先日、75歳への繰り下げ受給が可能になるという
審議案が通過したと新聞に載っていましたが
年金を75歳から受け取るのと65歳から受け取る場合では、
やはり後者の方が損をするのでしょうか?
現在61歳の母はすでに少額をもらっており、65歳から満額をもらうことになっています。
母が支給額に影響は出ないかと心配していました。
自分(現在33歳)が年金をもらう時には完全に影響が出ると思いますので
参考程度に教えていただければ有難いです。。。
年金はあまりアテにしてないですが。。。
「「75歳から」にダマされるな!年金は早くもらうほど得をする」という記事も見たので、どちらが良いのか判断しかねています。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/54695
No.15ベストアンサー
- 回答日時:
社会保険労務士の資格者です。
2級FP(AFP)も持っています。少人数の会社で総務をしているので、この手の質問は偶に受けています。
> 現在61歳の母はすでに少額をもらっており、
> 65歳から満額をもらうことになっています。
9番さまが言及してくださっておりますが、この一文から、お母さまが現在受領している年金は「特別支給の老齢厚生年金(報酬比例部分)」であり、65歳からは「老齢基礎年金」+「老齢厚生年金」が受給と推測できます。
2020年現在で61歳[女性]ということは・・・1959年[昭和34年]頃のお生まれなので、『女性 昭和35年4月2日~昭和37年4月1日の生まれ』に該当するから、61歳から支給。
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/roureinen …
> 年金を75歳から受け取るのと65歳から受け取る場合では、
> やはり後者の方が損をするのでしょうか?
このご質問文の内容では「損得」を論じることは出来ません。
何故ならば、
①何をもって「損」だとか「得」と考えているのか
②何歳まで生きたと仮定するのか
少なくともこの2点が提示されていないからです。
イヤな事を書きますが、もしも、65歳到達時に75歳まで繰り下げ手続きを行ったとします。
①74歳で死亡したら、『「繰り下げ」なんてせずに65歳から貰うようにして、そのお金で旅行なんかしてもらえばよかった』とご質問者様は後悔するでしょう。
②お母さまがとても長生きした場合、毎回の受取額も、生涯受取額も、65歳から貰った場合より増えますから、『あの時、繰り下げしておいてよかった』と思うでしょう。
> 「「75歳から」にダマされるな!年金は早くもらうほど得をする」という記事も
> 見たので、どちらが良いのか判断しかねています。
書いている内容は間違いではありません。
特に3ページ目にある 『政府は'04年に年金は「100年安心」と胸を張ったが、嘘っぱちだ』 という一文は同感です。私は法律改正後に条文[正確には規則]を読んでどういうことなのかと調べたら・・・「100年後までを推測して、現在の年金保険料と支給額を計算させるから大丈夫。だけど、以前から行っていた5年ごとの再計算を行って、違っていたら変えていくからね」という内容でした。変な例えですが、『今までは毎日の天気予想を出していたけれど、これからは月間天気予想で各日の天気予想を出します。役に立つでしょう(褒めて褒めて)。でも予想だから、毎日、変更しますよ。文句言わないでね』と言っているようなものです。
話しを戻して・・・しかし、ここに書いてあることは、インタビューに答えている方々の個人的な考えであり、書いてあることは選択肢の1つという程度の物です。
最終的には、当人や家族が決めなければ後悔します。
チョット雑談
私が専門学校に通って社労士の受験勉強をしていた時のことです。
ある専門学校[中々合格できなかったので、学校を何度か変えていた]で年金科目を担当していた先生がこんな話をしていました。
『ある地方で、年金の繰り上げ(当時は60歳支給。55歳まで繰り上げ可能)申請が増加しました。町役場の職員が顔なじみの人に「どうして繰り上げするの?」と尋ねたところ、ある保険会社の職員がセミナーを開いて「60歳まで待っているよりも、今から貰った方が子供や孫の世話にならずに済みますよね」「貰った年金の一部で保険に入っておけば、病気になった時に子供に迷惑を掛けませんよね」「今から書類の書き方を説明します」と話したことが判明しました。役場からの依頼で社労士会の方で改めて年金制度について説明したら、「繰り下げを取り消したい」という方が出てきましたが、一旦申請が通った「繰り下げ」は取消できません。(略)皆さんも相談を受けた時には、心を尽くして制度と予想金額を説明してください』
と言う事で、もし可能であれば、社会保険労務士の資格を持っているFP技能士に相談して、疑問や不安を解消してください。
No.14
- 回答日時:
年金は長生きに対する保険です
保険に対して損得を言うのは筋が違います
事故を起こさなかったから自動車保険は損でしょうか
それならば保険金をもらうためにわざと事故を起こしますか
自動車保険、火災保険、地震保険、がん保険…
どれも保険金をもらわないで済むならその方がいいんです
結果的に掛け金が無駄になったからと言って損したと思いますか
年金も保険です
年金をもらわないで済むくらいの収入や蓄えがあればそれに越したことはないのです
老後というリスクに対してどう対処するかその道具の一つが年金です
損得ばかり見ていると年金という道具の使い方を見誤ります
例えばあなたのお母さんが要介護状態になったらいくら介護費用が掛かるか計算してみたことがありますか
その代金が年金で賄えるなら子供としてはありがたいと思いませんか
年金は必ずしも当人だけのものではないのです
それと、リンクにある記事はいかにも享楽主義者が書いたような代物なので真に受けてはいけません
No.13
- 回答日時:
この問題に正解はありません。
なぜなら 判断するのは それぞれの人だからです。
また、 人によって 生活の仕方や資産もことなれば、収入や健康状態も異なります。
なので 自身で判断することです。
>年金を75歳から受け取るのと65歳から受け取る場合では、
やはり後者の方が損をするのでしょうか?
これも 考え違いのように思います。
65歳からは通常コース・・損ではない
75才からは増やして受け取りたい人向け
まずは 考えるべきなのが 65才以降に繰り下げを選択するとして
困らないだけの生活費はあるのかどうか
収入や資産がないなら 考える以前の問題となります。
これが75まで伸ばすとなると さらに潤沢な資産がないと無理です。
例えば生活費20万/月としても
20万×12×10=2200万+アルファ 少なく見てもこうなります
老後資金2000万の話が出たときの反応、どうだったのでしょう?
今でも65歳から受け取る人が大半です。
また損得は死んだあとの結果でしかわかりません。
今はいらない、お金には困らない、増やして受けるほうがいいと
判断した方がやるものです。
一概にこちらがいいとはいえません。
繰り上げについてもおなじようなことがいえます。
みなさん 一律じゃないのでね。
No.12
- 回答日時:
トータルの年金受給額が多い少ないではなく、年金をもらってどう有効に使えるかの方が重要です。
健康寿命は72歳程度。普通の人間は70~75歳過ぎると健康に衰えを感じてくるものです。足腰悪くなり持病があって自由に動けなくなっては病院や介護施設以外にお金の使い道はありません。制度上75歳年金受給開始を選択できるようになっても、それを選択して意味が有る人がどれだけいるか大いに疑問です。麻生大臣のように高齢になっても健康に問題無く頑張って仕事をしており、年金なんか要らない一部の恵まれた人が対象でしょうか。
一般の人は65歳受給開始を選択するのが無難かと思います。
No.11
- 回答日時:
受給を遅らせている間に給付されなかった分を取り戻すには、増えた年金を何年もらい続ければいいのかを計算すると11年11カ月。
70歳からもらい始めるなら81歳11カ月、75歳からなら86歳11カ月まで生きると元が取れます。長生き出きる自信があれば繰り下げを!
私は65歳がベストだも思います。
No.10
- 回答日時:
65過ぎても現役並みに所得がある人っているのよ…
そういう人は焦って年金もらわずプールしとくんでしょうね。
その人その人、その時その時で答えは違います。 所得、貯蓄、体調、社会情勢、家族…
No.9
- 回答日時:
>母が支給額に影響は出ないかと心配していました。
これだけ回答がついていて肝心な部分に触れている人が誰もいないことに驚きです。
お母様が今受給されているのは「特別支給の老齢厚生年金」です。
繰り上げとは違いますので、今後の受給額には何の影響もありません。
特別支給の老齢厚生年金とは、厚生年金の受給開始年齢を60歳から65歳へ引き上げる過渡の制度で老齢厚生年金の受給開始年齢を長い年月かけて少しずつ引き上げていっています。最終的に昭和36年(女性は昭和41年)4月2日以降に産まれた方から特別支給の老齢厚生年金がなくなり老齢厚生年金・老齢基礎年金共に65歳からの支給となります。
特別支給の老齢厚生年金は支給開始から65歳までの期間限定の年金であり、もらうもらわないは65歳からの年金には関係ありません。
No.8
- 回答日時:
65でも75でも同じです。
75歳の方が多くもらえるのでは無くて、もらえなかった10年分が上積みになるだけのこと。要するに、65歳で無職で暮らしていけるのかどうかが決めてではないの?普通の生活ができれば75歳まで待つ意味は無い。今の健康状態も関係しますが。
No.7
- 回答日時:
早く受け取った方がいいに決まってます。
いつ死ぬか知ってるのですか? 平均寿命くらいまで生きてとんとん、それより長生きすりゃ得って、自由に動けなくなってからお金があってもしょうがないんです。楽しめるときに楽しみましょう。お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
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