電子書籍の厳選無料作品が豊富!

日本銀行のバランスシートが悪化すると困る人はいますか?株主程度でしょうか?
経済が安定することを目的としているため、資産減損のデメリットなどは特にないですか?

A 回答 (5件)

基本的に中央銀行による国債の無制限に買い入れというのはあくまで経済安全基盤や金融市場安定が脅かされる場合における緊急的な措置としての側面が強いと思います。

つまり、何が何でもその時の状況によってその国の経済破綻や金融市場の崩壊が起きてしまっては元も子もない、というある意味一定のインフレリスクや紙幣制度の崩壊リスクとの天秤にかけたうえで行われるものです。それだけ、「意地でも買い支えますよ」というメッセージを出すことのほうが重要な状況だと認識されるからです。

ただし現実的には無制限というのはあくまでうたい文句の側面もあって、それ自体を言葉通りとらえるとするならば紙幣制度が崩壊します。よって、あくまで無根拠の合理的に意味のない数字による制限によって中央銀行の目的の一つである金融市場や経済安定を図るための手段をしばりつけることはしないというだけのことです。ここで言う、国債買い入れというのは結局のところ中央銀行による通貨発行と同義のことです。ただ、日銀も言ってますが、政府から直接無制限に国債を買い入れることは財政ファイナンシングとなりかねず、それだと制度的に国債の価値がなくなる可能性もあるのであくまで間接的に市場を介して買い上げるようなやり方になってるかと思います。それだけ、膨れ上がって金融市場のマネーをコントロールしてやらないと現在の金融市場は今回の有事のような急変に冷静に対応できずやばいということでしょう。当然メッセージのとらえ方次第ではリスクですが、それ以上に金を投入して安定させられるというメッセージ無いしは手段を講じることのほうが必要という判断ゆえにです。
    • good
    • 0

そうなんです。


最終的には、国民が困ることになります。

>経済が安定することを目的としているため、
ここを究極につきつめると、
MMT(Modern Monetary Theory)
という話になってしまうのでしょう。

>資産減損のデメリットなどは特にないですか?
他の国から見られた時にどう思われるか?
が問題なのです。
『日本株式会社』が、膨大な借金を抱え、
自転車操業で、全く問題ないです!
胸張って言っても、
IMFが渋い顔をして責めれば、
諸外国は、日本の取引していると
そのうち崩壊してしまうかも....
という印象がついてしまったら、
他の国との取引に変えていくかもしれません。
例えば、日本に小麦を輸出するのは、危ない!とか思われたら、
途端にパンもお菓子も国内の供給が減ってしまい、
その噂だけで、買占めが横行し、毎日の食べ物にも困ることに
なりかねないわけです。

そういった出来事をきっかけに、
モノ不足→買占め→ハイパーインフレといった流れが
急激に起こるとも限らないわけです。

お金を刷れば、ばら撒けば、なんとかなると思ったら大間違いです。
最終的には、モノが流通しなければ、日々の食い物を求めて、
強奪、強盗といった犯罪も横行しかねないわけです。

平和ボケの日本ではすっかり空気のような存在であるモノ。
必要なのは、そうした日々の食べ物、生活必需品といった
『モノ』であって、『お金』ではないのです。

そうした『モノ』を空気のように流通できるようにするために
助けてきたのが、金融機関であり、日銀であるわけです。
その信用が地に落ちたら、空気のようなモノがなくなってしまい、
国民が困り、社会が崩壊してしまうのです。

以上、いかがでしょうか?
    • good
    • 0

国民ですね。

    • good
    • 0

日銀が買い入れている金融商品を高値で買って、安値で売れば、確定した損だけ市場に資金を供給したってことになりそうなんですけどね。


今なんかは売りまくって株価を下げて、下がったところで投資家に買ってもらい、投資家の買い余力がなくなったところで日銀がブーストかけて株価打ち上げればいいのに…
そしたら出口戦略も終了、第二弾の買い入れもできるだろうに。

素人の考えなので、様々な制約で出来ないのでしょうけど。
    • good
    • 0

日本政府が困ります


親会社ですから
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!