No.1
- 回答日時:
1が自然です。
2の文が「これはあなたの本ですか。それとも彼の本ですか。」なら
問題ないですが「先にある文で”本”が省略されて、後に”本”と表記する」
のは不自然ですので、
「先にある文では”本”を表現して、次の文は”本”を省略」してる1の
文が自然なものになります。
No.2
- 回答日時:
2は不自然です。
なぜかというと、「彼のですか」の「の」(もしくは「のもの」)は、「本」の繰り返しを避ける、あるいは「本」を省略する為の代名詞だからです。なので、「あなたの(もの)」から始まり「彼の本」が後から来るのは、説明として美しくありません。
No.3
- 回答日時:
1.この本は、あなたのですか。
それとも彼のですか。2.これは、あなたの本ですか、それとも彼のですか。
3.これは、あなたのですか、それとも彼の本ですか。
親切なのは、1.です。別に隠しておく必要もなく、最初から「本」であること分からせるのがいいはずです。
このような「の」(「の本」の意味)を、「連体格の格助詞」の性質をそのまま残していると考え、「連体助詞」と呼ぶことが多いのですが、「形式名詞」と考える人もあります。
No.5
- 回答日時:
2.が自然な表現です。
具体的に表すのであれば、先に「あなたの本」と明示するのが自然です。「の」で指示するのであれば、
これはあなたのですか。それとも彼のですか。
が自然です。なお、この「の」は形式(抽象)名詞で、連体助詞ではありません。
れんたい‐じょし【連体助詞】
〘名〙 助詞の一種。種々の語に付き、下の体言を修飾するもの。この助詞の付いたものが、常に体言に続いてこれを修飾する副体詞(連体詞)の職能と同じであるところから「準副体助詞」とも。現代語では「の」だけ(古語では「の・が・つ」)がこれに属する。従来格助詞の一つとされていたこの語を一類として新しく立てたのは橋本進吉で、他の格助詞が体言またはこれに準ずるものだけを受けるのに対して「の」は「ちょっとの間」のように副詞を受けることも、「故郷からの手紙」「買物に行っての帰り」のように他の語に助詞の付いたものを受けることもできる点、および格助詞は相互に重ね用いられることがないはずであるのに「の」は格助詞「から」「へ」「と」などの下に重ね用いられる点を重視したもの。〔国語法要説(1934)〕
【精選版 日本国語大辞典】
で、「あなたのですか」の「の」には助動詞「です」が続いており「下の体言を修飾」してはいません。日本の学校文法(橋本文法)では格助詞とされていますが<形式(抽象)>名詞の誤りです。
「故郷からの手紙」は「から‐の」と格助詞が重複していますが、これは「故郷から(到来)の手紙」のように「の」の前の名詞が省略されたもので、重複は形式的なもので、この「の」は格助詞です。
「ちょっとの間」や「買物に行っての帰り」の「ちょっと」や「行って」は転成名詞で、この「の」も格助詞です。
したがって、連体助詞という品詞区分は形式に捉われて格助詞を誤認した誤りです。■
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 英語 従属節であるwhen節と主節の2文について、内容からどちらを主節にするかの判断基準について 1 2023/01/04 14:50
- 英語 なんで道を尋ねる外国人(中国人と韓国人など)は「英語」で話してくるのでしょうか? 別に英語圏ではない 5 2023/03/02 00:39
- 高校受験 高校受験や勉強法について 2 2023/03/24 19:56
- 英語 英語の上達方法 4 2023/07/29 11:36
- 大学・短大 公立大学職員(事務)の試験について 2 2023/05/01 14:02
- 日本語 「~でも」(~で)「~さえ」の細かい違い その2 2 2023/08/20 17:20
- 大学受験 至急)大学受験を終えた方に聞きたいです。あれ無理ゲー、不可能じゃないですか?勉強しても3日経てば結構 5 2022/07/16 20:35
- 哲学 日本語は論理表現にふさわしくないか の問題です 4 2022/06/25 03:56
- 英語 突然ですが、日本人が英語を話せない大きな理由は英単語量が少ないことだと思っています。中学校から始める 6 2022/05/05 22:35
- 日本語 推測したこのセリフの意味が正しいですか? 3 2022/07/02 00:01
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
「こんばんは」「こんばんわ」...
-
「○○は違えど」は正しい日本語...
-
気になってしょうがない話し言葉
-
「無し」 「なし」 どちらを...
-
「私なぞ」と「私など」のどち...
-
~するわ?~するは?
-
「両方とも」と「両方ともに」...
-
「に対して」「にとって」の使い方
-
「少なくとも」と「少なくても...
-
先ほど、お電話をいただきまし...
-
「~たるや」の文末表現について ...
-
「生きとし生けるもの」という...
-
「てにをは」の「て」ってなん...
-
「失礼をば!」という言い方
-
“先に行ってて”“先に行って ”...
-
A社を訪問は正しい。A社に訪...
-
「もしかして/すると/したら...
-
○○するも・・の「も」の使い方
-
「元気でくらす」と「元気にく...
-
文章中の「し」と「して」の違い
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
「こんばんは」「こんばんわ」...
-
気になってしょうがない話し言葉
-
「無し」 「なし」 どちらを...
-
「○○は違えど」は正しい日本語...
-
「~たるや」の文末表現について ...
-
~するわ?~するは?
-
「私なぞ」と「私など」のどち...
-
「両方とも」と「両方ともに」...
-
「少なくとも」と「少なくても...
-
「てにをは」の「て」ってなん...
-
助詞の話8「モ」の特殊用法──夜...
-
○○するも・・の「も」の使い方
-
A社を訪問は正しい。A社に訪...
-
「ためだけに」と「だけのために」
-
「同じくらい」と「同じぐらい...
-
「の」の品詞は何ですか?
-
「こんにちは」「こんばんは」...
-
「〜がありますか?」と「〜は...
-
「失礼をば!」という言い方
-
「生きとし生けるもの」という...
おすすめ情報