れ、フォントックレオで表現すると思います。因みに進行形はカムランを、入れてフォンカムラントックと思います。ナムトックは、水(ナム)がトック(落ちる)で、「滝」という意味です。英語のwaterfallと同じ発想ですね。日本語は、「落水」という単語もありますね。「降雨」と「落水」今度、タイ人に聞いておきます。とにかく、タイ語には、単語と単語を組み合わせてまた別の単語を造る。必然的に単語が長くなります。でも、これが、なるほどって思うことが多々あります。
ご回答ありがとうございます。
へ~、タイ語って面白いんですねぇ。文の要素が密着して1つの語のようになる、いわゆる抱合語なのですね。アイヌ語やエスキモー語もこの分類に入りますが、タイ語では助詞なんか使わないでしょうし、動詞が活用をすることもないのでしょうから、No.1さんから教えていただいたllueve(スペイン語)、chove(ポルトガル語)、piove(イタリア語)のように、動詞1語で「雨が降る」を表現するのとは違う構造ですね。
No.9
- 回答日時:
>フランス語で形式主語を立てた他の例を教えていただけると嬉しいです。
il fait、il y a(~がある)などがあります。il faitは口語では ca faitになることもあります。
フランス語がイタリア語やスペイン語と違って形式主語を必要とするのは、ゲルマン系の言語の影響かもしれません。
ご回答ありがとうございます。
「~がある」をフランス語では形式主語を使って表現するんですね。この場合は英語のThere is ~の形に近いのだろうと推測します。そうすると英語ではitとthereという2つの虚辞があり、There is ~.やIt rains.のような使い分けがありますが、フランス語では、どちらもilという1語で表してしまうのですね。う~ん。面白いですねぇ。
No.8
- 回答日時:
韓国語では回答が出ていますが、横から失礼します。
質問者様お察しの通り、
ピ(雨) ガ(が) オダ(降る).
です。
これで
1)
2)
の疑問が解決すると思います。
直訳は回答した方のおっしゃる通り
「雨が来る」になります。
ちなみに、英語ではどうなんでしょう、、
「雨が降る」「降ります」「降るね」などのニュアンスも全部「rains」でOKなんでしょうか。
韓国語はその辺の微妙なニュアンスの差が日本語同様にありまして、
「降ります」は「オmニダ」、あるいは「ワヨ」といい、文章体で「(雨が)降る」と言うときは、普通「オダ」ではなく「オンダ」といいます。
ご回答ありがとうございます。
日本語や韓国語は膠着語と呼ばれていて、ひとつひとつの単語が変化をするのではなく、単語に様々な言葉を付け足すのが特徴です。例えば「雨だ」という表現にも次のような言葉を付け足すことができます。
雨だ・ね 雨だ・わ 雨だ・よ 雨だ・ろう 雨だ・った
これに対して英語は屈折語と呼ばれていて、単語自体が変化を起こす言葉です。日本語とは違って「~ね」や「~よ」のような「意味を持たない言葉(機能語)」を付け足してニュアンスを変えることは出来ません。そのため、基本的にはイントネーションのような音声に頼る所が大きいと思います。
とは言え、使う単語を変えることでニュアンスに違いを出すこともあります。例えば普通は「すでに」という言葉は疑問文では「yet」で疑問文でなければ「already」を使いますが、alreadyをわざと疑問文で使うことで「え!? もう終わったの!?」という驚きを表したり、強調のために使う無意味な乱暴言葉(swearword)を使ってIt's fucking raining!としたり、You are God damn right!として感情表現をしたりすることはあります。
個人的には、日本語よりもはるかに多いswearwordやスラングが英語にあるのも、このことと何か関係が有るのではないかと思っています。
No.7
- 回答日時:
No.2の礼の欄のご投稿拝見しました。
語順は英語などとは違って比較的自由です。
"Cae lluvia."
------------
"Lluvia cae"でも間違いではないと思います。 Caerは自動詞と記憶しています。
主語の省略。
人称によって動詞が変化するので、分かりきっていて、主語を強調しないときは省略することが多いです。
主語を省略しない場合。
慣用句以外は、主語+動詞、動詞+主語どちらと決まった法則は無いような気がします。 乏しい経験では、どちらかと言うと動詞+主語の場合が比較的多いと感じます。
矛盾しますが、主語+動詞の代表的な例を挙げますと、
日本でも一時流行った南米アンデスの民謡(フォルクローレ)で「コンドルは飛んでゆく」 -
"El condor pasa"
(el = 単数男性名詞につける定冠詞、
condor = 普通、加算名詞
pasa = 自動詞pasarの三単現。)
往年のタンゴ歌手藤沢嵐子の十八番、アルゼンチンのタンゴ「ママ、恋人が欲しいの。」 -
”Mama' yo quiero novio."
(mama' = 名詞、お母さん、ママ、ここでは呼びかけ
yo = 人称代名詞、私、ここでの主語。
quiero = 他動詞querer「欲する、欲しい」の三単現。
novio = 名詞、恋人、婚約者)
たどたどしい説明でご理解戴けたでしょうか。
ご丁寧にありがとうございます。決して、たどたどしい説明などではありません。
やはり語形変化がしっかりとしていると語順はかなり自由になるのですね。中国語のような孤立語は「語順」で文法関係を表しますし、スペイン語のような屈折語は「語形変化」で表します。英語も屈折語ですが、動詞の活用などはbe動詞を除けば三人称単数現在でしか他と見分けが付きませんし、結局、中途半端な語形変化と中途半端な語順規則があるので形式主語などと言うものが必要になるのかもしれませんね。
No.6
- 回答日時:
タイ語
フォン・トック 雨が落ちる。フォン=雨、トック=落ちる。形式主語で表現する方法は、ないと思います。主語や時制によっての動詞の変化もタイ語ではありません。
ご回答ありがとうございます。
タイ語ですか。想像も付きませんねぇ。でも中国・タイ語族に分類されるわけですから、中国語と同じ孤立語で、英語のように語形変化をしたり、日本語のように機能語がついたりもしないのでしょうね。そうなると、やはり「何が・どうした」という主語と述語を別々に持たなければならないのでしょうかねぇ。
タイ語に動詞だけの表現、つまり動詞1語で文章が完成することってあるのでしょうか?例えば「降雨した」のような(この日本語が正しいかどうかは別にして)。
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