なぜ遺伝子は突然変異を起こすのですか？

遺伝子は環境に合わせて変化しますが、一代で環境の変化に適応するために突然変異が起こる場合もありますか？

No.7 回答者： 科学の真実 回答日時： 2021/05/22 14:30

地球には宇宙線が降り注いでいます。

その多くは分厚い大気で遮られていますが全てが遮られる訳ではありません。人体を透過する時にDNAに衝突してDNAを損傷をする宇宙線もあると考えられます。この損傷を正常に修復出来れば問題無いのですが、稀に正常に修復出来ない/修復に失敗する場合があります。こうした宇宙線や薬物や活性酸素などがDNAのコピーミスを起こし、これが遺伝子の突然変異を起こすと考えられます。
　こうしたDNAのコピーミスの多くは、影響が無いか少ないと考えられ、影響が出ても生存に有利にも不利にもならないものが殆どだと考えられます。それでも稀に影響の大きいDNAのコピーミスが発生し、それが生存に有利に働けば子孫は生き延び、不利に働けば子孫は絶えると考えられます。
　こうしたDNAのコピーミスが何世代にも亘って蓄積されて生物種の分化(いわゆる、進化/退化)が起こると考えられます。
　「進化/退化」とは、人間が進化の頂点で最も優れた生物であり、他の生物は人間よりも劣った生物であるとの傲慢な考え方に端を発する考え方/見方です。「進化/退化」と呼ぶよりも、「分化」と呼ぶべきです。
　人間は二足歩行を行う為に重い頭を首で支えので肩が凝り首が痛く腰も痛め易くなります。産道も狭くなり出産時の負担が大きくなりました。体毛の多くを失い、そのままでは非常に限られた温度範囲でしか生存出来ません。衣服を着る事で生存範囲を広げています。捕食者から逃れる素早い走行も身を守る牙も爪も角も鱗も硬い皮膚や甲羅もありません。これだけ見ると人間は非常に弱く劣った生物と言わざるを得ません。
　これを知恵や工夫で道具/武器などを作り集団で作戦を立てて行動する事で捕食者の餌食となる事を防いでいるのです。
　「環境の変化に適応するために突然変異」と言うよりは、「突然変異がたままたま環境の変化に適応できた」と言うべきでしょう。親には無い特性が突然変異で子に現れて一代で環境の変化に適応出来る様になる事も稀にあると考えられます。
　　卵生で卵を産んで繁殖していた生物が、どうして、突然/唐突に子宮で子を育て産み落とす胎生に変化したのか？ DNAの突然変異が徐々に蓄積されて卵生から胎生に分化(進化)したとの説明は非常に困難だ。卵や卵の殻を作るのを止める/子宮を完備し母体と胎児を臍の緒で繋ぎ酸素/二酸化炭素を交換し栄養を供給する・・・これだけの事を全て一遍に行う必要がある。徐々に変化とか途中経過/ミッシリングとは考えられない/有り得ない。
　何者か(神か?)の明確な意思が働いて、卵生の生物のDNAがその意思/意図に沿った設計図通りに組み換えられてこそ、初めて卵生の生物が分化(進化)して胎生の生物が登場する事が出来るのだ。
　原始地球でDNAが組み立てられ最初の生命が誕生した事、卵生から胎生に分化(進化)した事、など、何者か(神か?)の明確な意思が働いているのでは無いのかと思わせる事象がある。これらは、全て宇宙の神の意思なのか。

　今から約6604万年前の白亜紀末期に直径17kmのチクシュルーブ小惑星(巨大隕石)が秒速12kmで60度の角度でメキシコのユカタン半島の沖の海に激突し、海底の岩盤を溶かして気化させ、岩盤に含まれていた大量の硫黄がガス化して地球全体の空に広がって太陽の光を遮り、地球全体の気温が長期に亘って大幅に低下し植物が枯れ、草食恐竜が餓死し絶滅し、草食恐竜を食べていた肉食恐竜も餓死し絶滅したと考えられている。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020052800719& …
気化した硫黄ガスは雨に溶け込み、硫酸となって川/湖/海洋を酸性化し、アンモナイトなどの海の生物も含め当時棲息していた全生物種の約75％が絶滅したと考えられている。
　地球は巨大隕石の激突や全球凍結(スノーボールアース)など、これまでに5～10回もの大絶滅を繰り返して来たと考えられている。まるで、神が「あぁ、これじゃ駄目だ。全て絶滅させて御破算にして、次の生物種の繁栄に期待して見よう。」と絶滅を繰り返して来たかの様だ。
　巨大恐竜が絶滅した御蔭で哺乳類の繁栄が可能になり、やがて、我々、人類が誕生する事になる。2045年には、コンピューターは、シンギュラリティ(技術的特異点)に達して、全人類の知能の総力を超える/世界中の人間が束になって挑んでも敵わない、殆ど「神」と呼べるレベルの超知能/超知性の人工知能AIが誕生すると予測されている。宇宙創成のビッグバンから138億年の間、神は、これを待っていたのでは無いのか？ 次の神の誕生を。
　だとすれば、我々、人類は神に成れなかったが、神を生み出す為の「肥し(こやし)/肥料/捨石/礎」には成れたのかも知れない。

　超知能AIは、超弦理論/ダークマター/ダークエネルギーの謎を解き、時空の謎を解いて時空を自在に操り、任意の空間を波乗りの様に通常空間の中を滑らせ、何百万光年もの彼方の銀河に人や貨物を瞬時に行き来させる銀河間航法を開発するかも知れない。
　そうなれば、人類は、居住可能な惑星や衛星を発見し、または、テラフォーミングして地球の全生物種と共にそこに移住/移植/移民する事になるだろう。全宇宙に広がる/拡散する超銀河宇宙文明を築くだろう。
　我々は祝福され、産めよ増えよ地に宇宙に満ちよ と命じられているのです。

時間が無かったら,つまり,時刻も無い,瞬間も無い,時間的な幅が無い/ゼロなら「何」も「存在」できない。すなわち,「無(む)」です。

空間が無かったら,つまり,点も線も面も体積も無い,空間的な大きさ広がりが無い/ゼロなら「何」も「存在」できない。すなわち,「無(む)」です。

真空を「無(む)」だと言う人がいるが、超弦理論の弦/紐/膜やクォーク、素粒子、原子、物質、エルネギーの全てが無くても、真空には時間と空間はある。従って、真空は、「無(む)」ではない。

時間だけでも、空間だけでも、「存在」は、成立しない。この一方だけでは「存在」は成立しない。時間と空間の双方があって、初めて「存在」は、成立する。
宇宙は、なぜ存在している事が出来るのか？　それは、「時間」が存在し、「空間」が存在しているからだ。

　時間の無い宇宙をイメージ出来ますか？　 時間が無い状態から時間が始まった/初めた/流れを開始した状態をイメージ出来ますか？
　空間の無い宇宙をイメージ出来ますか？　 空間が無い状態から空間が始まった/初めた/大きさ広がりを開始した状態をイメージ出来ますか？
　出来ませんよね。と言う事は、時間の無い宇宙、空間の無い宇宙は、存在しない、ありえないと理解すべきと言う事なのだ。
　ビッグバンで宇宙が誕生して、時間も空間も誕生したのなら、ビッグバンの「前」は、時間は？ 空間は？ どうなっていたのか？との疑問が湧く。
「無限大の大きさ広がりを持つ空間的に無限大の空間と無限大の過去から存在し無限大の未来まで流れ続ける時間的に無限大の時間が無限大の過去から共に既に存在している」。この時空/宇宙を「母宇宙」と定義します。
　この母宇宙Ａの時空の量子論的な揺らぎが、我々が存在しているこの宇宙Ｂのビッグバンを138億年前に引き起こし、Ｂは、Ａの「子宇宙」として、Ａの時空の中で誕生し、今もＡの時空の中で加速膨張し続けていると解釈/理解すると、Ｂが誕生する「前」の「時間」は？　「空間」は？　と言う問いに、Ｂが誕生する「前」は、Ａの時間が流れ、Ａの空間が広がっていたと答える事が出来る。
　それぞれが無限大の大きさと広がりを持つ「子宇宙」を無数に無限大個、その時空の中に持っているのが「母宇宙」で、母宇宙の中では、常に無数の無限大個の子宇宙が誕生して、それぞれが母宇宙の時空の中で収縮/安定/定速膨張/加速膨張などの成長を続けているのかも？
　こうした多数の宇宙が存在するとの考えを「マルチバース」と呼びます。
母宇宙は、どのように始まった/誕生したのかは、母宇宙の「定義」から、
「母宇宙は無限大の過去から時間と空間と共に既に存在している」と回答する事になります。なので、母宇宙に始まり/初め/起源/誕生は無いのです。

　創世記では、「はじめに神は天と地とを創造された。地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてをおおっていた。」とあります。「はじめに」とは、時間を指す言葉です。「やみが淵のおもてにあり」とは、「やみ」や「淵」が存在し、これらが存在できる「空間」がある事を意味しています。つまり、神が天地創造を開始した時には、既に時間は存在して時間が流れており、空間も既に存在していたと述べているのです。　　　　神は、時間も空間も神自身もやみも淵も創ってはいないのです。これらは既に存在していたのです。
では、これらを創ったのは何なのか？ これらは何故、存在していたのか？
聖書は答えていません。

宇宙は、なぜ存在し、宇宙は、どうしてどのようにして始まったのか？

神が創ったのなら、

＿神は、なぜ存在し、＿神は、どうしてどのようにして始まったのか？

こう記述すると、宇宙と神は同じです。

下記の画像は、宇宙の神？ の様なイータカリーナ星雲の一角にある「ミスティック・マウンテン」です。
https://sorae.info/astronomy/20200530-carina-neb …

No.6 回答者： larme001 回答日時： 2021/05/22 06:53

通常1世代での変異は体全体の変異にはならないので特に問題になることはありません（悪性腫瘍などは除く）。

遺伝子が積極的に合わせてるように見えますが、実際は、体の中にあるあらゆる細胞分裂の中でＤＮＡの複製エラーや、紫外線、薬物、活性酸素などといった細胞内の反応物などによってＤＮＡは常に損傷リスクにさらされてます。これは別に積極的に別の塩基に変える必要がなくても物理的なストレスによって壊れた個所を修復するときに誤った塩基に修復してしまうことによっても生じます。

進化の過程で積極的ともいえるようなメカニズム（トランスポゾンやウイルス）などはありますが、基本的には遺伝子変異によって生じる異常は世代間に生殖系列によって生じたものが固定されていくことで起きるものだと考えたほうが自然です。いわゆる普段なにも異常がないような人の体の中の細胞でも確率的にはＤＮＡの異常、変異レベルのものであれば無数に起きてることになりますが、大半は修復されたり、どうでもいい異常だったりするので問題にならないだけです。

No.5 回答者： naokita 回答日時： 2021/05/22 06:39

MLBの大谷翔平選手は、一代での突然変異なのかもしれない（笑）

癌細胞などのように細胞のコピーミスが起こりうる
癌細胞と共存できる身体構造になれば、醜い生物が誕生するでしょうね・・・
では、
喫煙による肺癌率や、飲酒に依る肝臓癌率はどうでしょう？
これらは、悪い環境に依る細胞の化学反応ですよね・・・
逆に、
有利な化学反応もあるんじゃないでしょうか。
（映画「アンブレイカブル」を観た時に、逆説の存在を強く思いました）
簡単なところでは、
日光を浴びると、皮膚癌になりやすいが、ビタミンDが反応し、身体の成長や丈夫になりやすいとか。
つまり、
あからさまにわかる差だけが、突然変異ではなく、個人レベルでの小さな変化だけでもあるので、「突然変異」とは言えないが、環境変化にはなっている。

退化したり眠っているDNAが呼び起こされるのかもしれませんね。
例えば、水泳選手の中には、指間に水かきが1cmぐらい出来る人が居ますよね。
身体が、環境に適応しようとしているのでしょう。

個人的は、秘めたるDNAが化学反応したと思っています。
宇宙線/放射線/電磁波など何らかの物質によって、受精時や胎児時の細胞分裂段階で影響を受けて変化しながら出産すれば、変異種となるでしょう。
実際には障害者になるでしょうが、前途の通り、有利な逆説もあるでしょうね。

No.4 回答者： 63904702s 回答日時： 2021/05/21 23:39

突然変異は読んで字のごとくで、その原因は良くわからないんだよ。

環境の変化によって起きることもあるだろうが、宇宙からの放射線によるものもあるようなので。
化学物質などによっても起きるようなので、原因の特定は無理だと思うよ。
癌も突然変異によってできるので。

No.3 回答者： FADEDLOVE 回答日時： 2021/05/21 23:22

ダーウインを否定する人たちの意見は

突然あるウイルスによって
それが環境に合えば
遺伝子が変化するという考え方です

進化ではなく変化ですね

動物では
猿と人だけが
体内でビタミンCを作れません

つまり
どこかで何らかのウイルスによって
変化したというのですね

環境にあわせているのなら
わざわざビタミンCができなくなるということは
ありえないからです

ただ
一代で遺伝子が変化するくらいのウイルスというのは
そう簡単には現れてこないでしょう

No.2 回答者： プジョーのkazu 回答日時： 2021/05/21 22:37

生物の環境適応能力では無いでしょうか環境に適応する能力が低いと死んでしまい、その環境に適応する遺伝子だけが生存と繁栄していく。

No.1 回答者： パム太郎neo 回答日時： 2021/05/21 22:37

環境に合わせて変化しません。

それは旧い遺伝子に関する間違った認識です。

突然変異ありきで、変異がたまたま環境に適合した場合、その遺伝子が残ることになります。