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「べく」は「べき」と何か関係ありますか?また、「べく」というのを、どういった時に使いますか?会話の中で殆ど聞いたことがないので、使い方がいまいちわかりません。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

 べく、は、ベシの連用形ですが、そこから離れて副詞的な使いかたをします。

「しよう(しなくてはならない、して当然だ)と思って」「しようとして」という意味の「と思って」「として」の部分に、ベキとの違いがあるわけです。元来ベシには六つの意味――推量、意思、可能、当然、命令、適当――の用法があるのですが、「しよう」(意思)、「しなくてはならない」(命令)、「して当然だ」(当然)といったものがベシの原義です。これに活用形によって「と思って」というふうなニュアンスが加わるのが日本語の通例です。ベクならば「として」という副詞的な感じが出るし、ベキならばニュアンス抜きで名詞に直接くっつく。その違いがあるといえばあると言えるでしょう。
 ただ、ベクは固定化した文語的用法ですので、六つの意味のなかでも特に「意思」(~しようと)と「可能」(~できるようにと)にかたよりがちなのは事実だと思います。「恩師に会うべく、久しぶりに母校を訪れた。」(意思)、「試験に合格すべく、皆一生懸命に勉強している。」(可能)という例文はその好例ですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!とても勉強になりました!確認ですが、「べき」は意思のニュアンスがないというこどですね。非常に参考になりました。

お礼日時:2004/11/29 22:22

こんにちは。



確かに、「べく」は最近ではニュースの中で聞くか、本で読む位ですね。

例文で言いましょう
<べく>
・テストで良い点数をとるべく、努力する
<べき>
・テストでは良い点数をとるべきなので努力する
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使いませんか? 学生さんで最も聞きそうな例えは


試験で少し悪い点をとったとしますよね

先生に「もうちょっと試験勉強やっておくべきやったな」
って 地方によっては 「やっておくんやったな」
ともいいますが 標準語にすれば
~すべきというのは普通に使うと思いますよ。
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それぞれ古語の助動詞「べし」の連用形と連体形です。


「~すべく努力する」……あとに動詞が来る。
「~すべき時」……あとに名詞が来る。
以上が基本的な使い方です。特に連用形は古めかしい言い方になりますから、日常会話では少ないでしょうね。格式を重んじる場、たとえば議会などではよく使われているようです。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。意味はまったく一緒ですね。日本語検定のテキストにで、「べく」は「しようと思って」という意味を持っていると書いてあったので、「べき」と違うのかなと思ったわけです。

本には、こんなのが書いてありました。
恩師に会うべく、久しぶりに母校を訪れた。
試験に合格すべく、皆一生懸命に勉強している。

お礼日時:2004/11/28 11:02

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