
A 回答 (3件)
- 最新から表示
- 回答順に表示
No.3
- 回答日時:
「月という言葉が【掛詞】になっている歌」をネットで探してみました。
> たくさんあるものでしょうか?
古文の問題集にあった「よく使われる掛詞」の表には、「月、尽き」が載ってましたが、管見の範囲では、あまり見かけません。(あくまで管見ですので、実際にはどうかは分かりません。)
まあ、ネットでの検索もけっこう手間取りましたが。
以下、内蔵助のは忠臣蔵で有名かも知れませんが、和泉式部も小町も代表的な歌というわけでもないような気がします。
http://q.hatena.ne.jp/1081414356
大石内蔵助
あら楽し 思ひは晴るる 身は捨つる 浮き世の月に かかる雲なし
この世の空に浮かぶ「月」とこの世の「尽き」(最後)ですね。
http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/ …
和泉式部
思ふことみなつきねとて麻の葉をきりにきりても祓へつるかな(後拾遺1204)
「水無月」(みなづき=旧暦6月)と「皆尽き(ね)」(「ね」は完了「ぬ」命令形・「~てしまえ」)。
「皆尽きね」で、「全部なくなっ・てしまえ」
http://www.milord-club.com/Kokin/uta1029.htm
紀有朋
あひ見まく 星は数なく ありながら 人に月なみ 惑ひこそすれ
> "人に月なみ" の「月なみ」は 「月」という側から見れば、「月+無+み」で、「月がないので」ということ。一方、「人に」という修飾がついている側から見た場合、この 「つき」は 「便宜・手段」という意味の俗語だと言われている。
同ページ
小野小町
人にあはむ 月のなきには 思ひおきて 胸はしり火に 心やけをり
> 「月のなきには」という部分も、「月がない-つきがない」という掛詞を使っている。
同サイトの別ページ
http://www.milord-club.com/Kokin/uta1048.htm
平中興
あふことの 今ははつかに なりぬれば 夜深からでは 月なかりけり
> 陰暦の二十日になると月の出が遅いことを 「はつか」/「つきなし」(=便宜・手段がない)に合わせて、今はもう二十日になっているので...とした歌
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
おすすめ情報