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《電気回路 Y行列》

教科書の例題の問題なのですが、解答の1行目からつまずいてます(汗)
なぜ、y₁₁=…(Y₁+Y₂)/2となるのでしょうか?
考え方を教えてほしいです(;_;)

「《電気回路 Y行列》 教科書の例題の問題」の質問画像

A 回答 (1件)

a図の1-1'端子間の電圧をV1,2-2'間はV2とする(1の方が1'より高電位、2の方が2'より高電位)


また1から右へ流れ込む電流をI1,2から左流れ込む電流をI2とする
アドミタンスYはインピーダンスの逆数なんで オームの法則からI=YV
ここで、
端子2-2'を短絡したときの端子1-1'から見た回路網のアドミタンスをy11
端子1側を短絡したときの短絡電流と、端子2-2'の電圧の比をy12
端子2を短絡の時の短絡電流と端子1の電圧の比をy21
端子1を短絡の時の 端子2から見たアドミタンスをy22
としたものが y11などの物理量の意味なんで図形の対称性から
y11=y22は計算するまでもなくわかりますよね
で、実際にy11計算 
まずは2-2'を短絡
すると、1からでた導線はY1とY2に枝分かれして再び1点に集まる
(というのも回路図上では等電位の導線は極限まで縮めて1点にしても差しつかえないから2-2'を結ぶ導線を縮めて1点に集約してしまうとY1,Y2に枝分かれしていた導線は1点に集まるとみなせる)
この1点から残り2つのアドミタンスY2とY1に枝分かれして1'に至るので
この回路は Y1とY2が並列のセットで、残りのY2とY1も並列
結局a図は、この2つの並列セットが直列という並ー直列回路
(分からなければ 2-2’を短絡しているんで
1からでた導線は Y1とY2に枝分かれして2に至り
1'からでた導線ものこりのY2とY1に枝分かれしてから2に至るので
前者のY1とY2は並列、後者のY2とY1も並列
と判断しても良さそう

等価図を書くと
1ーY1ー2(2')ーY2-1’
 \Y2/   \Y1/
という状態

各並列部分の合成アドミタンスは Y1+Y2なんで
この2つを直列合成すれば
(Y1+Y2)x(Y1+Y2)/{(Y1+Y2)+(Y1+Y2)}=(Y1+Y2)/2=y11(=y22)
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この回答へのお礼

助かりました

ありがとうございます!

お礼日時:2020/12/06 15:53

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