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実は、『百人一首』の暗記が冬休みの宿題、の高校1年生です。

冬休みには他教科にもたくさん課題があるので、そこまで多く古文に費やせません。
それに、句法などを中心に覚えていかなければならないので、
詩を一生懸命覚えるのはとても苦です。
話によると、百人一首には絶対に覚えるべき詩が20前後あるらしいのですが、
先生に聞いてみても
「全部覚えなさい」と門前払いでした。

できれば、 
この詩重要!
というのを知っている方がおられましたら、御教授ください。
初句だけ載せてもらえるだけで嬉しい限りです。

A 回答 (2件)

先生の仰るとおりにしてください。


まずは師に対して素直になること。
学問を修める者の基本です。

私は、予備校の古文教師です。
「その道のプロ」が、「一番大事な生徒」に、何を教えるか、興味がありませんか?
私が、自分にとって「一番大切な生徒」、すなわち、自分の子供に、古典の基礎として何を与えたか。
百人一首です。
4歳の時点で丸暗記させました。
歌番号、歌、歌人名、それから、これは蛇足かとも思ったのですが、私が独自でこしらえた解釈文。
これを1セットとして、100首分100セット、完全に覚えさせました。
「1、秋の田のかりほの庵の苫をあらみ我が衣手は露に濡れつつ、天智天皇、田んぼの小屋はボロだから、私の着物は露でびしょびしょ」
この要領で100首までです。
子どもは、歌番号を言われても、歌人名を言われても、初句を言われても、解釈文の冒頭を言われても、即座にそれが何番の誰の何という歌か、即答できるようになっています。
忘れないようにするための努力もいまだにしています。
歌番号の遅い順から逆唱したり、100首(解釈文を含む)を一気に暗唱したり(だいたい13~4分で100首まで暗唱します)・・・
そういうふうにした子どもは、古語の動詞の活用なんか何も教えないのに、なぜか、「疲れる=疲る=下二段活用」というような理屈が身についています。

百人一首に採られた和歌には、基本的な単語や、ぜひとも覚えなければならない構文、重要な助動詞や助詞、呼応の副詞など、古文の学習の上で必要な情報が満載されています。
これでも「網羅」とはいえないところが、古文の奥の深いところではあるのですが、相当な範囲でカバーできることは確かです。
さらに、百人一首をそらで1から100まで暗唱できるということは、自動的に、中古~中世の文学史の基礎を頭に入れたのと同じことになるのです。
百人一首は、歌人の時代順に並んでいますから、たとえば、50番~60番台の歌人はだいたい同時代の歌人、ということが理屈抜きで覚えられるのです。
少し調べこんでいくと、歌人同士の人物関係も分かってきますし、そうして知識が有意義に繋がり始めるころになると、古文の読解力も飛躍的に向上しているはずです。

1番の方の仰るとおり、急がば回れ、遠回りに見えるかもしれませんが、実は、これが一番の近道。
そのことを、経験上良くご存知だからこそ、学校の先生は、無条件で「いいから全部覚えろ!!」と仰ったのですよ。
意地悪でとか、生徒に無駄な負担をかけさせるために、無理無謀な課題を強いる教師なんていません。
教師は、生徒を愛しているのです。
ですから、生徒は教師を信頼して、素直についてゆく、従う。
最終的には、そういう生徒が一番伸びます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
真剣な回答本当に感謝いたします。
先生の意もわからないではなかったのですが、
これからは自分に鞭打ち、精進していきたいと思います。

お礼日時:2007/12/25 00:52

百人一首は、和歌ですから「詩」とは呼びません。



>先生に聞いてみても
>「全部覚えなさい」と門前払いでした。
先生の指摘がもっともだと思います。

>句法などを中心に覚えていかなければならないので
>百人一首には絶対に覚えるべき詩が20前後あるらしいのですが
これであなた自身が答えを出しているのではないですか?

重要な句法が使用されている和歌を中心にすればいいのでは?

ただ、百人一首は古文における勉強すべきものがすべて含まれているといっても過言ではないと思います。
だから百人一首をマスターすれば、あとの古文の学習が面白くなると思います。
先生のご指摘のように、全部覚えること、これが遠回りなようで、古文マスターの近道すなわち王道でしょう。
頑張ってください
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

やはり、学問に近道はありませんか・・・;

お礼日時:2007/12/25 00:49

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