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日本語はなぜ自然に関する美しい言葉がたくさんあるでしょうか。昔からずっとそうでしょうか。それとも戦後にこうなっているのでしょうか。自分の気持ちを伝えるのが不得意と関係がありますか。よろしくお願いいたします。

質問者からの補足コメント

  • おかげさまで、漢詩も読みたくなりました。

    No.10の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2020/09/18 20:09

A 回答 (17件中1~10件)

言語というのは、必要な言葉を作りだす能力があります。


たとえばエスキモーの言葉には「氷の状態」を表す言葉が20個ぐらいあるそうで「春で溶けかかった氷・硬く乗っても安全な氷・とがった氷」など生活していくのに必要だから言葉が生まれるのです。

日本は四季がめぐるましく変わります。私は海外生活経験がありますが、かの地に比べると日本は季節に追い立てられるように生活している感があります。

「二十四節気」は中国で作られた言葉ですが、日本の季節の代わりようはまさにこれで、2週間ごとに自然環境が変化していくと言っていいわけです。

だから日本ではそういう自然環境の変化に合わせて、それを的確に表現する言葉が生まれたのです。

もう一つ、その言葉を「美しい」と感じるようになったのは歌(和歌・俳句など)のおかげです。平安時代から日本の宮廷では「歌を詠う(うたう)」のが慣例であり、歴代天皇を始め大奥の人々が歌を詠(よ)んできました。
このような風習は時代が下るにつれて、人々に広がり、江戸時代は庶民でも「俳諧」と呼ばれる歌会をしていましたし、この誹諧の発句(ほっく:最初の575部分)だけを使って歌を詠んだのが俳句になるわけです。

質問者様も「百人一首」はご存知だと思いますが、あれは12世紀の歌人藤原定家(ふじわらのていか)が選んだもので、それが9世紀後の今日でも親しまれているように、日本ではずっと歌が親しまれ、歌には人の心と自然を結びつけるような表現がたくさんあったのです。

例 百人一首5番歌 猿丸大夫
奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき
(山奥に積もった紅葉を踏み歩いて、ああ秋も終わりだなと感じていると、鹿が求愛のために鳴き声をあげていて、鹿も声を出して相手を呼ぶのに、私は人恋しく冬を過ごすのだろうか・・)

こんな感じで時の天皇など宮中の貴族たちが、恋心と季節を絡めて歌を詠っていたのです。

このような文化が自然と人間の感情を結び付け、だから日本の自然に関する言葉は「美しい」つまり人の心を揺り動かす効果を持つようになった、といえるでしょう。

しかし中国にも美しい歌がたくさんありますよね。でも日本とはちょっと風情が違います。個人的に好きなのは

静夜思 李白
牀前看月光 疑是地上霜 挙頭望山月 低頭思故郷

これ、日本の国語の教科書に載っているんです(今は載ってないかも)
月が映しだす、自分の故郷とは違う山の連なりをみて、故郷からだいぶはなれてしまったなと思う

そういう歌ですが、日本の自然の見方とはちょっと違いますよね。

>自分の気持ちを伝えるのが不得意と関係がありますか。
関係ないです。
日本は異なる価値観を持つ人々が少ない、つまり異民族や異教徒がほとんど居ないので、以心伝心で何とかなると思っているからです。

日本の政治家って演説しないんですよ。他国は「政治家は演説するもの」なのですが、これはそうしないと異民族との戦いの時や災害などの危機に人々をまとめることができないからで、普段から主張することが大切なのです。

しかし、日本では「お互いさま」が先で主張する人はあまり好まれない、というのが「自分の気持ちを伝えるのが不得意」にさせています。

いやより正確に言うと「自分の気持ちを伝えると『お互いさま』を忘れているのではないかと無礼に感じるから、相手に不愉快にならないように伝えようとして、言いたいことが良く分からなくなる」ですね。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

みなさん、いろいろありがとうございました。大変勉強になりました。

お礼日時:2020/09/18 20:13

自然の変化、種類?、が多様なため。


地理的には、狭い範囲に日本海溝から4000m級まで(4000m変えるとほとんど見生物の世界?)、地質学的には鉱物の標本国、明確な四季の変化の範囲内でも冬眠?が必要なほどの劣悪環境はありませんね。
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日本は農耕文化なので自然と共生する感覚がつよいのです


欧米は狩猟文化なので自然は対峙・制圧するもののため
自然を愛することができないのです
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この回答へのお礼

あらためて中国はどちらなのか考えさせられました。ネットによりますと、両方あるようです。北は狩猟文化で、南は農耕文化だそうです。

お礼日時:2020/09/18 20:07

やはり、四季の多様、多彩な変化が大きな要因です。



また、火山国であることも陶磁器の早期な発明や温泉の活用など自然環境に恵まれているのが特徴です。

戦後にこうなったのではなく、有史依頼の特性です。

『史記』、『国語』などにも、そうした記述があります。■
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あなたは、日本の景色と中国の景色を比較して、どのような点が違うと思われますか? それとも、似たようなものだと思われますか?

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この回答へのお礼

前者は静謐、禅で、後者は雄大、壮大かな。同じ東洋文化で似ているところがあります。違うところも結構多いと思います。

お礼日時:2020/09/18 18:14

> 日本語はなぜ自然に関する美しい言葉がたくさんあるでしょうか。


 たくさんある_の_でしょうか

> それとも戦後にこうなっているのでしょうか。
 戦後_こうなった_のでしょうか

> 自分の気持ちを伝えるのが不得意と関係がありますか。
 不得意_なこと_と関係がありますか
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昔からずっとですよね、、、。



本来の遊び好きなところや、珍しいものにすぐに惹かれたりするところ、周りと同調しつつもさりげなく自己主張をしたがるところや、細部に拘るオタク気質なところなどが関係をしているのではないかと思います、、、、。

もちろんそれらは言葉だけのことではなく、似たようなものであったとしても、微妙に見た目や性質の異なる製品やデザインなどのようなものが、巷には非常に沢山有ったりもしますしね、、、。


(*^_^*)。
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この回答へのお礼

わかります^ - ^

お礼日時:2020/09/18 20:08

言葉遊びから言葉が発達したからです。


万葉集の時代から発展して、平安期に開花した。
むしろ現在は当用漢字などを制約して退化の傾向にある。
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奈良時代文字の文化が伝わった頃からラブレターとして使われたからです

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感受性の差なんだと思います。



昨日の景色と今日の景色がちょっと違う、
それを覚えて伝えるために新しい形容を作り出す。
その積み重ねが多くの言葉になったのでしょう。

日本語は「漢字」「平仮名」「片仮名」3種類を使い分けられるから
自然と語彙が豊富になることにも関係するかもしれません。
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