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第2号被保険者の国民年金保険料についてお伺い致します。国民年金保険料は給与明細の中では厚生年金保険と一緒に引かれていると聞きました。厚生年金保険が18200円天引きされている場合、今年の国民年金保険料が16540円ですから、私の給与明細上では厚生年金保険料はその差額の1660円ということになるのでしょうか?労使折半で会社が同額を負担してくれているとのことなので、会社負担分の18200円と私の給与明細上引かれている1660円を足した19860円が将来の年金額に反映される厚生年金保険料ということになるのでしょうか?

A 回答 (3件)

とても面白い所に気付きましたね。




先ず、厚生年金保険料と国民年金への拠出の関係について書きます。

厚生年金の保険料は「標準報酬月額」✖「保険料率」で計算されております。
そして皆さん(会社負担分も含む)から集めた保険料の一部は国民年金へ回されている。

で、細かい説明をすると理解できる人が少ないので、すごく簡単な式を書きますが、
『国民年金への拠出予定額=全員の標準報酬月額×12×拠出率』
このような感じになります。

厚生年金の「保険料率」には、上記の拠出率が含まれている。
つまり、貴方と会社が納めている厚生年金保険料から一律に16,540円が国民年金へ廻るのではなく、各人の保険料の大小に応じて国民年金へ廻っております。


さて、質問の本旨ですが
将来の年金への反映額ですが、最初の方に書いた「標準報酬月額」で計算します。
毎月給料から控除された金額ではありません。


とても簡単に書きましたが、イメージできたでしょうか?
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この回答へのお礼

早々のご回答ありがとうございます!とても分かりやすく、大変参考になりました。将来の年金のことなので、しっかりと勉強してみたいと思います!

お礼日時:2020/11/16 13:58

まあ、そういう考え方だと、将来嫌婚して配偶者を3号被保険者にしたら、どうなります?



2号も3号も個人単位ではなく、全体で厚生年金制度から国民年金会計に居つしています。
そして、老齢厚生年金分も給与の高い人が、低い人のために多めに支払っています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。参考になりました。

お礼日時:2020/11/16 13:53

国民年金の月額保険料と比べても


あまり意味はありません。

それは、ご質問にもありますように
保険料は月収の18.3%を会社と折半で、
払っているし、収入によって保険料が
違うわけです。

極端な話、最低8.8万の月収の人なら
保険料は、
8.8万×18.3%=16,104円で、
本人負担は半額の8,052円
となります。

国民年金保険料 月16,540円を
下回ってしまいます。

しかし、実体から言えば、
厚生年金保険料の方が確実に
潤沢な保険料収入となっています。

安定した保険料と給与所得者の
平均的収入だと、基礎年金分の
保険料もなんとか賄えているからです。

国民年金保険料は未納や免除があり、
今後の財源として危うさが指摘されています。

国の政策としては、2024年までに
社会保険加入条件を緩和して、
国民年金加入者を厚生年金加入者に
移行していく政策にしています。

中小企業では社会保険料の負担が
人件費の増加となったり、
主婦層が第3号被保険者でいられなく
なったりで、不満となっています。

とりあえず、いかがでしょうか?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!大変勉強になりました。

お礼日時:2020/11/16 13:54

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