アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

なぜ(2)はこのような式で答えを求めることができるのですか?解答にこの式だけあったので理解できませんでした。
教えてください。

「なぜ(2)はこのような式で答えを求めるこ」の質問画像

A 回答 (4件)

時々刻々の運動を記述して、それぞれの速度や移動距離を求めるには「運動方程式」を立てて求める必要がありますが、この場合には「すべり出し」と「Qの高さが h だけ下がったとき」との差をピンポイントに求めればよいので、エネルギー保存則から求めます。



(1) は摩擦がないので、位置エネルギーと運動エネルギーの合計(つまり力学的エネルギー)だけを考えればよいです。
すべり始める位置での位置エネルギーを基準にすれば、そのときには運動エネルギーも 0 です。
 Qが h だけ下がったときの速さを v とすれば、質量 m のPも同じ速さですから、運動エネルギーは
  Ek = (1/2)mv^2 + (1/2)(4m)v^2 = (5/2)mv^2   ③
になります。
 位置エネルギーは、Qが高さ h だけ下がり、逆にPは h*sin(30°) = (1/2)h だけ高くなっていますから、位置エネルギーの低下は
  Ep = 4mgh - (1/2)mgh = (7/2)mgh   ④

エネルギー保存則より、③と④が等しくなるので
  (5/2)mv^2 = (7/2)mgh
→ v^2 = (7/5)gh
→ v = √[(7/5)gh]

(2) 上記(1)に対して、「摩擦力のした仕事」分だけ運動エネルギーは小さくなります。
摩擦力の大きさは、Pの垂直抗力が
 N = mg*cos(30°) = (√3 /2)mg
なので
 摩擦力 = μN = (1/√3)(√3 /2)mg = (1/2)mg
移動距離が h なので(斜面上であってもPの移動距離はQと同じ)
 摩擦力のする仕事 W = (1/2)mg × h = (1/2)mgh

従って、(1)の Ek, Ep を使って
 Ek = Ep - W
になることから
  (5/2)mv^2 = (7/2)mgh - (1/2)mgh = 3mgh
→ v^2 = (6/5)gh
→ v = √[(6/5)gh]


おそらく、模範解答では、基本的な考え方の説明を (1) でしているので、それに「摩擦のする仕事」を追加した式だけを載せているのではないですか?
ちゃんと (1) から通して解説を読んでくださいね。
    • good
    • 0

①4mgh (4mhは間違い)


Qが重力から貰ったエネルギー
②(1/2)5mv^2
P,Q の運動エネルギー
③(1/2)mgh
Pが重力で失なったエネルギー
④(1/√(3))mgcos30°×h
Pが摩擦で失なったエネルギー

エネルギー保存則から
①=②+③+④
②=①-③-④=3mgh=(1/2)5mv^2

v=√((6/5)gh)
    • good
    • 0

知っておかなければならない事は、


(力学的エネルギーの変化)=(非保存力のした仕事)
の関係です。
(力学的エネルギー)=(運動エネルギー)+(位置エネルギー)
非保存力とは、重力(万有引力)、弾性力、静電気力、以外の力と、とりあえず憶えておいてくれればいいです。
つまり、この問題の場合、非保存力は摩擦力と張力になります。
仕事の式を思い出してくれれば、摩擦力がした仕事Wは
W=-f・x f:摩擦力の大きさ x:物体の移動距離
です。
張力の仕事は、張力をTとすると、
物体P:T・x  物体Q:-T・x  x:物体の移動距離
となり、T・x+(ーT・x)=0 ですから、P,Qをひとまとまりで考えると、張力の仕事は0です。
ですから、(PとQの力学的エネルギーの和の変化)=(摩擦力のした仕事) が成り立ちます。
ちなみに、「変化」とは、(変化)=(変化後の値)-(変化前の値) です。

これらの事を使って、ていねいに式を立て、それを書き直すと写真の式が出てくる事を確認してみて下さい。
    • good
    • 0

力学的エネルギーの変化=摩擦力のする仕事をつかう。


つまり
1/2×5mv²+1/2mgh-4mgh=-1/√3mgcos30°×h
移項すればその式が出る。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!