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東北地方で新築計画中です。
ある工務店の商品で、雨樋を標準では付けないという家を検討中です。
理由は、雪など凍害で壊れるからだそうです。
壊れるものは、できるだけ付けないとのことでした。
雨の雫については、砕石を敷くことによって問題がないとのことでした。
玄関など人が出入りする場所は、小さな切妻?屋根にしたり、雫が落ちないようにするそうです。

本当に問題がないのでしょうか?
雨樋のない家は見たことがないような気がします。
アドバイスを宜しくお願いいたします。

A 回答 (6件)

はい、確かに、落雪で、樋は、良く壊れます。


また、つららでも、壊れますし、冬季は、雪や氷のために、樋が、機能しませんね。

で、雪や、つららが、自然落下するように、また、落下した雪が、軒下に溜まるスペースがあり、その落下した雪が直接、建物に触れないようにするスペースと覆いが、必要になります。これが無く、直接、雪が建物に接すると、建物が冷え切るとか建物の壁から、部屋の内部に水分が侵入する。窓ガラスが、圧雪で、割れるという事態もあります。(雪囲いのスペースは、その地域の積雪量に応じてかなり必要になります。)

なお、無落雪住宅や陸屋根構造(ビルの屋根のようにフラットな屋根)は、想定積雪量以上、積もった場合は、当然、屋根が壊れますから、雪卸が必要になりますし、冬季は、ずっと暖房していないと、駄目です。(竪樋を凍らせると、氷が膨張して、竪樋も壊れる)ヒーターが切れても
壊れます。(電気の回路もヒーター回路を別に設けます。水道管、トイレの貯水、融雪用と、電気は入れっぱなしですので、内地のように、ブレーカーで、電気を落としてしまうことは、出来ません。と、いうか、通電しないと、トイレは、凍って壊れる、水道管は、鉄製でも、パンクしますし。。。)

あと、屋根には、落雪したら、危ないところは、雪止めを屋根につけますし、落雪の速度調整のためにも、付けます。

また、内地と異なり、壁の防水加工や、窓ガラスの復層化とか、暖房や換気の穴の方向を、冬場の風向きを考えてあけるとか、内地に無い設計は多くありますし、柱や桁の太さも雪の分、太く設計しますし。で、内地の設計士や工務店では、気がつかない、ノウハウは、たくさんありますよ。

なお、谷樋が着く屋根は、春まで、雪に漬かるので、防水には、気を使いますよ。積雪があっても、家を暖房しているので、絶えず溶けて水が流れていますので。。

雨樋が折角の美しい屋根を台無しにしてしまっているのをみて、嘆いています。
>>>>>これは、寺院専門の、雨樋屋さんが、設計、施工しないからですね。つまり、寺の屋根のカーブに併せて、きれいに、樋を着ければ、雨は必ず、低い方へ、流れるので、竪樋が、真中に来てしまいますね。両脇にするには、2重樋と言った、特殊な樋を使います。外のデザインは、右が低くて、右に水が流れるように見えて、実は、中は、左勾配で、左に水が流れるものです。

ほとんどは砕石や丸石を敷くか、排水の溝があったりして、雫が落ちても良いようになっていますし、入り口も唐破風などで前に雫が落ちないようになっています。だから、もともとは雨樋なんてなかったのでしょうね。
>>>雨の落ちるところの丸石ひきのところを、犬走りと言います。石の大きさと量は、屋根の高さと水量で決めます。また、石の下にU字溝を隠して、排水したりします。

古来の寺は、屋敷の廻りを城のように、お堀を作って、水を逃がしましたが、そうすると、自動車とか、入れなくなり不便なので、地面の下に、今は隠します。

なお、私自身は、愛知で居住していますが、長野で、家を設計したときは、やはり、雪と水道、トイレ、暖房は、全く内地とは、異なる設計をしました。

トイレも寒冷地用で、設計しますし、台所でも同じですね、出入り口を、2重にしたり、雪を玄関で、払ったり、
物置と言うか、乾燥室や、洗濯物、干し場、除雪用具置き場とか、専用のものは、いっぱいありますね。
プロパンの置き場も、冬場でも、道路から、入れ替えできる位置にするとか。。。

寺の設計もした経験は、あります。
なお、設計士では、ありませんが。。設計士のコンサルタントみたいな感じですか。。。
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この回答へのお礼

詳細な回答、アドバイスをありがとうございます。
砕石や丸石の下にU字溝とは、想像もつきませんでした。
計画建物は、もちろん高気密、高断熱で24時間全室暖房ですから、ある程度は屋根、外壁も温かみはあると思います。
実際のところ、屋根は瓦、外壁はタイル仕様で、長年のノーメンテ住宅と考えています。
なのに、雨樋は壊れるたびに足場を組んで修理とは…情けないな~と考えておりました。
雨樋なしでいく自信がつきました。ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/31 09:47

タイルは、INAXの一個一個引っ掛けて貼り付けるタイプのものです。


>>>>
長く水分に漬かる部分、すなわち腰下部分を外壁ボードにするとか、コンクリート打ちっぱなしに、外防水塗布とかにされれば、大分、持ちが、変わるのでは???

イナックスの、乾式ボーダータイル貼りは、デザインは、最高ですよね。あとは、細かい話ですが、金具の止めねじの長さや、ステンレスねじなどで施工するとかですかね。

ちょっと、検討すれば、状況は変わります。
なお、住宅は、メンテナンスして住むものですので、
メンテフリーは考えずに、メンテ費用が、最小で効果のあるものにしましょう。

特に、水道のバルブの数とか、分電盤とかは、余裕を持った設置、つまりメンテや修理のしやすい設計が必要です。
建物より設備の方が、リフォーム時期が早く来てしまうので。。。。かなり豪華なお家のようですね。
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この回答へのお礼

いろいろとありがとうございます。
建築会社と相談して、メンテ費用が最小で効果のあるものを採用していきたいと思います。
そんなに豪華ではありませんよ。気密、断熱性能が気に入っている工法なんです。
大変参考になりました。

お礼日時:2005/01/31 22:53

屋根は瓦、外壁はタイル仕様で、長年のノーメンテ住宅と考えています。


>>>>>>ハウスメーカーのプレハブ系住宅は、ノーメンテナンスでは、ありませんよ。基本的に、20年なり30年なり、メーカーが保証する日時で、朽ち果てると思ってください。在来工法ならまだ、柱、梁など、構造物は使えます。まず、外壁が、湿式タイル工法なら、細かいクラックは入るので、10年程度で、補修。乾式タイル工法なら、内部のスティールの止め金が腐って、20年で、全面張替えでしょうね。また、瓦屋根は、屋根勾配に気をつけないと瓦屋根に適する勾配が限定されています。また、雪止め瓦も設置する位置の勾配が決まっています。

ハウスメーカーは、全国で販売したいため、最大公約数の設計しか出来ないことをご承知ください。

なお、基本的に瓦屋根の場合は、屋根裏部屋は出来ず、空気層にしますし、本来は、防水シートを貼らず、とんとん葺きという工法を使うのですが、雪が積もるので、防水シートもやむを得ないでしょうか?で、瓦屋根の場合は、ある程度、雪を落下させる必要があります。

なお、点検用に屋根に上がりやすいように、はしごを掛けるところや、常設の部分はしごを予め取り付けておく方法もあります。防水シートは、アスファルト紙ではなく、ゴム引きのものの法がいいでしょう。

高気密住宅は、ハウス内の自然空気循環を、夏場、冬場で、良く考えること。強制換気が、必要ならば、その部分に換気をつけないといけないですよ。
積雪がたくさんだと、メーカーの想定のような換気は望めません。

よいお住まいになると、いいですね。
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この回答へのお礼

いろいろとアドバイスをありがとうございます。
実は、建築はハウスメーカーのプレハブ系ではありません。
全国展開の大手の会社を除いては、建築棟数では上位の地元工務店で在来工法で建てます。ですから、ある程度は地域性が考慮された設計だとは思います。(期待も含まれていますが…)
タイルは、INAXの一個一個引っ掛けて貼り付けるタイプのものです。
そうですか。20年で内部の止め金が腐って全面張替えですか。残念です。
それであれば、サイディング系で、10年毎にペンキ塗り替え、または張り替えした方が経済的なのでしょうか?
悩むところです。

お礼日時:2005/01/31 12:37

北海道出身のものですが、現在千葉県に住んでます。


こちらにきて初めて「雨樋」と、言うものを見ました。
東北で雨どいをつけても雪で壊れるでしょうね。
雨どい無しだと、落ちた雨水が土をえぐるので、玉砂利を家の周りに敷いていたりするのを見かけたことがあります。
ちなみに北海道の多くの住宅は「無落雪住宅」といって、雨どいが屋根の真ん中についてます。トタン張りで、屋根の傾斜が内側に向かっていて、外から見ると真四角の家に見えます。冬季は屋根に内蔵しているヒーターで雪を溶かし、排水する構造です。落雪の危険も無く、雪下ろしの必要もありません。
便利ですよ。
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この回答へのお礼

回答をありがとうございます。
やはり、北海道では雨樋がないのですね。
玉砂利等を敷き詰めるのも良いですね。
「無落雪住宅」ですか。地域柄さまざまですね。
勉強になりました。

お礼日時:2005/01/31 09:38

本筋から外れるかもしれませんがお許しください。



お寺などの古い建築で、雨樋が折角の美しい屋根を台無しにしてしまっているのをみて、嘆いています。

お寺など、ほとんどは砕石や丸石を敷くか、排水の溝があったりして、雫が落ちても良いようになっていますし、入り口も唐破風などで前に雫が落ちないようになっています。だから、もともとは雨樋なんてなかったのでしょうね。
実際、雨樋のないお寺など、多数あります。それで問題があるとは思いにくいです。
また、古い民家でも雨樋のないところもありますよ。

実は、私自身、家を持つことになったら雨樋はつけないようにしようと思っている位です。

ただ気になるのは、2階の屋根などで雨が集中する場所があると、滝のように流れ落ちることはないか、ということです。そうなると、瓦では水漏れがあるかも? と思っています。そういう場所、普通はないはずですが・・・。

あと、名園があれば、雨の日に眺めるのに雫が多いと気になるかと・・・。これは家庭では関係ないですね。
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この回答へのお礼

回答をありがとうございます。
確かに見た目の問題もありますね。
私も、今回は瓦屋根の計画です。
ほぼ総二階で、寄棟か切妻タイプですので、あまり集中して雨水が流れることもないと思われます。
参考になりました。

お礼日時:2005/01/31 09:35

 問題ないのではないでしょうか?


 落雪で壊れるために、北海道の家には雨樋はありません。
 鹿児島の桜島の降灰のある地域でも雨樋がないという話を聞いたことがあります。
 地域の特性に応じた家を作っているということですね。
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この回答へのお礼

早速の回答をありがとうございます。
そうですか。北海道の家には雨樋はないのですね。
安心しました。

お礼日時:2005/01/31 09:26

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