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青色よりも短波長の紫が、何故青色と赤色の混色として視認されるのでしょうか?

A 回答 (3件)

人間の脳の色に対する認識がそうなっているからです。


色相環というものがあります赤から始まり、黄、緑、青、紫と一周して赤につながっています。
赤と紫を混ぜれば、赤紫ですね。
最大波長と最小波長を同量混合なら、緑あたりと、濃紺あたりの混合になるのでは?。
赤の補色がない光も脳は赤と認識するらしいです。
赤と青の補色がない光は何色と認識するのかな?。
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この回答へのお礼

御親切なご説明に感謝いたします。ありがとうございました。

お礼日時:2021/03/09 11:17

これは、人の目が紫をどう認識するかの問題です。


人の目には黄色、緑色と青色を感じる細胞があります。
赤は黄色細胞が強く反応し、緑色細胞は弱くしか反応しない、青細胞はほとんど反応しない状態のことです。赤=黄+の状態です。

分光感度曲線については、HeringのRがある程度正しいとすることを前提とするなら、
https://www.jstage.jst.go.jp/article/bunkou1951/ …

紫の光線では青は比較的強く反応します。そして、緑も黄色も弱い反応しかしませんが、反応はします。そして、反応の強さは黄色細胞の方が緑色細胞より強いわけです。 なので、紫=(青+、黄+) ということになります。
赤(黄+)と青(青+)を合わせると、(黄+、青+)となり紫に近い状態のものを認識するわけです。 この黄色細胞(Redとされますけど)が高い周波数も検知するという特性が、紫を単色として認識することができない人間の目には赤+青と同じ系統として見える原因と考えられます。
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この回答へのお礼

素晴らしい説明に感謝いたします。私の知りたかったことは、短波長の純粋な紫色に対する人の視細胞の働きでした。ご名答、ありがとうございます。

お礼日時:2021/03/09 11:16

青色と赤色の混色としての紫と、純色としての紫は


両方あるのです。

図(CIE図)の逆U字の線上の色が純色です。
逆U字の内側が混色です。

逆U字は右中央の赤(長波長)から始まって、左下の暗い紫(短波長)で
終わります。

左下の紫の右側に見えるのが青と赤の混色の紫です。

紫に見える領域が、純色から混色への割と広い領域に
広がっていることがわかると思います。
「紫色の不思議」の回答画像3
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この回答へのお礼

御親切な説明、ありがとうございました。

お礼日時:2021/03/09 11:14

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