最速怪談選手権

家庭や仕事上のトラブルなど、いくつかの悩み事があり、解決の糸口を見つけるためにカウンセリングを受けていました。

カウンセラーの先生は多分臨床心理士さんで、熱心に対応して下さったのですが、私の話す内容を逐一とまではいかないまでも、話している間、いつもペンを走らせていたのが非常に気になって、だんだんそれがストレスに感じるようになりました。(特に初回はほとんど下を向いて速記録のように書き続けていたので、はじめだから仕方ないかと思いつつも、2回目に行くのを躊躇したくらいです)

違和感を感じたのは、ひとつには、「対話」が感じられなかったこと。ペンと紙を脇において、私と向き合って話してほしいと何度も思いました。二つ目は(こちらのほうが大きい)、一体この記録はどのように保管(利用)されるのだろうということでした。カウンセラーの先生も多くの人と会っているので、もちろん「備忘録」も必要でしょうし、適切なアドバイスを考えるためにも、相談者の話の中にキーワードを見つけて記録することは重要なことだと思います。しかし、まるでテープに録音して残すのと変わりないような記録をとられるのは違和感を覚えます。

カウンセリングが終了したら破棄してくれるのでしょうか。「研究用」として保存されるのでしょうか。プライバシーは完全に守られると聞きましたが、あの膨大な?発言録の行方が気になります。医者のカルテと同じと考えるには、あまりにデリケートな問題が詰まっているので、ちょっと無理があります。

A 回答 (3件)

せっかく素敵な友人の勧めでカウンセリングを受けられたのに、向き合って聴いてもらえなかった思いをされて残念でしたね。



あなたの友人がおっしゃったとおり、カウンセラーとして一番大事なことは「傾聴」です。
 カウンセリングとは、カウンセラーが何かアドバイスをしたり、指導したりすることではなく、来談者が口で語ったことを(ご自身の耳で聴いて)こころで感じて、自らの「気づき」を促すこと とされています。 
そのためには来談者自身が誰に気兼ねせず安心して話せる「場」を作ることが何より大切で、カウンセラーが一番気を使うところです。
あなたが「違和感」を感じて「対話」出来なかったとしたら、そのカウンセラーは何と向き合っていたのでしょうね。 何を記録していたんでしょうね。。。

 
 さて、「面接記録」は来談者の訴え、状況、こちらの対応、経過などを簡単に記録しておくもので、医師のカルテ同様、次回面接の際に利用することが多く、守秘義務は守られているはずです。

ただし、「事例検討」や「研究」として記録させてもらう際は、必ずその来談者に許可を貰います。(その際の面談は記録はテープやVTRが重です)
 最近は「守秘義務」についてとてもシビアになっておりますので、勝手にその内容を「話したり」「書いたり」していないはずです。

 医師も目の前の「私の訴え(辛さ)」をきかず、データだけで部分しか見ない方もいます。
 目の前のあなたと私 この関係をまず大切にしてもらいたいですし、「違和感を感じたあなた」をそのカウンセラーが感じてくれれば、、いいのにと思いました。
 あなた自身がその時間自由に使えないようであれば、「違和感を感じる」と訴えてもいいし、カウンセラーを変えてもいいのです。
 彼らは先生でもなんでもないのですから。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
カウンセラーが「傾聴」してくれる人というアドバイスをもらいながら、カウンセリングの場に「日常の感覚」(こんなこと言ったら悪いな、ちょっと聞きにくいな・・・)をそのまま持ち込んで、リラックスできていなかったのは事実です。#2の方もおっしゃっていたように、全面的に信頼するという気持ちが大切ですね。カウンセリングがストレスになっていたのでは本末転倒ですよね。先生からも、「あなたはものごとを断ったり、Noと言えないところがありそうですね」と指摘されながら、今感じている違和感を切り出せないのですから、どうしようもない・・・

でも、こうして回答をいただいて、記録のことも含め、心を開いて信頼していくことがストレスを生まないことにつながるんだなと、よく理解できました。

お礼日時:2005/02/11 20:53

何人かのカウンセラーにカウンセリングを受けた事があります。



対話をメモに取る人、そうではない人、その人のカウンセリングのスタイルがあるようです。
メモではなく録音する人もいると聞いた事がありますが、私は出会った事はありません。
今、お世話になっているカウンセラーの先生はメモを取られる方です。
でも大体は顔を見て話を聞いてくださり、私の話での要点を書いておく、という感じです。

個々によりますがカウンセリングをする前に注意事項を記載した物にカウンセラーはクライアントの
秘密は絶対厳守、もらさない事を誓うという誓約書に双方がサインして面談に及ぶ場合もあります。
今のカウンセラーの方とは誓約書を交わしていますが、項目の中にはもし漏れたら裁判に
される事も承知しており、もしもそうなった場合遠慮なく弁護士に相談して下さい、と
書かれていました。

でも誓約書を交わしていないから不誠実という訳でもありません。口頭で説明する人もいます。
記録は破棄はしないのではないでしょうか。クライアントのカウンセリングシートいわゆる
カルテのようにしておいて保存していると思いますが。

違和感を感じる、その記録はカウンセリング後はどうしてるの?と感じたら遠慮なくカウンセラーの
方に聞きましょう。意外に言った事で記録を取る意味が分かり、納得できるかもしれません。
そうすれば不快感はぐっと減るかもしれません。熱心な臨床心理士さんとの事ですから分かって下さる
のではないでしょうか。どうしても不快感が拭えない場合には違うカウンセラーに変えてもいいのですから。
私は今では希望があればカウンセラーの先生に何でも言うようにしています。でも言えない先生もいましたよ。
当時は「こう感じる私がおかしいのか?」とか「先生は専門科だからきっと意味があるんだ」とか
自分が相手に合わせようとしていて、カウンセリングも苦痛だった事もありました。カウンセラーを黙って
変える事にも罪悪感を持った事もありました。でも今の先生に出会ってそう思う事もなくなりました。
そうしてもいいって事に気付いたので。自分が治る為には良いものを選択していいんだって教えて貰いました。
やはり人間同士なので相性があります。特にメンタルな事には信頼関係が不可欠ですよね。

疑問、質問、思ったこと感じた事は聞いてみましょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
おっしゃる通り、何でも聞いてみればよかったのですが、なんとなく聞きにくいなと思っているうちに、一応終了ということになりました。

秘密が守られるというのはよくわかります。そのために?臨床心理士という厳しい資格もあるのでしょう。私としては、ただ単純に、会社でも用済みの重要書類はシュレッダーにかけるんだし、ああいうものがずっと意味なく?保管されるのは気持ちが悪いなと感じたのです。

それから、もう一点の、相談中の記録とりですが、これに関しては、私がカウンセラーの仕事を誤解していたということだと思います。「話を聞くことの専門家」と思っていたのです。単純なことのようですが、これってすごいことと感じました。「聞き手」という専門家がそこに「存在」するということで、話す人に自分の問題を解決させていくという方法って単純なようですごいことです。でも、臨床心理士なら研究者?でもあるわけで、相談者は研究の対象でもあるわけですよね。そういう意味で「資料」は必要なのでしょうね。

今更、蒸し返して聞くのもちょっと気が引けるので、次回お世話になるときは、はっきり聞いてみることにします。

お礼日時:2005/02/11 13:26

想像ですが、その人は多くの人と会っているじゃないですか。



例えばあなたが30人と話をして、1週間後またその誰かと話をすることになった時、その人が話した内容を覚えていますか?
知った人じゃなくて初対面の人ばかり。
その誰かがやってきた時、前話したこと覚えています?
顔も名前もまだ一致しない状態です。
よっぽど印象的な人、印象的な内容でなければ、覚えていないと思います。

相手は前回話した続きとして「あれからですね」と言っても、「あれってなに?」って思いません?
相手に合わせて「はいはい」って言って、相手が喋っても、何がその前にあったから、結果今になっているのかわからないじゃないですか。
記録していなければ「ごめんなさい。あれからってどのことですか?」って聞いて、また最初から説明させる人、どう思います?
頼りにならないですよね?

あなたの目的が聞いて欲しいって事だったとして、私も聞いて欲しいって話をしたとして、記録してないから覚えていない=聞いてない ってなりませんか?

人の話を聞いてない人、どう思います?

一見先生は聞いていない、自分とむきあっていないと思えても、記録するということは、相手の話を大事にしようって心づもりがあるし、実際それを忘れないで活かそうって姿勢があると思います。

研究対象になるような話をされたのかどうかわかりませんが、医者は守秘義務があるので、学会で発表するにしても、プライバシーは保護された状態で症例を挙げると思います。
というかそうしないと逮捕されちゃいます。

えっと、、、医者じゃなくてかカウンセラーか臨床心理士ですか。
うーん 法的に守秘義務は負わされていないけど、、、もしプライバシーを公言してしまったら、属している協会から厳重注意か、場合によっては退会させられたりすると思います。

何の協会にも属していない場合は、それが明るみに出たら、世間からモラルを問われ、その人は信用を失って仕事も失うかもしれません。


>備忘録」も必要でしょうし、適切なアドバイスを考えるためにも、
>相談者の話の中にキーワードを見つけて記録することは重要なことだと思います。

そうですね。たいしたことないって言葉すら、時には重要な意味を含んでいることもあると思います。だから残らず書き留めるんだと思います。

アドバイザーではなくカウンセラーや臨床心理士なら、アドバイス的な発言は一切しないはずです。
この前捕まった臨床心理士の人は実践的な肉体を使ったアドバイスをされたようですが、あれは邪道というか、独特のやりかたで、現在日本でカウンセリングをやる場合は、ただ相手に話をさせるだけにとどめ、自分の意見は言わず、相手の話に「ほうほう」と相槌を打つにとどめるべきだとしています。

書くことが気になる、自分の話をちゃんと聞いていないと思えるのなら、それを伝えてみてはどうですか?
わたしがもしそうされたら、「こんな話すら価値あるものと熱心に記録してくれている この人は私の問題を一緒に解決しようとしている」と思うでしょう。

でも目を見てちゃんと聞いてくれない、記録ばかりに熱心で誠実さを感じられない、って思えるのなら、そう伝えて、別の記録方法にしてもらってはどうですか?
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございました。
カウンセリングを受ける前に、心理学を学んだ友人から、カウンセリングとは「医者にかかるのと違って、的確なアドバイスがあるわけではない。カウンセラーの一番重要な仕事は傾聴である。何かを解決してくれると期待しないで、『話す』こと、それを『聞いてくれる人がいる』ということによって、自分で問題を整理していくことが重要」と聞かされました。カウンセリングってそういうものなのかと、目からうろこ?の思いがしたので受けてみようと思ったのです。うまく言えないのですが、「症例」ではなく、「その場」の問題として扱うということ、自分だけで考えていたり、身内や友人に話したりするとは違う「話しかた」があるんだということに新鮮な感動を覚えてしまったわけです。だから、詳細な記録ということに少々違和感を持ったし、特に終了後に保管されるのかどうかまで、非常に気になったわけです。

でも、ご指摘のように、カウンセラーも詳細な記録がなければ、こちらから見れば「一人の先生」でも、彼/彼女からは何十人、何百人のうちの一人にしかすぎないので、現実の仕事にはならないということもありますよね。カウンセリングとは相談する人がカウンセラーという存在を通して何かを考えていくものという一方的な思い込みにとらわれていたのかもしれません。カウンセラー側の「仕事」としての側面も考えないといけないっていうことですよね。

お礼日時:2005/02/11 11:06

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