一回も披露したことのない豆知識

こんばんは。

タイトル通りなんですが「撰」という漢字について困
ってます。今日、古典の小テストをやり、「後撰和歌
集」と書くところがありました。私は上記の通り
「選」と書きました。しかし古典の教科担任は「己」
の部分が「已」でないとだめだと答えました。という
わけで私は不正解になってしました。

電子辞書には私が書いた「撰」という字。
教科担任は「選」で「己」の部分は「已」。つまり上
までつなげるかつなげないかということです。

電子辞書を持って抗議しましたが、「私が調べたらつ
ながってるからダメ」と言われました。そしてもう1度
抗議しましたが「電子辞書はダメ」と言われました。

本当に納得がいきません。教科担任を納得させること
ができるような説明ができる方、ぜひお願いします。

A 回答 (3件)

いくつか検索して事情がわかりましたのでお知らせします。


残念ながら、質問者様の負けということになりそうです。
まず、撰の字の右上部は本来は《巳》(完全につながった形)です。手元の辞書2冊で確認しましたが活字はそうなっていました。「選」のほうは、旧字体で《巳》だったのを、当用漢字を制定するときに己に改めたのですが、「撰」のほうは当用漢字でも常用漢字でもないので、その影響は受けないはずです。そうすると、なぜ電子辞書やパソコンでは「撰」の右上が《己》なのかという疑問が生じます。
実は、これはJIS規格によるものです。コンピュータ等で漢字を用いるためにJIS第一水準、第二水準の漢字が制定され、「撰」は第一水準に含められました。このときに字体も決められましたが、なぜかこれが《己》になっていたようです。規格を決めた人の調査が不十分だったか、「選」の字に合わせたのだと思いますが、事情はわかりません。このため、電子辞書やパソコンでは《己》の形で「撰」が表示されるようになりました。
平成16年2月20日、JIS漢字コード表が改正され、「撰」の字は本来の《巳》に改められました。JISは誤りを認めたということになります。
http://www.meti.go.jp/kohosys/press/0004964/
この資料中の番号1-32-81の漢字をご覧ください。

したがって、すぐにとは行きませんが、将来は《巳》に改められたフォントが現れるでしょう。
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塾で高校国語を教えている者です。



>私は上記の通り「選」と書きました。
とありますが、「撰」でないとこれは完全な間違いです。
「己」「已」の違い以前の問題かと思われますが……。

「撰」の場合は、「已」でも×です。
「巳」のように完全に1画目と3画目がつながっていないと×になります。
「選」の場合は「己」のように2画目と3画目をつなげて書くのが正解になります。

ちなみに「己」「已」「巳」の違いは分かっていますか?
どれも間違えれば違う漢字になってしまいますので、
かならず紙の辞書で確認してくださいね。

電子辞書やPCの文字は特有の文字になっており、
教科書や学習の面で使われる字と違っていることが概ね存在します。
その最たるものが「令」という字ですよね?
実際は4画目からが「マ」ですよね?
先生が「電子辞書はダメ」と言ったことにはそれが根拠になっていますので、
今回は、先生を納得させるのではなくて、
電子辞書に頼りすぎてしまった貴方の落ち度と考え、
次回の試験に備えたほうが無難かと思います。
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(参考)


http://www.shinchosha.co.jp/shoushin/kanji_ichir …
こんなページがありましたが参考になりますでしょうか。
選の己は、昭和24年まで巳だったという話です。

参考URL:http://www.shinchosha.co.jp/shoushin/kanji_ichir …
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