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日本銀行は、なぜ金利をあげたかっているのでしょうか?

低金利のままの方が景気が潤うと思うのですが、

A 回答 (4件)

皆さんの仰っているとおりでしょう。


まあバブルの経験からとは思いますが、金利水準が今のままではやることが無いって事も有るかなーなんて思ったりしますけれど(^◇^;)

http://www.asagaku.com/jkp/2006/3/0325.htm

参考URL:http://www.asagaku.com/jkp/2006/3/0325.htm
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インフレになりそうだから



私の10年の金利カエシテーて気持ちになりませんか
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まず日銀の使命から考えなければならないでしょう。

政府が景気対策でお札を刷るようなことをすれば物価に規律がなくなり大変なインフレになるというのは前の方が書いている通りです。そういう昔からの教訓で中央銀行は独立してお金の量をコントロールするのがそもそもの使命なのです。ですから日銀の業務目的は景気を優先すると言うより物価の安定が最優先に来ます。

ところが、1980年代までのインフレが世界的にリスクであった時代と違い先進国では近年物価が安定してきました。逆に日本ではバブル崩壊の後大変なデフレで悩まされました。
日本の中央銀行である日銀は当初、なかなかインフレ警戒を優先する姿勢が抜けませんでした。現福井総裁の前の速水総裁時代には日本のデフレ状況(物価が継続的に下落する状況)が明確になっているにもかかわらず過去長く慣れ親しんだ「物価の上昇」にむしろ留意するような政策スタンスを取り続け、結局財務省との連携も悪く、景気浮揚策に失敗しました。

その後任の福井総裁は、ゼロ金利政策に続き他の先進国で例のない量的緩和政策との組み合わせを行い、何とか世の中に「インフレ期待の芽」を生じさせたことが景気回復のきっかけになったといわれています。この限りにおいては日銀の従来の行動からはかなり逸脱した思い切った景気よりの政策をとったのです。彼らは「信じられないくらい譲歩したのだ。」という意識があっても不思議ではありません。ここに現在の行動の原因があるのです。

最初に書いたように中央銀行はその発生から「物価の安定の守護神」という認識が染みとおっています。金利を低くしすぎて金融を過度に緩めて投資過熱、景気沸騰、バブルの発生を生じさせ、その反動としての深い景気下降を導くことがあれば最大の失敗という立場です。インフレが過熱し反動で景気が悪くなるというシナリオが最大の恐怖なのです。

よってそのリスクに備えて、景気に目処がついたと思ったとたんに量的緩和政策を早々にやめ、急いでゼロ金利政策を脱して0.25%の政策金利まで持ってきたのです。このあたりから世間の風当たりは徐々に強くなって来ました。しかし、日本の実質潜在成長率は2%弱くらいですから、日銀としては理論的にはこの近辺の政策金利を維持するのが平常時には当たり前という理屈があります。
米国の潜在成長率は実質3%くらいでインフレが2%あわせて5%であるのに対して、政策金利は5.25%です。これに比べに日本(潜在成長率2%+物価ゼロまたは0.5%)はまだ金融緩和しすぎだという理屈が根底にあると思われます。

おっしゃるように病み上がりの日本経済で少子人口減少を前に多少バブル気味のほうが経済運営が上手くいくような気はします。もしあなたが「物価の番人」日銀の総裁だったらどちらを選ぶか?日銀マンのDNAがそうさせているというのがひとまずの答えではないでしょうか。
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金利を上げると言うことは


市中にある現金を預けなさいということです。

というのは景気をよくするために今まで
市中に現金をばらまいてきました。

一旦インフレに火が付くとばらまいてあった現金が
ガソリンのように引火して不景気になります。

そこでインフレの芽をつむべく金利を上げる
タイミングを見計らってるのです。
今のところ長期金利もあがたりさがったり
神経質ですね。
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