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日本は国民主権天皇はなぜ必要なのでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • 国民主権に天皇がいる理由を聞きたいわけで
    昔からとかっていう回答は違います。
    顔ならば顔として天皇がいるメリットを教えてください

      補足日時:2020/05/22 16:53

A 回答 (10件)

前から居たからです。

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理由はありません


理由は必要ない
ただの多数決です
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公民の授業で役割を習ったでしょ。


アメリカは大統領が顔ですが、日本の顔は首相ではないのです。
天皇は顔役です。
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質問者さんは矛盾と感じているのでしょうが、「国民主権と天皇とは関連付けられません」から、あなたの質問は論点になりません。



天皇に「選挙権が無い」事はご存じですか?
日本は、国民主権であって、投票すら出来ない天皇に政治力はありません。

天皇は「国家の安寧と、五穀豊穣など国民の幸福を祈る事」がその役割です。
具体的には、祭祀と儀式を執り行う事です。
ただ、憲法の最初にあるように天皇は日本国の象徴ですから、諸外国の元首は天皇に接見したいと願いますし、日本政府としても、諸外国との親善のため、天皇にお会い頂くようお願いしています。
それが、結果として、平和維持につながる可能性は大きい(即ち、政治的影響力となりうる)のですが、あくまで「結果として」です。
国会の開会時等のお言葉も、日本国民統合の象徴としての行為です。

なお、2千数百年の歴史を見ても、一時期を除けば天皇親政はありません。
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昔からあったポジションを廃止すると一部の国民が悲しむから、今でもあるのですよ。



仮に今から新しい国を作るとしたら、天皇は不要と判断されて象徴天皇のポジションは作られることはありません。
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根本は国民を統合する力があるので


便利だ、ということです。

アラブの春を見てください。
シリア、リビア、チュニジア、エジプト、みな共和制国家ですが、大混乱です。
これに対し、モロッコ、カタール、バーレーン、オマーンなどの
王政国家はみな安定しています。

途上国が途上国であるのは、色々な原因がありますが最大のものは、国民が統合されていない、ということです。
どうして統合されていないか、といえば、国民に、
国民であるとの連帯感が無い、薄いからです。
イラクやアフガンがその典型です。

イラク人、アフガン人という意識が希薄なので、国民がまとまらず
年中ゴタゴタしています。
中国なども、大正時代の留学生ですら、中国人であるという意識は
ほとんど無かった、と言われています。
皆、北京人、上海人です。

日本だって、幕末時は薩摩藩人、会津藩人という意識の方が強かったのです。
そこで、山縣有朋と西周が相談して天皇を持ってくることにしました。
お前等は、薩摩藩人という以前に、天皇が治める日本という国の国民だ、日本人なのだ。
これが成功したわけです。
これを国民国家といい、国民国家樹立に成功したのが日本で、
中韓などは大きく遅れを取りました。

天皇制は国民主権、民主制と対立するようにも思われます。
しかし、国民の多くは天皇制に賛同しています。
国民の意思を尊重する政治が民主制というのであれば、
天皇制は民主的だ、ということもできます。

1,独自性
先人は、中国に対する独自性の発露の為、天皇という呼称にしたのです。
現代では、欧米に対する独自性の徴表という意味を持っています。
独自性を持たない国は衰退します。

2,歴史を観て下さい
幕末、幕府の受け皿としての天皇がいなかったら日本は列強の
植民地にされていたかもしれません。

3,公、という概念の醸成
オリンピックや国体とかの催しものはみな、国家を国民に意識させる為に
行われているのです。
国旗や、国歌などもその類いです。
その中でも、天皇というのは強力なツールです。
天皇は生きている歴史であり、歩く国家なのです。
人々は天皇に接し、想うとき否応なしに日本国家や日本の歴史を想起します。
米国もこれを羨ましがり、天皇の存在は17個師団の軍隊に
相当する力があると分析していました。

4,汚職だらけのアジア諸国の中で、日本は比較的清潔でした。
それは、汚職は天皇に対する犯罪で、絶対に許せない、
という考え方が強かったからです。

5,かつて官僚は、政治家などは選挙区の代表に過ぎないが我々
は天皇の官吏として、日本全体の事を考える立場にある、
と誇り高く仕事をしていたのです。

6,戦後、社会主義革命の嵐が吹き荒れました。
その前に立ちはだかったのが天皇制です。
社会主義は平等を理念としますので、天皇制と相容れないのです。

7,権威と権力を分離し、もって独裁を防止する。
 権力は徳川将軍が手にしていたが、権威は天皇にあった。
 どこかの宗教指導者が政権をとり、独裁を敷こうとしても、天皇制は大きな
 障害物になるでしょう。

9、象徴性
 選挙で選ぶとなると政治家みたいな人が選ばれることになります。
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質問そのものが成立しませんよ・・。



そもそも国民主権や民主主義の必要性から発生した、皇室制度や王室制度とか王制など、存在し得ません。
なぜなら、むしろ政治や統治のシステム上は、それらは対立的な概念なので。

従い、実際にフランスとか中国などでは、王制や帝政は廃止されたと言うか。
革命的に「倒された」に近い形で消滅しています。

一方、日本やイギリスなどでは、国民主権や民主主義への移行に際し、皇室や王室の存置を決め。現在もそれが継続しているだけのことです。
日本の皇室制度は、主権者である国民の多数決的により決定されているとも言えますし。
皇室制度の支持理由は、支持する理由も山ほどあるでしょうけど、必ずしもメリットの有無である必要もありません。

あるいは、日本や英国などでは、フランスや中国などとは違い、平和裏に主権交代したからとも言え。
すなわち、新たな主権者が、前の主権者との「共存」と言う形を選択した訳です。

あなたがメリットを質問しているのであれば、一つは「平和的共存」と言う形で、主権交代を実現したと言う点は大きいでしょうね。
幕末の大政奉還で、将軍から天皇に主権が戻った際も、江戸城の無血開城が象徴的ですが。
日本は平和裏に主権委譲するのが得意と言うか、これにも天皇の存在が大きく関与しています。
民主主義ど同等か、それ以上に平和主義の我が国において、「国民の象徴」たる天皇陛下の存在は、平和主義の象徴でもあり。
それが現在の最大級のメリットかも知れません。

逆に、もし、この平和的共存状態を壊したいのであれば・・。
それは革命思想的と言うことにはなります。
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戦前まではね「朕は臣民の下僕である」となってたのが、戦後から国民主権、天皇は象徴になったの。

必要か?メリットは何?たって日本国憲法がそうなってるからだよ。貴殿達の時代になったら憲法改正して廃止するなり勝手にすればいいことですよ。天皇陛下だって好きでやってる訳じゃないだろうから、平成天皇陛下様だって「もう疲れた」って特例で交代しましたからね。
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経緯は知りませんが不要論者です。



いくつかの回答が有りますが存在させるに納得できる
物は皆無ですね、廃止しても不具合は有りません。

もし国民投票を行った場合現状維持になるでしょう。
皆さん変化を好まないだけが理由、是非ではない
曖昧な心情からと思います。
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>顔ならば顔として天皇がいるメリットを教えてください



はい、分かりました。それは「日本国の『理念』は天皇が作り、天皇がその象徴だから」からです。

説明する前に「国ってなんだ」ということを考える必要があります。
国にしても会社にしても「人の集まり(社会)」であるわけですが、社会というのは、そう簡単にできるものでもないし、それを維持するのもものすごく大変なのです。

他国の例を見ましょう。
分かりやすい例としては「アメリカ合衆国(米国)」があります。米国の理念は「自由(フリーダム)」にあります。これはメイフラワー号に乗ってアメリカ大陸にやってきたピルグリムファーザーズが「イギリス本国では自分の望む宗教を実践できない。だから新天地で自由に自分のスタイルで生活するんだ!とした理念を独立戦争時に「戦って死んでもこの理念を守るために、イギリスから独立する!」と頑張って独立したからです。

つまりアメリカと言う国は「独立戦争で『自由』のために戦い独立を勝ち得たから、米国は自由であるべきで、それに賛同する人たちがアメリカ国民だ」という理念があるわけです。

逆に今でも王国であるイギリスは、ブリテン島とアイルランド島に元々4つの王国があり、それを今の王族につながる初代がそれぞれの王国の王を追放して「個の国々はすべて俺が王だ!」とやったので、英国は今の形になっています。ただ、この初代王は「とはいえ、各王国を統一することはしない。それぞれの国はそれぞれの国として俺を国王として認めればOK」としました。

そのため、今でもイギリスは「4つの王国の集合体(ただし王様は全部同じ人)」で、だからスコットランド独立運動(王はイギリス王のままでいいが、今の民主政府からは独立して独自の政府を作る」と言うことも起きるし、ワールドカップにはそれぞれの国で出場するわけです。

中国は初代の始皇帝が定めた範囲が「漢民族の土地」であり、元の時代に支配した地域まで「俺たちが支配できる地域(ただし民族は漢民族ではない)」としているので、異民族であるチベットやウイグルで反発が起きるわけです。
 そして今の中国共産党は「清国が滅びた後、共産党が日本軍を撃退し、独立国を作ったから共産党政府は正統」という理由で政府を運営している、ということになります。

こういうことは世界中の国でいろいろ起きていて、中には軍事力を背景に国民を支配してるような国もあるわけですが、大体の国は「国の理念」とか「国としてまとまる理由」があって、今の形になっているといえます。

さて、ようやく日本の話です。
じゃあ日本の国の形はどうやってできたのか?日本国の理念はなにか?と言うことになります。これが天皇が居る理由でもあります。

・日本の国の形はどうやってできたのか?
今の天皇家の始祖が、縄文時代から日本に住んでいた様々な民族(豪族)を取りまとめ、一つの連合国家の形を作ったのが始まりで、その後現在の天皇家を君主とする朝廷ができ、日本という国号も作ったし、武家政権の許可(将軍就任の許可は天皇が出す)もしたし、江戸幕府の徳川将軍は大政奉還で正式に天皇家に政治実権を返し、その後立憲君主制にして、今に至っている。

・日本国の理念はなにか?
指導者である天皇の元に、各民族(各豪族)が寄り集まって大和という統一国家を作り、各民族が平等になるように国創りをすることを理念とした。その理念に参加する各民族を「日本人」と呼ぶようになった。

わけです。要するに簡単にいえば「天皇の始祖が居なければ『日本国』もないし『日本人』もない」わけです。
これが天皇が重要な理由の第一点

もう一つ重要なのは「日本国は異民族に支配されたり、革命で王朝転覆が起きなかった」と言う点も重要です。
イギリスは今でこそ一人の君主を抱く連合王国ですが、連合というように実は4つの国が連合したものであり、今のイギリス王家の祖先がこの4つの国の王を追放して自分が王になったことに由来します。だからその4つの国が出来た時のリーダーは追い出されてすでにいないわけです。

中国なんかはもっと極端で、始皇帝は漢民族ですが、三国時代などは「中国は広すぎるから分割して統治したほうが平和になる」と分割統治しましたし、その後中国を統一した元はモンゴル人で漢民族は支配されている状態、清国も満州族が支配者で漢民族は支配されている状態だったわけです。だから今の中国共産党政府は外国から見ると「情報統制するひどい政府」なのですが、中国人たちから見れば「300年ぶりの自分達漢民族の政府」なので、けっこう人気があるのです。

それぐらい「民族の自立」というのは大きな要素になるわけです。

日本はどうでしょうか?日本が倭国として大和という統一王朝を持ったのは3世紀だと言われています。もちろんその頃は天皇家と周辺の豪族たちの集団だったわけですが、7世紀には国号を「日本」と変え、ものすごい大国である当時の隋に対して「倭国はみんなで力を合わせて『日本』という統一国家を作ったので、今後対等な関係でよろしく!」と言えるほどになったわけです。ここで始めて日本民族ができるわけですが、その後日本民族は「ずっと同じ君主、ずっと同じ民族、ずっと同じ国家領域、異民族支配無し」でやってこれたわけです。

これは天皇のおかげでもあるし、逆をいえば「天皇を日本国の統一の象徴にする」という理念を3世紀から日本国民が持ち続けてきたからこそ、この国がバラバラにならなかったともいえます。

だから現在でも天皇は必要だし、もし天皇家が無くなったら「日本人がこの国を統一国家として保持するための理念」そのものが無くなってしまうのです。

それがどういうことを意味するのか?については、イギリス人がトランプ氏が当選した米国大統領選挙でのドタバタを考察したイギリス人記者の記事が参考になるでしょう。

「トランプ勝利で実感するイギリス君主制の良さ」
https://www.newsweekjapan.jp/joyce/2016/11/post- …

この中で記者は
 エリザベス女王はイギリスの象徴であり、英国民すべてを代表する存在でもある。女王は常に政治の外側にいる(あるいは政治の「上に」立つ)
と書いています。日本も
 天皇は日本の象徴であり、日本国民(とその理念の)すべてを代表する存在でもある。天皇は常に政治の外側にいる(あるいは政治の「上に」立つ)
存在であると言えますし、それを3世紀からずっと存続させている日本人はなかなか大したものだと思っています。
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