確定申告：マイホーム譲渡損失、住宅特別控除、医療費控除

以下状況で、確定申告をしようと思います。
できるだけ節税をしたく、考えがあっているか確認お願いします。

＜状況＞
夫　税込年収800万円、税扶養　子二人（特定・一般）。
　　課税所得額350万円、源泉徴収税額30万円。
妻　税込年収600万円、税扶養無し。

①夫のマイホーム売却に伴う譲渡損失の特例　500万円
②夫の医療費控除　　　　　100万円。
③夫のマイホーム購入に伴う住宅特別控除　夫名義のローン残高 3500万円

＜確認したい点＞
①譲渡損失500万円は課税所得額からの差引き。課税所得額350万円より
　大きいので課税所得額ゼロになり、残額150万円は翌年へ繰越し。
　→今年の夫の所得税、住民税はゼロになる？　

②夫の所得ゼロなので医療費控除はおこなう意味無し？　
③夫の所得ゼロなので今年は恩恵ゼロ？
④今年だけ夫の税扶養　子二人を妻に移すと節税になる？
　妻の所得税、住民税の節税になるが夫の譲渡損失の来年への繰越しが
　減るのであまり効果無しか？

以上

No.1 回答者： mukaiyam 回答日時： 2020/12/30 11:44

＞①夫のマイホーム売却に伴う譲渡損失の特例　500万円…

損失の計算法に間違いはありませんか。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/ …

＞①譲渡損失500万円は課税所得額からの差引き。課税所得額350万円より…

要件は全部満たしますか。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/ …

＞②夫の所得ゼロなので医療費控除はおこなう意味無…

はい。

＞③夫の所得ゼロなので今年は恩恵ゼロ…

はい。

＞④今年だけ夫の税扶養　子二人を妻に移すと節税に…

夫の年末調整はまだなのですか。
済んでいるのなら、3/15 までに夫、妻双方とも確定申告が必要です。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/ …

＞夫の譲渡損失の来年への繰越しが減るのであまり…

そこまで細かいことを言うのなら、今年分で子 2 人とも夫に付けたのと、妻に移し替えた場合とで、夫婦合わせた所得税・住民税額にいくら違いが出るか、来年はどうなるかを具体的に数字を挙げて試算してみなければ、軽々な判断はできません。

妻の課税所得額も、特定扶養親族が来年も特定のままなのかどうかも、ご質問文には書かれていませんし。

税金について詳しくは、国税庁の『タックスアンサー』をどうぞ。
http://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/i …

この回答へのお礼

早速のご回答、確認のコメントありがとうございました！

①譲渡損失　以下算出しました。
　譲渡価格3807万　　※売却額+固定資産清算金
　- 譲渡費用135万円　※仲介手数料+印紙代+登記費用
　- (取得費5034万円　※土地+建物+各種取得費用＋外壁改良工事
　-償却額828万円)　　※木造17年*0.9*0.031＋改良3年*0.9*0.031
　＝-534万円
　要件はすべて満たしています。

④
＞軽々な判断はできません。
現在妻の源泉徴収票がないため記載できず失礼しました。
特定扶養親族は来年は一般になります。年末調整は夫妻共
に済んでいますので変更する場合は両者、確定申告でおこなおう
と考えていました。

お礼日時：2020/12/30 12:51

No.2 回答者： hata。79 回答日時： 2020/12/30 13:54

①　その通りです。

②　その通りです。
③　質問の意味が不明です。恩恵とは何でしょうか。
④　前半はその通りです。
　　後半部分は意味不明です。

この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
③の恩恵は、夫のマイホーム購入に伴う住宅特別控除による
節税効果が得られるか？ということでした。
④の後半は、夫の譲渡損失を来年へ繰越しできると想定しており
　その兼ね合いで扶養を変更しないようほうがいいか？
　と考えていましたが有利な扶養は単年で考えれば良く、翌年が
　不利なら再変更すればよいという考えに至りました。

お礼日時：2020/12/31 10:45

No.3 ベストアンサー 回答者： kaichoo 回答日時： 2020/12/30 17:50

＞①譲渡損失500万円は課税所得額からの差引き。

課税所得額350万円より
　大きいので課税所得額ゼロになり、残額150万円は翌年へ繰越し。
　→今年の夫の所得税、住民税はゼロになる？　

計算の過程に間違いがあります

居住用不動産の損失の金額は所得控除を控除した後の課税所得から差し引きするわけではなく、給与所得控除額を控除した後の所得と損益通算をすることになります

ご質問者さんの例で言うと

給与収入800万円
給与所得控除後の給与所得610万円
譲渡損失△500万円
損益通算後の所得110万円

ここから所得控除を控除した金額が課税所得となります

＞②夫の所得ゼロなので医療費控除はおこなう意味無し？　

①のようにご主人の所得は110万円ですので意味が無くはありません。
ただし、基礎控除、扶養控除、医療費控除、社会保険料控除を考慮すると課税所得は0になりそうですね

＞③夫の所得ゼロなので今年は恩恵ゼロ？

住宅ローン控除の恩恵でしょうか？
所得控除で課税所得は0になるので恩恵はなさそうですね

＞④今年だけ夫の税扶養　子二人を妻に移すと節税になる？
　妻の所得税、住民税の節税になるが夫の譲渡損失の来年への繰越しが
　減るのであまり効果無しか？

①のように譲渡損失の来年への繰り越しはありません
子供2人を奥様へ移すと節税効果はあります。

勤務先によっては、健康保険の扶養であるためには所得税の扶養でなければならないところもありますのでその点にはご注意下さい

おそらくご主人は社会保険料控除と基礎控除だけで課税所得が0となるので、どちらで医療費控除をするかも検討の余地はあるかと思われます

この回答へのお礼

課税所得の計算誤りの指摘、扶養変更の効果、
妻側が医療費控除を申告できる余地について
勉強になりました。ありがとうございました！

お礼日時：2020/12/31 10:38