満州族は中国共産党によって絶滅させられましたか？

中国人の人口の大部分は「漢族」ですが、中国の歴史では漢族が外国人によって支配された歴史の方が長いです。それを外来王朝と言います。遼・金・元・清の4王朝と五胡十六国の諸国や北朝がそれに当たります。

秦、東胡、匈奴、烏桓、鮮卑、慕容部、宇文部、前燕、前秦、後燕、北燕、北魏、契丹、奚、室韋、勿吉、東魏、北斉、北周、隋 、靺鞨、など全て漢民族の王朝では有りません。

漢民族の王朝とされている唐にしても、唐の初代皇帝「李淵」は、五胡十六国の西涼の武昭王の末裔で、李淵の一族は大野（だいや）氏という胡姓を持つが、学説では「実際は鮮卑系の出自で本来の姓も大野氏であり[1]、中原の支配権を正当化するために自身が漢民族の末裔であることを主張した」ようです。

特に近代に近い王朝は「明」を除けば、全て漢族にとっては、外来王朝です。（遼・金・元・清）がそれに当たります。

現在の中国（中華人民共和国）は多数派の漢族によって支配されていますが、漢族が中国を支配するのは中国の歴史では珍しいです。中国の歴史では漢族が中国を支配する事が有っても長続きしません。

ですから現在の中国共産党の支配も長く続かないと思われます。要するに漢族は国家を統治する事が下手だと言うことです。

清王朝を建国した満州族は女真族ですが、これは鮮卑系の民族だと思われます。現在は満州族は絶滅状態です。中国共産党によって絶滅させられたと思われます。

それにしても、清王朝の時代、あれだけ多数を占める中国の漢族が、わずかな数の満州族に長く支配されたのは驚くべき事です。

だからこそ、それを見た日本の満州軍閥が、満州人に出来ることなら、日本人にだってできるだろうと考え、中国支配に乗り出してしまったのです。これが日中戦争の原因です。

問題は、かって漢族を支配した満州族が中国共産党によって絶滅させられてしまった事です。満州族に代わって漢族を支配しようとした日本民族、中国人に言わせれば「倭族」「倭鬼」が、同じ目に遭わないか、心配ですよね？

質問者からの補足コメント

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  ＞従来満州族の住んでいた地域に多くの漢民族が移り住み、満州族は漢民族に同化されたのです。
  
  それは現在、中国共産党がチベットやウィグルに対してやろうとしている事ですね。

  No.4の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時：2019/12/12 03:16

No.1 ベストアンサー 回答者： masha5310 回答日時： 2019/12/10 07:33

普通に中国北部、遼寧省を中心に沢山住んでますよ、中国国内でも1000万人超います。

まぁ民族としてのアイデンティティをどれくらい維持しているのかはわかりませんけどね。
北部の中国人に日本を好きな人、親日が多いのは、日本企業の進出が多く繋がりが深いのもあるけど、満州民族が多いのも理由なのではないのかと僕は思います。

No.2 回答者： lv4u 回答日時： 2019/12/10 07:45

＞＞それを見た日本の満州軍閥が、満州人に出来ることなら、日本人にだってできるだろうと考え、中国支配に乗り出してしまったのです。

これが日中戦争の原因です。

「戦いに手を貸してくれたら、満州国を日本に譲る」って満州族に誘われたから、日本人は、彼らに手を貸したってこと。また、現在の韓国と同様に、関東大震災で日本が弱っていると思えたとき、日本との約束を中国が破ったり、日本人婦女子が大勢虐殺されたりしたのが、日中戦争の原因。

歴史から学ばず、彼らの嘘に何度も騙される日本もバカです。

No.3 回答者： けこい 回答日時： 2019/12/10 07:49

中華は色んな民族により支配されています

漢族もその一部だというだけの話し
中国では古来より、支配民族が他の民族を浄化するという歴史があり、これを洗民といいます
手段としては、先ず妊婦を堕胎させ、男を労働力として連れ去り、かわりに支配民族の男を移住させ混血を作ります
出来た混血のうち、男をまた連れ去り、同じ事を３回ほど繰り返します
１００年後に、当該民族の血はほぼ失われていきます
女真族はこれにより相当血が薄まった
まぁ躍進政策や文革での大虐殺も関係してる
今現在はチベット人やトリキスタン人がこの状態です

中華人民共和国は、地球人の真の敵
「人民共和国」という名の国はクソが多い

No.4 回答者： kuroneko3 回答日時： 2019/12/11 22:31

満州族の地は、別に中国共産党によって滅ぼされたのではなく、清王朝の統治下で漢民族の人口が大幅に増え、従来満州族の住んでいた地域に多くの漢民族が移り住み、満州族は漢民族に同化されたのです。

それに、漢民族は血縁ではなく、文明によって成り立っている民族であり、例え先祖が北方の異民族であろうと、中華の文明を尊び、自分は漢民族だというアイデンティティを持つようになれば、その人は立派な漢民族です。