プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

友人かららくらく宅建塾という教本を1式もらいました。2012年出版だっのですが、毎年の民法改正などを押さえておけばこの古いテキストは使えますでしょうか。
これから宅建の勉強を始めようと思っている者です。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

8年前でしょう。


今年の買った方が良いですよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ちゃんと買って真剣に勉強します。

お礼日時:2020/05/18 23:06

その教本にちゃんと根拠法令等が示してあり,あなたがその根拠法令等を確認するというのであれば使ってもいいのかもしれませんが,それができないというのであればあまりお勧めはできません。



宅建の試験は,基準日(試験要綱に示されています)時点における法令の知識等を問うものです。その法令等の知識が間違っていては合格は難しくなります。

近時の民法改正は日常生活に大きな影響を与えうるものだということからか,けっこう知られているようですがそれはしっかりとカバーできるのでしょうか。たとえば今年・令和2年は主に債権法の改正がありました。意思表示,消滅時効,法定利率,保証,債権譲渡,売買,賃貸借,請負,委任ほか,実務をやっている者からすると「ちょっと多すぎ」とこぼしてしまいたくなるほどの改正で,この整理をするのも一苦労です。だけでなく,なにげに特別養子縁組制度の改正もあったりします。昨年・平成31年は相続法改正がありましたが,その施行は今年にかけて数回に分けて行われており,自筆証書遺言の要件緩和と自筆証書遺言の法務局保管制度の施行では1年以上の開きがあります。またこのようなまとまった改正以外にも,平成25年の最高裁判決を受けての同年の民法900条の改正なんてのもあったりします(他にもあったかなぁ。知識はほぼ上書きしちゃっているので覚えてないです)。
民法だけでこの始末なんですよね。僕はもう宅建関係の勉強をしていないのでわかりませんが,宅建試験で問われる法令上の制限等についても改正があったかもしれません。
なので古いテキストでの勉強は,ただその内容を信じればいいのではなく,その内容が正しいのかを確認するという作業(だから宅建試験向けの六法も必要です。しかも最新版の)までもが必要になります。それはそれで正しいのですが,効率を考えるとちょっと面倒です。

それとその本,毎年正誤表が出てるっぽいんですよね。

宅建学院 出版物のご案内
 https://www.takkengakuin.com/publication

正誤表を見てわかるとおり,非常に細かい言い回しの部分の訂正がありますが,こんな細かい訂正をしているということは,宅建試験ではその細かい言い回しの違いが重要だということです。この正誤表は3年分しか見られないので,2012年版の本にはあまり役には立たない(内容の変更により示されているページが変わったりします)ということになるというか,そのような細かい確認は自力でやらなければならないということになります。
新しいものを手に入れれば,その作業がほぼいらなくなる(たぶん2020年版にも正誤表は出ます)ということなんですが,限られた時間の中であなたがその8年分を自分でやるのかということです。

まあ,お勧めしません。僕だったら数千円を惜しむことはしません(実務での知識不足は致命的になりかねないので,年間数万円は使って知識の更新をしています)。
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この回答へのお礼

よくわかりました。新しいのを買います!
ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2020/05/18 23:05

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