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年金の事がよくわからないので教えて下さい。
夫は現在62歳で法人役員で月額約20万円の収入があり厚生年金も納めています。
今、年金繰り下げ受給したら損ですか?
また、役員退職するまでは年金を納めつつ受給する事になるのでしょうか?

A 回答 (5件)

少し補足しておきます。



ねんきん定期便が誕生日前後に来ていると思いますので、
現状の受給見込と内訳を、まずご確認下さい。
・老齢基礎年金
・老齢厚生年金
があることをまず理解してください。

繰上げ受給をすると、年6%減額となります。
65歳から受給できる老齢基礎年金を
63歳から繰上受給すると、12%減
62歳から繰上受給すると、18%減
となります。

老齢基礎年金が65歳から70万受給見込なら、
63歳から繰上受給すると、61.6万に
62歳から繰上受給すると、57.4万に
減額されて受給となります。

受給総額は16年後に逆転します。
63歳から繰上受給すると、79歳で、
62歳から繰上受給すると、78歳で、
65歳からの受給総額の方が多くなります。

※添付は63歳からの繰上受給のパターンです。

参考
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/roureinen …
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/roureinen …

それとは別に、
63歳より老齢厚生年金の特別支給があります。
65歳受給できる老齢厚生年金部分が、2年先に受給開始となります。
繰上げ支給とは関係ありませんから、減額などはありません。

これは、老齢厚生年金の経過措置で、私は今年60歳になりますが、
私は64歳からの支給となり、私の代で、老齢厚生年金は『特別支給』は
終わりになり、65歳から老齢基礎年金と同時に受給開始となります。
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/roureinen …

次に、加給年金についてですが、
ご主人が65歳になり、老齢基礎年金の受給開始となると、
奥さんが65歳になるまで、ご主人は加給年金が受給できます。
年39万になります。
奥さんが年下であれば、あるほど長い期間受給できるわけです。
要は奥さん自身の年金受給までの『家族手当』といった位置づけです。

加給年金は、繰上受給できませんし、繰下受給すると加給年金も
受け取れなくなります。(ですので、先ほど回答で訊いたのです)
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/roureinen …

さらに、ご主人の場合、今後の動向で影響がある、
『在職老齢年金』という制度を覚えておいて下さい。

『在職老齢年金』とは、社会保険に加入しながら、
給与収入(役員報酬も含む)が一定額以上あると
★受給できる老齢厚生年金を減らされる制度なのです。

現在の制度では、
64歳までは、
月収(標準報酬月額)と厚生年金受給月額合わせて、
月28万を超えたら、厚生年金部分が減額。
65歳以降は、
月給(標準報酬月額)と厚生年金受給月額合わせて、
月47万を超えたら、厚生年金部分が減額
という制度です。
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/roureinen …

もう少し詳しく説明すると
①63歳から受給する老齢厚生年金のみの月額平均
と、給与と賞与額から計算される月平均の月収
②標準報酬月額
③過去1年の賞与額の12ヶ月で割った月額
①②③を合計した金額28万を超えた場合、
老齢厚生年金受給額から減額になる、
あるいは支給停止となる制度です。
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/roureinen …


現在の制度だと、年金受給額によっては、
減額になる可能性が大きいのですが、
この制度の改正が検討されており、
★64歳までの28万超の条件が、
★47万超に改正となりそうです。
それがいつからが、とても微妙な状況です。
来年か、再来年かといった感じでしょうか?

こんな話は、年金事務所では説明してくれません。
現状の制度内でしか『確かなこと』ではないので
説明してくれないでしょう。

年金事務所や年金相談センターで、以上のような制度の話を、
ベラベラまくしたてられたところで、消化不良で、理解が
全くおいつかないです。

また、上記の制度がいろいろと絡み合い、
さらに『今後の働き方』でとても大きな影響が出てくるので、
年金事務所の職員の話では、損得の判断は到底できません。

前提知識をある程度つけてから相談にいかないと、
無駄な時間になるだけです。ご留意ください。
「年金支給額について」の回答画像5
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この回答へのお礼

とても詳しい説明をありがとうございます。
集中して考えないとなかなか理解できない自分に呆れていますが、少しわかってきました。
教えていただいたサイトでも勉強してから相談に行ってきます。
ありがとうございました。

お礼日時:2020/02/15 15:36

>今、年金繰り下げ受給したら損ですか?


「繰り下げ」というのは本来支給年齢の65歳に以降に受給開始を遅らせることです。


月額20万円で生活が苦しいのなら繰り上げもありでしょう、但し、今後一生減額されたままです。
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この回答へのお礼

そうですね、、、
ありがとうございました。

お礼日時:2020/02/15 15:32

確認です。



繰下げ受給とは、受給時期を後ろに(66歳以降に)ずらすことを
言います。
繰上げ受給は、その逆です。

ご主人は、おそらじく63歳になると、厚生年金の特別支給が受給できる
ようになります。これは繰上げ、繰下げ関係ありません。

64歳以前に前倒しをして、繰上げ受給したいと言われていますか?

そこがこの質問の重要なポイントになります。

また、65歳からの受給額はいくらとなっていますか?
さらに、奥さんは何歳でしょうか? ご主人と何歳差ですか?
ご主人より年下ですと、ご主人は加給年金が受給でき、それも影響します。

金額的なものは、ここでも十分わかります。
それが損か得かは、ご夫婦の判断になります。

いかがでしょうか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
繰上げの間違いでした。
加給年金というものの存在を初めて知りました。
かなり勉強不足な事がわかりましたので、基本的な事から学んでいこうと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2020/02/10 15:28

ここで損得が分かるはずはありません


年金事務所に聞きましょう
70歳まで、給与所得があれば年金は差し引かれます
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この回答へのお礼

年金事務所で、個別に教えてもらえることすら知りませんでした。
早速問い合わせしてみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2020/02/10 15:29

年金事務所に連絡すれば、受給の見通しも含めて書類を送ってくれますけど。


繰り下げすると何円違うかも分かります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
早速問い合わせしてみます。

お礼日時:2020/02/10 15:30

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