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国語辞書的には「未満」⇔「超過」とされます.
しかし,日常生活でも教科書や技術文書の表記や読み下しでも,「以上」「以下」「未満」に比べて「超過」だけ異常に使用頻度が低いです.以上以下は省いて,「未満」に比べて「超過」の使用頻度が異常に低いという方が正確かもしれません.
たとえば「1<x<2」を句にするなら「xは1より大きく2より小さい」が多数派です."未満"を使おうとしても「xは1超過2未満」でなく「xは1より大きく2未満」として『あれ,”<”だけは漢字で書かないなあ?』と感じます.

使用頻度に差がある現状を,単語の成り立ちや単語の運用伝搬の歴史などから説明できるのでしょうか.
説明している理論とか解明した調査結果とかがあれば教えてください.

(大小関係の正しい表記方法の質問では無く『日本人さん,どうして”超過”君だけ仲間外れして使わないの?何かあったの?』みたいな感じの質問です)

質問者からの補足コメント

  • 何か推敲不足な質問文ですみません.少なくとも以下は変でした.
    (誤)『あれ,”<”だけは漢字で書かないなあ?』
    (正)『あれ,”1<”の方は漢字で書かないなあ?』

      補足日時:2020/02/14 20:11
  • すみません御回答の意味がちょっと不明でした.「超過は無くなるかも」はいいのです.
    質問は「以上以下未満がのさばっているし,多分これからものさばり続けるのに,なぜ超過だけ日陰者で,ご回答のように消えるんじゃないかと示唆されるような存在になったのか?」です.

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2020/02/14 21:11
  • 皆さん回答ありがとうございました.皆さんの説明を読むに,

      基準値との比較を意識する場面に応じて語が発生するが,
      「基準値と等しくなく基準値よりも大きい」という比較の場面は他の三者に比べて
      必要となる機会が少ない.
      そのために,その比較関係には人口に膾炙する単語が無い.
      辞書的な対義語「超過」は社会的にも数学的?にも大小関係への当てはめには適合してない.
    と受け取りました.

    質問文が悪く多くの回答者さんを「超過という単語のあてはまらなさの説明」に誘導してしまいました・
    「何故『基準値より大きい』だけバシッと決まる2文字漢字単語が無いのか」と質問にすれば・・・
    今度は「辞書には超過が有るじゃない」という回答が集まってしまったのかもしれません.

      補足日時:2020/02/16 17:16
  • ちなみに質問のきっ掛けは,英語起源の語が多い人工言語(HTMLとかTeXとか)の解説文でした.
    less, greater, than, equal を組み合わせた4関係の大小比較の語・演算子の意味説明が,
     「LE:以下」「LT:未満」「GE:より大きい」「GT:以上」
     ・・・ひとつだけ日本語がピシッと決まってないように見える.
       ”よりおおきい” を "超過" に換えていいか?なんかダメっぽい.なぜここだけダメなの?

    物理学者さんとか数学者さんとかなら「基準値と等しいかまたはそれより大きい」の必要度がありそうなんで,学術用語辞典を探せばいいのかな?
    「数式そのものか少なくとも英語で書く.日本語では書かんぞ」かもしれないですね.

      補足日時:2020/02/16 17:25
  • へこむわー

    「投稿ボタンを押さないと記述ミスに気が付かない」は粗忽者に対し成り立つマーフィーの法則です.

    前の補足の終盤で
    (誤)「基準値と等しいかまたはそれより大きい」の必要度がありそう
    (正)「基準値と等しくなく,基準値より大きい」の必要度がありそう
    すみませんでした.

      補足日時:2020/02/16 17:32
  • へこむわー

    前の前の補足を修正するか取り消して書き直したいのですが.少なくともPCからだとできません.
    (誤)「LE:以下」「LT:未満」「GE:より大きい」「GT:以上」
    (正)「LE:以下」「LT:未満」「GT:より大きい」「GE:以上」
    分かりやすくするために補足するつもりが,推敲の悪さで読者をより遠ざける結果です.

    すみませんでした.

      補足日時:2020/02/16 17:40

A 回答 (6件)

例を挙げて考えてみたいと思います。



「お酒は二十歳になると飲める」という事柄について考察することにします。

これを言い換えると、次の4つになります。
①「20歳以上なら飲酒ができる」
②「20歳未満なら飲酒ができない」
③「19歳以下なら飲酒ができない」
④「19歳超過なら飲酒ができる」

あくまでも、20歳になったら飲酒できるのです。
0歳、1歳、2歳、・・・・、18歳、19歳
ここまでは飲酒ができないという意味では同じなのです。従って、19歳というのはそれまでの歳と同じです。

それに対して20歳には特別な意味があります。そのため、20歳という言葉を使った①と②の表現は自然です。

そういう意味では③も④も同様に少し不自然さがありますが、④だけ更に不自然です。

19歳と20歳の間に境目があるので、④のような表現を使うと、
下側の歳(19歳)を使って、上側について述べていることになります。
④は境目を超えているような感じがします。(下の図)

②は確かに「上側の歳を使って、下側について述べている」のですが、私の感覚ではこの表現(②)では、
「上側と下側が対称な境目」というのは意識しないです。
②で意識する境目というのは、上側が「主」で、下側が「従」です。
「主」のほうを使って、「従」を説明するというのは、感覚的に自然です。

>使用頻度に差がある現状を,単語の成り立ちや単語の運用伝搬の歴史などから説明できるのでしょうか.
>説明している理論とか解明した調査結果とかがあれば教えてください.

これらについてはわかりません。私が上で書いているのは私の考えと感覚に基づいているのであり、なんらかの調査に基づいているのではありません。
「「未満」の反意語の使用頻度が低いのは何故」の回答画像3
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました.
私の悪質問文の趣旨にかなり良く合わせて下さっている回答だと感じます.

お礼日時:2020/02/16 17:27

「超過」や「過剰」は明らかによくないイメージ(オーバーというイメージ)を持ちます。

あまり使いたがる人はいないでしょう。
以上・以下の組み合わせも問題があります。これは基準値を含むのが常識とされています。20歳以上も20歳以下も「20歳」を含んでいます。はっきり分けるためには、例えば「20歳以上」と「19歳以下」と分けるか、「20歳以上」と「20歳未満」と区別するかしかありません。あるいは、文によって「20歳にならないと飲酒出来ない」のように書くか、です。
 あまり、「対義語」にこだわり過ぎると、世の中むずかしくなります。
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ご質問の


>日本人さん,どうして”超過”君だけ仲間外れして使わないの?何かあったの?

については、次のようなブログを見つけたのでご参考にしていただければ幸いです。

http://blog.livedoor.jp/eg_daw_jaw/archives/5215 …
ここでは、たとえば「100超過」では「100を超過している(>100)」ではなく、「超過分が100である(+100)」のように聞こえかねない、という説明がされています。
その方が言うには、
100超満(または100過満)
という言い方がいいのではないか、とのことです。

そういう意味では、「オーバー」という言葉も、例えば「速度が15キロオーバー」というのは、超過分が15キロであるような感じがします。

問題なのは、「以上」「以下」「未満」「超過」のうち、「超過」だけ「超過する」という動詞のような意味合いを持っていることです。(「未満する」とは言わない。)

モア(more)を使って「100キロモア」というようにするとか、「100キロ余」というとか、
あるいは漢字2文字がいいというなら「過余」という言葉を作って「100キロ過余」という言い方がいいのではないかと思います。
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推測ですが、超過の「過」が誤解を招くからでしょう。


過失、
どうしても使いたいのなら「超え」、実際に法律等では、○を超えて・・・という形で使用されています
③「19歳以下なら飲酒ができない」
④「19歳超過なら飲酒ができる」
これは正確な表現ではありません
③19歳6か月でも飲酒できませんが、欠落しています。
④19歳6か月(19歳超過)ですが飲酒できません、明確な説明誤りです
基準を含んで・・・が以上、以下。
基準を含まないが、基準に限りなく近いを含む、が未満(基準以下の範囲で)
超過には基準に限りなく近い、というイメージが持てません、基準を超えること遥か・・過ぎたるが及ばざるがごとし、が先行します。
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私(日本人)にとって、超過とは


ある値を大幅にこえているというイメージです。

例えば1.1は1以上だけど、1を超過しているとは言わない。

超過は
速度超過違反(スピード違反)とか、超過勤務、予算超過
のような形で使われてます。

超過は過剰と類義語だと思います。

理論や調査結果はわからないですが、用途によって使われている頻度は変わると思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます.

おっしゃる通り超過は適切な単語では無いとして,4関係のうち一つだけ,適切に表現する漢字二文字語が無いことをどう思われますか.
私の質問文も,最初は「以上以下未満と単語あって,もう一つの関係だけなぜ単語が無いの?」が趣旨でした.辞書を見ると対義語が存在したので質問文のような下手でくどい内容になりました.

『対称性のある概念には等しく単語が創成されるべき』みたいな私の感覚が言語においては不自然なのでしょうか.

お礼日時:2020/02/14 21:31

言葉は、時代の産物です。



超過も、いづれは無くなる言葉かもしれませんネ?
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

これまでの言葉の時代を記述した歴史書が読みたいのです.大小関係にスポットを当てて.

お礼日時:2020/02/14 20:47

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