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軍事基地や軍隊が使うインフラの維持について質問です。

「軍事基地」とは、軍事施設の一種で、軍隊部隊が作戦展開や兵站の前進基地や活動拠点として利用する基地、施設を言う。

その目的に合わせた様々な装備、弾薬、食料などの軍需物資の備蓄や、司令部、通信アンテナ、気象レーダー、補給倉庫、兵舎、工場などの建築物を持つのですが、ここで以下の質問です。

1.軍事基地の電気や通信、ガス、水道、そして軍隊が使う道路、鉄道や空港、軍港の建設や維持、点検、管理、修理を行う部署あるいは組織はあるのでしょうか?

2.仮定の話になりますが、とある国が国内に、サウジアラビアの「キング・ハリド軍事都市」のように、軍事都市や要塞都市が建設されたとします。
その際、電気や通信、ガス、水道や鉄道や空港、軍港などのインフラのの建設や維持、点検、管理、修理を全て担うのは、軍隊なのでしょうか?


3.2の問いのように、インフラを担うのが軍隊なら、ここで質問です。
我が国、日本などのインフラが国土交通省といった行政組織に担うよりも、軍隊が担った場合、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?


4.古代ローマ帝国は、ヨーロッパ及び北アフリカ、中東を支配した際、軍団が駐屯する基地を建設すると同時に、道路を整備し、さらに基地近くに都市を建設したそうですが、ここで質問です。
とある国が、国内の地方各地に都市や町、道路、鉄道、電気や通信、ガス、水道、空港、港を設ける際、古代ローマ帝国のように、軍隊が駐屯する基地や要塞を中心に建設する場合、インフラを担うのは軍隊の役目になるのでしょうか?

「軍事基地や軍隊が使うインフラの維持につい」の質問画像

A 回答 (4件)

>1


詳しい部署名などは分りませんが、自衛隊も海外の軍隊もインフラを建設・維持する能力を有します。自衛隊基地のインフラの維持を常に、自衛隊が行っているかはわかりません。財務省の自衛隊の予算を見れば分るかもしれません。興味があるのでしたら調べてみてください。




>2
軍事基地の軍隊が担うことも出来ますし、民間委託も出来ますが、基本的には軍隊が担ったほうが望ましいです。
理由は戦時国際法から見て取れます。

軍事基地というのは、常に攻撃を受けるリスクがあります。他国の軍事基地に対して、国際法上、正当な武力攻撃を行った場合、その攻撃で軍事基地にいた人を殺しても戦争犯罪にはなりません。これは、「(男も含む)女、子どもの民間人」が死んでも戦争犯罪にはなりません。

「(男も含む)女、子どもの民間人」を殺して戦争犯罪になるのは、非戦闘地域での殺傷の場合です。軍事基地にいる「(男も含む)女、子どもの民間人」は、戦時国際法の保護の対象ではなく、軍事基地にいる民間人が悪いとなります。

軍事基地とはそういう危険な場所なのです。そのため、インフラを担当する人も軍人にするのが望ましいです。軍人の家族は、軍事基地から離れた場所の非武装の公務員施設の住宅に住まわせるべきで(最前線にはそもそも家族は住まわせてはいけない。これは例えば在日米軍基地などの比較的安全な軍事基地の話)、(武装した)軍事基地に住まわせるべきではありません。

例えば、ミサイル基地を空爆されれば、その近くにいる人は死にます。その近くに、軍関係者の住宅地があり、爆発に巻き込まれ、「女、子どもを含む500人が空爆により死亡」となっても、空爆した側は戦争犯罪にはなりません。戦闘地域や戦闘地域になりえるような軍事基地に、非戦闘員を入れるべきではないのはこのような理由です。直接的な質問事項である、インフラの建設・維持を行う非戦闘員労働者も同様です。

「人間の盾」と称して、軍事基地の屋根に女、子どもを寝そべらせ、空爆された際にその非戦闘員が死亡し、「○○による虐殺行為だ」と主張する人が多々いますが、空爆した側は戦時国際法違反になりません。むしろ戦時国際法違反は「人間の盾」を使った側にあります。

しかし、結局のところ、軍事基地に民間人を入れるかどうかは、「その国の政治が決める」事です。




>3
2と重複しますが、軍事基地とは本来は、いつ敵の攻撃に晒されるか分らない危険な場所であるという事を理解して下さい。そして、(国際法上、正当な武力攻撃である場合)軍事基地にいる民間人が殺されても、戦争犯罪にはならず、戦時国際法の保護の対象にはなりません。

「民間人が戦闘に巻き込まれて死んでもいいよ」というのでしたら、デメリットはあまり無いかもしれません。

例えば、日本では自衛隊基地の空港を、民間共同利用にするという動きがあります。私から言わせれば、愚かとしか言いようがありませんが、「不運な利用者は死んでも別にいいよ」という倫理観なら、自衛隊が使っていない空き時間を利用して、民間利用するのですから、経済的なメリットがありますね。自衛隊基地のインフラ整備をどこが行っているかはわかりませんが、「民間人が戦闘に巻き込まれて死んでもいいよ」という倫理観なら、インフラ維持の民間委託はコストダウンなどのメリットがあるかもしれません。

何を持ってメリットというかデメリットというかは、どの価値観に重点を置くかで変わると思います。




>4
インフラ整備は軍隊の役目ではありませんが、インフラ整備の仕事も必要なら軍隊がします。完全に軍人がインフラ整備をするか、民間に委託するかは、その国の政治が決めます。
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今時の軍隊は、通常、


平時は民間、戦時のフロントライン(危険地域)は軍。
軍は小規模な施設部隊を持っています。
戦時であっても、安全地区迄の非爆発物と大量なサプライは民間。
フロントラインへのサプライは軍の役割。
軍は小規模な輸送部隊を持っています。
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軍隊はその維持管理を独自で行わないといけない というのが基本です。


でも そこは平時なんだから緩和してコストダウンしてるだけのことです。

たとえば自衛艦が港に停泊してるときに 自艦の発電機で発電するより、陸から電線をひいて電気をもらった方がコストは十分の一になります。(それをしなくて問題になったことがあります)
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日本には,防衛施設庁という組織がありますが,


それ以外でということですかね? 幸い,施設庁
の仕事は断っていたので知らないのですが。
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