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最近健康診断で中性脂肪が高いから食事と運動に気を付けてくださいと言われましたが、生活を改善することで悪玉、善玉コレステロールと中性脂肪がどう改善するのかよくわかりません。
この三つの数値の見方や、どういったことで改善や悪化するのか、三つの数値の関係性など教えていただけないでしょうか?

A 回答 (2件)

医者に聞いたほうがはやいんだろうけれどねー。


関係性はあんまり関係なかったりするよ。
デブでも血液サラサラの人もいれば、脂肪なくても血管ぼろぼろな人もいるしね。

太ってんなら食いすぎない、適度な運動。
悪玉多いのならしょっぱいものや甘いものの過剰摂取はやめること。
ちゃんと野菜食ったり納豆など発酵させたものくったり
規則正しい食生活と運動してりゃ善玉はついてくる。

本格的なことは、ないかでもいって指導をうけてね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2019/03/05 09:06

かなり簡単な説明ですが…。



まず最初に、善玉・悪玉コレステロールという見方は捨てていただきたいです。
仮に2019年に医者から「悪玉コレステロールが…」と説明を受けたのなら、
それは便宜上の呼び方であると認識し、頭の中で置き換えていただきたい。

コレステロールとは体の中で細胞膜などの材料になるアブラを指します。生体にとってなくてはならない非常に重要な成分です。日々、肝臓で作られて全身に運ばれています。
で、コレステロールが生成されると、例えると行きと帰りの乗り物とくっつきます。LDLとHDLです。
以前悪玉コレステロールと呼ばれていたのがLDLコレステロール、コレステロールを各臓器に届ける役割をします。
善玉コレステロールと呼ばれていたのがHDLコレステロール、血管からコレステロールを回収する役割をします。
:LDLコレステロールーeヘルスネット
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/d …

というわけで、近年、重要なのはコレステロールの総量が基準値以内であることともう一つ、LDL-CとHDL-Cの比率であるということがわかってきました。
LDLが多いとLDL-Cが血管に常に余分に流れているわけです。これは血管にこびりついて塞ぐ性質を持ちます。つまり血管梗塞です。だからHDLで余剰を回収されている状態が良いということになります。
目安として、1.5を上回るとLDLが血管にこびりつき動脈硬化があちこちで起きるようになります。2を超えると血管梗塞の進行が速いため、要注意の状態だとされています。

では、LDLのみ減らせばいいじゃない、そう思いますよね。
残念ながら、コレステロールは生活習慣で減らすことはかなり困難です。
生きている限り肝臓がせっせと生成するからです。食事が影響する量は2割かそれ以下と言われます。そのため、2013年には「健康な人に限り」食事からのコレステロール摂取基準が撤廃されました。

コレステロールが多い食事をすると多少上がるので不摂生は禁物ですが、食事からのコレステロール摂取量を減らしても生成量はさほど減りません。
上に書いたように、これは健康な人の話です。コレステロールの代謝のどこかが壊れている人というのがいます。生まれつき壊れていたか、あるいは暴飲暴食が祟って壊れてしまった人です。
こういう人たちの場合はもっと深刻になります。健康的な生活習慣+薬が必要になるからです。

さて、中性脂肪は「摂取したエネルギーのうち余剰分」が蓄えられたものです。
従ってこの中性脂肪が多いと肝臓はこれを原料にますますコレステロールの生成量を増やせることになります。
ですから、中性脂肪が高い人はLDL-Cが高くなり、LH比が悪くなりがちです。
脂質異常症の診断基準に、コレステロールと直接は関係のないように見える中性脂肪の値が高い人が入っているのはこのためです。
:脂質異常症ーeヘルスネット
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/d …

だから、中性脂肪が高い人はLDL-Cを異常な高い値にしないために中性脂肪を下げましょうねと言われます。

LDL-Cのみ高い人は食べ過ぎ・飲みすぎが原因でないことが多いです。
しかし中性脂肪が高い人は日ごろの食生活がいつも余分に食べ過ぎな人です。同時に、エネルギーを消費するような運動も不足しているということになります。
だから「食事を控えめにし、飲みすぎは避け、運動をしましょうね」と言われます。
中性脂肪は糖質や動物性脂肪の摂りすぎで蓄えられがちです。摂取カロリーを適正に収めるほか、肉を控えめにし、野菜を増やし、果物を適宜取ることでかなり改善されることが見込まれます。ついでに減塩もなさってください。
:賢く食べるためのコツーeヘルスネット
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/f …
特に一時に糖質を摂りすぎている場合、それを減らしてください。どうしてもおなかが空くようなら、一日分を小分けにしてみてください。昼食に大盛りの麺類を食べるのではなく、1人前にしておいて、15,6時ぐらいにおにぎり1個を足すようなイメージです。
糖質は人体がすぐにエネルギーに変えられる栄養です。一食で不要な量を摂るから中性脂肪になりやすいのです。「すぐにエネルギーになる」わけですから、夕食に大量に摂るのが一番よくありません。夕食に糖質を摂ることは控えめになさってください。
またそれぞれの食事で食物繊維を増やすことも重要です。糖質の吸収をゆっくりにし、量をかさましすることで低いカロリーでも満腹感を得やすいからです。さらに腸内の状態を改善する働きもあります。

上のLH比にも触れると、運動をすることでHDL-Cが上がることがわかっています。LH比が改善するわけですね。
健康な人では多少の暴飲暴食は正常値にいずれ戻っていきますが、長年の不摂生が祟ってLDL-Cも上昇してきている人は、食事の影響で「上がる」幅が大きいようです。
ですからそういう人は、特にLDL-Cを上げやすい動物性脂肪や、コレステロールの多い食品は避けないといけません。
:メタボリックシンドロームを予防する食事・食生活ーeヘルスネット
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/f …

まとめると、中性脂肪値が高い人は、コレステロールの値を悪化させないために、食事を見直し、余分なエネルギーを蓄えないよう、またHDLを増やしLH比を改善して動脈硬化を予防するために運動しましょうということになります。


今回の回答にあたり引用したe-ヘルスネットは、厚生労働省が国立病院や国立健康・栄養研究所と提携して作った、健康情報のためのサイトです。
決して見やすくはありませんが、他にもためになる良い情報がたくさん載っていますから、ぜひいろんなページにお目通しなさり、ご活用になってください。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます。
とても参考になりました。

お礼日時:2019/03/05 09:06

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