プロが教えるわが家の防犯対策術!

私たちの世代の英語教育は文法と訳読が中心でした。その為、英語は読めるけど、話せないという生徒が非常に多かったでした。そこで、現在では 英語教育も コミュニケーション重視の方向に向かっています。

そこで 皆さんは CLTをご存知でしょうか? ご存知でない 場合は ↓のサイトをご覧ください。

http://english2speaking.web.fc2.com/entry/28.html


CLTはいいと思います。何のかんのと理屈をつけても言語の目的はコミュニケーション。その為にはCLTは豊かなアプローチだと思います。ある意味、当たり前なアプローチ、と。

アメリカでは学校での外国語教育だけではなく、職場でも意思疎通の能力を高める為にCLTを導入しているところがある様です。

ところが、↓のように CLTに意義を唱えている人もおります。


≪私は英語塾の講師をしていましたが、私は英語学習で大事なのは 直訳とスラッシュリーディングだと思っております。というのは、直訳をしない生徒に、「宿題を手伝って!」を英語にしてもらうと、Help my homework.と答えることが多いです。英語を話す者から見ると、「ホームワークという生き物を助けて!」のように聞こえます。
私が力を入れている、スラッシュリーディングでは、Help me/ with my homework. 「私を手伝って/私の宿題で。」と直訳させます。
しっかり直訳できる生徒は、高校生になっても、長文読解もきっちりこなせます。英文を作る能力も増し、英語を話す力もつきます。

ところで、中学で、直訳を教えない学校が、ますます多くなっている印象を受けます。高校でも同様です。しかし、直訳ができる生徒とできない生徒の英語力は、高校になると益々開いています。
偏差値の高い高校であっても同様です。これが現状なのです。(帰国子女や、英語をよく使える環境にある生徒はもちろん別ですが…)

私も 東京外語大学の院生の方から、Communicative Language Teachingというのがあり、現在、私の町で使っている教科書がこれに基づくものではないかという話を聞きました。私に異論を唱えた人が、この理論について言及されているかわかりませんが、私は、その教科書と、教員の指導力のせいで、私の町の生徒の英語レベルが上がらないと感じています。
以前、ボーイスカウトの通訳で、ブータンのスカウトと話したことがあります。彼女達の英語力の高さに驚きましたが、ブータンでは、小学1年生から英語を学び始め、英語以外の授業にも英語を使うと聞きました。
このような環境でしたら、CLTは有効でしょう。しかし、環境の違う日本で、同じ理論が、本当に有効なのでしょうか。日本国内でも、地域によって、英語に関する環境は、大きく違うと思います。
「体系的な指導理論」は確かに大切だと思います。しかし、実情に合ったものでなければ、机上の空論になってしまうのではないでしょうか。≫


そこで質問ですが、みなさんは CLTについて どう思いますか?

A 回答 (3件)

CLTというのは初めて聞きました。


言語に限らず「使わなければ忘れる」というのは事実なので、学んだこと覚えたことは継続的に使うことが理想でしょう。

その上で、外国語から母国語への変換(英語から日本語での和訳)と母国語から外国語への変換(英訳)というのは、
算数における掛け算と割り算、数学であれば二乗することと平方根を求めることのような関係ではと思います。
おそらく多くの人は割り算は掛け算よりも時間がかかるし、平方根を求めることは二乗するよりも時間がかかるでしょう。

ところが、会話や文書でのやりとりでは、和訳と英訳を同レベルで行えないとならないわけです。
そもそも言語においては読んだり聞いたりするほうが、書いたり話したりするほうがずっと簡単ではと思います。
母国である日本語であっても、小説を読んだり演説を聴くことは容易いですが、小説を書いたり演説をすることは難しいわけです。

もちろん無限に掛け算や二乗のドリルをやっていれば、割り算や平方根を求めるのも早くなるかもしれません。
九九は覚えているのだから72÷8=9とか42÷6=7などは暗記の世界でしょうし、√2≒1.414とか√5≒2.3606なんていうのも暗記でしょう。
とはいえ、全ての数の割り算や平方根を覚えることは不可能もしくは困難極まりないことだと思います。

算数や数学においては、割り算や平方根と掛け算や二乗のようにすることはできないでしょう。
が、外国語の場合は、日本語が外国語である人にとっては和訳が割り算や平方根で、外国語訳が掛け算や二乗なわけです。
そうであれば、割り算と掛け算、二乗と平方根を同じようにすることが可能なのではと思います。
いうならば、英語は英語で考えて、日本語は日本語で考えることで、和訳や英訳はしなくても理解することが可能だと思います。
少なくとも和訳並みの速さで英訳することは可能でしょう。

※そもそも話したり書いたりすることは聞いたり読んだりするよりも難しいので、それは仕方ない部分でしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

仰ることは よ~く分かります。でも、英語と数学はちょっと違うかなとも思います。

ただ、英語の理解も一種の情報処理だと思うんですよ。例えば bitmapの画像って がさばりますよね。でも、jpegに変換すると、殆んど画質を落とすことなく、サイズをかなり縮小できます。でも、jpegを知らない人が サイズを縮小するとなると、先ずは ピクセルを減らし、色を256色に落とし、これを ZIPなどで圧縮する方法があるかと思います。それで、英語の学習を画像の処理に喩えると、まさに CLTに異議を唱えている人の方法が 後者の方法に当たると思うんですよ。

お礼日時:2020/11/25 16:43

>CLTに「意義」を唱えている人もおります。

←誤字
→CLTに「異議」を唱えている人もおります。←正しくはこれ!

 人の考えはさまざまです。しかも、日本に住む人の生活環境も、短時間に大きな変化を遂げてきました。
 その中で、多種多様な人々が、それぞれの生き方に応じて、工夫し対応をしているのが現状だと思います。
 その中で、CLT法が良いと言う人も居れば、AL法が良いと言う人も居て良いと思います。
 しかも昨今、義務教育段階から英語を修得するようになりましたので、今後の日本人の言語形成に於ける言語能力獲得過程が、どのように従前のモノと変わるのかが、判っていくことでしょう。
 
 これは新たな情報の修得過程に類似したものもありますが、単なる言葉としての理解とは違うと思います。
 例えば、転失気(てんしき)とは、古典落語の演目の一つで、意味はおならのことです。この意味が分からずに展開する会話が面白く、落語になっています。こうした言葉の意味を丸覚えするかしないかの話ではなく、文法も含まれると、言葉の並び方がそもそも異なる日本語の場合、文法構造上のハンディとして、語学習得の差異の障壁理由を、理解し、説明してきた経緯もあると思います。
 しかし、文法上は、日本語とよく似ている言葉が韓国語ですが、韓国人の方が、英語能力が、日本人より高いという評価があるようです。
 その理由の一つに、英語教育の早期年齢からの導入と、自国の産業の国際進展化の問題もあると思います。
 となると、日本人が、産業界に於いても、かつ、教育を通じての日常生活に於いても、いよいよ国際化していく昨今、従前の教育成果を推進していたAL法よりは、より最新のCLT法が、自然なのだと思います。
 しかも今後は、新たな語学習得に必要な、改定版CLTが期待されるのだと思います。
 ということで、個別事情に応じた可変的な修得方法が、ベターだと思いますし、直訳 Here we go! さぁ、やるぞ! も 英語文化の問題もあるんですよね。言葉って、生きているから。こうした生の英語に関心を持ち、そのセンスを磨くかどうかは、その人の感性もあるので、そこはどうなっているのかな?と逆にお伺いしたいです。
 参考に、ドイツ語の元気?の若い人の流行り言葉の挨拶は、皆グッチ? 答え 皆プラダ(元気だよ)なんですからね( ´艸`) 直訳じゃ、その国の人も分からないことってありますよね!
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2020/11/24 17:14

CLTってのはお初にお目にかかりますが、会話でスラッシュリーディングをやるには筆談にしなければなりませんのでお話になりませんね。

しかもそもそも直訳では会話は成立しないでしょう。
しかし、韓国人は英会話を筆談でやるとかいう話を聞いたことがあります。本当の話か冗談かは知りませんが。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

しかし、例の CLTに意義を唱えている人は ”Here we go!”なら「ここに私たちは行く。」というように直訳するんだろうか...

お礼日時:2020/11/24 08:39

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!