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日本人はなぜ株で資産形成することに嫌悪感があるのでしょうか?現金もしくはタンス預金が多いのはなぜでしょうか?

A 回答 (11件中1~10件)

日本民族は基本的に「一所懸命」の農耕民族である。


戦国末期は尾張や堺など商業文化も発達したが、関ヶ原で徳川家が勝ち農耕民族に戻った。
関ヶ原は徳川と反徳川(豊臣ではない)だけでなく、農本主義対商業主義の戦いでもあったのである。

ここで日本民族の性格が決定し、江戸文化や殖産興業でも覆ることはなかった。
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イギリスの大恐慌 アメリカのリーマンショックを見ているからですよ


社会保障が充実している国は 株は伸びませんね。
また 戦後持っている株券が只の紙くずに変わったことを遺伝子として覚えています。
本当の金持ちは現金や貯金より金を持ちます。
どんな戦況かでも紙幣に価値はない。
金ならパンに変わることを知っています。
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一般的に「自分の資産(金融資産以外)を活用して生活が成り立つ社会」は株などで運用しての資産形成に消極的です。


理由は「市場取引より、確実で堅実な資産運用ができる」と考えているからです。

世界の殆どの国と日本を比べると、日本は「永年墾田私財法からずっと個人に私有財産があった」国です。これはつまり「貴族・武士・庶民に関わらず、土地などの資産は自分のもの」だったということを意味します。なので、日本では「一生懸命自分の仕事を頑張れば、それ相応のリターンが確実にある」と言うことを信じることができ、資産を失うリスクを伴う金融での資産形成を嫌う意識が強くなったのです。

逆に奴隷はそういうことを考えません。自分の労働はすべて主人(所有主)の利益になるからです。彼らの価値観では「労働=搾取」であり、労働を伴わない資産形成がもっとも有益である、と言う価値観を産みます。

現在では奴隷という立場の人はほとんどいませんが、日本以外の国における「労働者」は「決まった給料と約束で労働を提供する人」であり、彼らには「一生懸命働いても、それが給料が倍増することにはつながらない」という考え方が一般的ですし、事実企業幹部は利益に乗じて何億円もの報酬を得るのに対して、労働者は「会社の景気が良くても、自分達の給料にはほとんど影響しない」わけです。

こういう価値観の国では、リスクがあってもリターンが大きい金融資産による殖産が「悪」と考えられることはない、わけです。

ちなみに、他の方がアメリカやドイツの例を書いておられますが、個別の事情を説明すると
・アメリカ
アメリカの人口の8割は中西部の農業地域に住んでいて、かなり敬虔なキリスト教徒です。キリスト教は七つの大罪の中に「強欲」を掲げていますので、彼らは「農業できちんと収穫し、生活が成り立つのに、なぜ強欲になる必要があるのか?」と考えます。
 アメリカは都市部と農村部の価値観がかなり異なっています。

・ドイツ
ドイツは郷士階級が多かった歴史があり、また庶民としての農民への農地解放も200年前に行われているので、比較的「農業で生活できる幸せ」という価値観に重きを置いています。また彼らもかなりストイックなキリスト教(プロテスタント)ですから、労働と生産が一致しないものを強欲とみる、向きが強いです。
 この辺りはフランスの北部の農家なども同じです。
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株ですが、資産構成に占める割合は


10%ぐらいです。

米国の30%と比べると
確かに低いです。




日本人はなぜ株で資産形成することに嫌悪感があるのでしょうか?
 ↑
米国などは子供の頃から株式投資の
ことを教育していますが、
日本では、金儲けなどという卑しいことは
学校では教えません。

米国辺りは、労働は神が与えた刑罰ですが
日本には勤労は美徳という道徳があります。
額に汗しないで儲ける事は悪いこと、という
考えがあります。

だから株を勉強しません。
勉強しないから、危ない、怖い、と食わず嫌いの
人が多くなる。

こうした図式ではないでしょうか。




現金もしくはタンス預金が多いのはなぜでしょうか?
 ↑
日本のタンス預金は50兆円あると言われています。
流通貨幣が100兆円といわれていますから
約半分がタンス預金です。

GDP比率でいえば、約20%。
ユーロ圏は10.6%、米国は7.9%、英国は3.7%です、
また特に電子決済の進むスウェーデンでは1.7%となっています。

<諸外国におけるキャッシュレス比率 2016年度>
・韓国 96.4%
・イギリス 68.7%
・中国 約60%(2015年時)
・オーストラリア  59.1%
・シンガポール 58.8%
・カナダ 56.4%
・スウェーデン 51.5%
・アメリカ 46.0%
・フランス 40.0%
・インド 35.1%
・日本 19.8%
・ドイツ 15.6%


つまり、日本人は現金が好きなのです。
同じく現金が好きなドイツ人もタンス預金は
多いと言います。

どうして現金が好きなのか。

これが良く判りません。
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>日本人はなぜ株で資産形成することに嫌悪感があるのでしょうか?



日本人だけどそんなのないよ。なぜそう決めつけますか? わたしの所得の比率は勤労所得はゼロで財産所得が10です。

2019年8月29日の日銀の「資金循環の日米欧比較」によると家計の金融資産の10.0%が株式等です。投信をふくめば13.9%です。嫌悪感があると思われる比率ですか?
https://www.boj.or.jp/statistics/sj/sjhiq.pdf

嫌悪感があるのではなく、金融リテラシーがないから株を買わずにつまらない保険に入ってしまうのではないですか。また、これも金融リテラシーがないからなのでしょうが、上がらない日本の株ばかり見ていて海外に目を向けられないからでしょう。金融教育がされていないために知識がないから預金しているだけです。
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逆説的ですが、日本人はギャンブルが好きだからだと思います。

ギャンブル依存症の割合が世界一高いからこそ、ギャンブルになりうるようなものに対してひときわ警戒心か強いとも言えます。

株も、本来は優良株をこつこつ積み立て投資すれば、決してリスクは高くなく、実際株で儲けている人の殆どはそうしていると思いますが、株に変に熱心な人ほど空売りとか信用取引とかダブルインバースとかいきなりそんな話をし出して、短期売買を薦めてきたりします。

通貨証拠金取引(FX)もそうで、本来はリスクを限定した安全な取引なのですが、使い方によっては株よりも遥かに賭博性を高くできるので、日本人に好かれています。FXの個人投資家の比率は、世界の個人投資家の半分以上を日本人が占めると言われています。これはこれで異常な状況です。

従って、ご質問に対する回答としては、「株は本来は資産形成の有効な手段だが、使い方によっては博打にもなるため、博打の誘惑に弱い日本人は身を持ち崩す人が多発した(今でも多分多発している)ので、忌み嫌われるようになった」と言うことかと思います。
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儲けても「不労所得」で高めに課税されるように、


「ラクして稼いだ」と見られるからなんじゃない
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昔から、


バクチは嫌いな人が多いから。

バクチは、
「半端者」がするモンと悟っているから。
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減る可能性があるから。

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日本人はなぜ、おっしゃいますが、世界中の多くの人はなぜ、と置き換えた方が良いと思います。

「周りが変わっている、おかしい」と言う視点だけでなく、「ひょっとすると自分たちがおかしいのではないか」との視点を持ち合わせると、問題の本質が見えてくることも多いと思います。
今でこそ株式運用は普通になりましたが、以前は先物取引の相場師と同じ扱いで、ヤクザな商売と考えられていました。また、今の日本に限らず昔から広く、労働とは額に汗して泥にまみれて行うものだ、とも考えられてきました。その感覚との隔たりが大きいからだとも思います。
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この回答へのお礼

なるほど参考になります。ありがとうこざいます。

お礼日時:2020/03/29 06:35

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