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アクチュアリーvs公認会計士
どちらの方が難関資格でしょうか?

A 回答 (2件)

たぶん「難関」と言う点ではアクチュアリーのほうが難易度が高いでしょう。



その理由は「直接業務に関係ないと思われることも経験したり理解している必要がある」からです。公認会計士も同様な部分がありますが、視点が「会計」と言う点でひとつの基準がある分、ほんのちょっとだけ難易度が下がると、私は考えます。

ただ、これからどちらかの資格を取るつもりなら、ほかに考慮すべき点があると思います。具体的には
・AI化されないか
・海外と競合、または海外にでていけるか
の2点です

AIについては、アクチュアリーのほうが将来的には不安定だと考えます。理由は「資料の分析、統計化などはAIの得意分野だから」で、人間に残るのは「それを説明する能力」だけになる可能性があります。まあ、これは相当先の話ですが、国家資格ではない点で公認会計士より不安定要因が大きいといえます。

公認会計士もAI化されると、今のように大人数を使って仕事をするやり方から変革を求められるでしょう。このようなAI化はすでに始まっていて、会計の基本である、各従業員の経費精算などはすでにスマホで写真をとって申請しAIが判断するような形に変わってきています。つまり、会社の各部などにいる「経費精算する事務員」などが今後どんどん減っていく可能性があるのです。

この流れは公認会計士でも同じで、今は企業から預かった経理内容を監査するために、多数の事務員などを使って調べています(それでもパソコン導入前に比べれば1/3ぐらいになりました、エクセルのようなソフトで確認できるようになったからです)

AI化が進むと、このような人たちは要らなくなり、AIが監査して、それを説明する仕事だけが残ります。
あれ、アクチュアリーと同じですね。
でも、一番違うのは「公認会計士(税理士)などは、税務や企業の財務報告などに直接的な責任を負っている」ということです。このような「人間が責任を負う」システムはそう簡単に変化しませんから、公認会計士の仕事が無くなる心配は今のところ不用なのです。

また、外国との競合・関係性でいえば、アクチュアリーはどこの国でも「同じ」内容を扱います。違うのはせいぜいその国の文化や経済などの特性に合わせてチューニングするぐらいで、資料が同じなら誰でもほぼ同じ結果になります。もっとも分析には経験なども必要なのですが「○○人だから○○国の分析に優れいている」とはいえないので、AIで資料の言語が自動翻訳できるようになると、欧米のすぐれたアクチュアリーが日本の分析を日本で行うことも増えてくるでしょう。

公認会計士は「その国の税務システムに組み込まれていて、その国の言語で表記する」ものですので、日本語の特殊性を踏まえれば、そう簡単には外国と競合することはありません。

これら二つの点から見て、将来性は公認会計士のほうが上だと思います。
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この回答へのお礼

詳しくありがとうございます。
とても参考になりました。

お礼日時:2020/02/07 18:32

公認会計士です。



アクチュアリーはただの民間資格です
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