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平成16年3月に個人・青色申告で開業しました。
決算をしてみたところ、初年度にも関わらず期末在庫(期末棚卸高)が大量に残ったため黒字になってしまいました。
4月の住民税・保育料の算定の為、できれば赤字申告をしたいと思っており、経費に計上できるものは今年度に処理したいと思っております。
実際の所、大量の仕入のため経営は赤字状態で、生活は大変苦しい状況です。(店主の給料も取れませんでした)
このような状況で、どなたか下記の質問にお知恵を拝借できませんでしょうか。

1.開業時に店舗を借りるため、120万円を敷金として支払った。
 うち、75万円は敷引金として戻ってきません。
 75万円は「繰延資産」として5年償却すると聞いたのですが、今年度「開業費」として一括で計上できないのか?
 また、退去時に戻ってくる45万円はどのように処理したら良いのか?

2.住民税や保育料は青色申告控除をする前の金額で算定されるのか?

3.期末在庫をできるだけ少なくするのが得策と分かったが、今後これ以外に注意すべき点はあるか?

本当に経営は赤字状態で苦しいので、なるべく所得税は少なくしたいと思っている状況です。どうか教えて下さい。

A 回答 (2件)

1.75万円の場合は、一括処理は出来ません。


敷金の返還されない分が200.000未満であれば、支払時の経費として処理できます。
20万円を超える場合は、長期前払費用として計上し、5年又は、賃貸期間が5年よりも短い場合は、その年数で償却します。

返還される45万円は、「敷金」として計上しておき、返還されたときに「敷金」で受け入れます。

2.住民税は青色申告控除後の金額で算定されます。
保育料も、住民税から計算されるのであれば同様です。

大量に仕入れると、支払のために資金が多額に必要になりますが、仕入れたものが売れないと在庫として残り、資金の回収が出来ず利益は出ても資金繰りが付かなくなります。
これが改善されないと、いわゆる「黒字倒産」ということになります。

売上予想を慎重に立てて、その範囲内で仕入れるようにする必要があります。

なお、青色申告の場合、赤字を3年間繰り越して、翌年以降の利益から控除することが出来ます。

参考urlをご覧ください。

参考URL:http://www.taxanswer.nta.go.jp/2070.htm

この回答への補足

すみません、もう一つ質問なのですが、

返還されない75万円を5年償却し、
繰延資産もしくは長期前払費用とした場合、
青色申告書決算書のどの欄に記入するのでしょうか?
(減価償却費欄に記入するのでしょうか?)

貸借対照表の「資産の部(期末)」欄
のみの記入になるのでしょうか?

補足日時:2005/02/19 14:15
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この回答へのお礼

kyaezawa様、本当にありがとうございます。
もう少し具体的に教えて頂けますと有難いのですが、

>返還される45万円は、「敷金」として計上しておき、返還されたときに「敷金」で受け入れます

開業前に敷金は支払っております。
開業日に「借:敷金 貸:事業主借 45万円」
と計上したら良いのでしょうか?

また返還されない75万円は、5年に渡り償却する際
「借:繰延資産 貸:?? 15万円」
で5年間計上したら良いのでしょうか?
その際、貸方の勘定科目は何になるのでしょうか?

お手数ですがご回答を頂けますと幸いです。
何卒宜しくお願い申し上げます。

お礼日時:2005/02/19 13:44

#1の追加です。



>開業前に敷金は支払っております。
開業日に「借:敷金 貸:事業主借 45万円」です。

>返還されない75万円を5年償却

開業前に支払っていれば
開業日に「借:繰延資産 貸:事業主借 75万円」です。

開業後に支払っていれば
開業日に「借:繰延資産 貸:現金 75万円」です。

初年度に償却したとき
「借:繰延資産償却 貸:繰延資産 15万円」

青色申告書決算書の経費の欄に「繰延資産償却」として15万円を記入します。

「資産の部(期末)」欄に「繰延資産」として 60万を記入します。
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この回答へのお礼

分かりやすいご説明をありがとうございました。
経理の知識もあまり無く、色々調べて早や数日
経っていましたので、大変助かりました。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/02/19 21:58

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